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第14話 豹変① **
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電車が目的地に着いたので、智也は降車する。
「今日は、弁当でいいか……」
自分は昼間、しらす丼を食べてたというのに、純には出来合いの弁当。
以前ならば、多少は申し訳なく思うかもしれない。だが、今の智也にはそういった感情が湧いてこなかった。
弁当屋に寄り、適当に弁当を見繕うと、そのまま帰宅する。
家に到着。何も言わずに玄関を開ける。中に入り、リビングへ。純はやはり、ソファの上にいた。
「今日の夕飯は弁当だ。今から温めるから待ってろ」
智也がこう言うと、純は「わかった」と返した。
キッチンに向かい弁当を温める。温めている間、スマホをいじって時間を過ごす。
レンジで温め終了の音が鳴る。蓋を開け、中から弁当を取り出す。それをリビングに持っていった。
智也はそれぞれに並べ終えると、ソファからクッションを取る。それを純と向かいの席に引いた。
弁当の蓋を開ける。次に「いただきます」と言いながら割り箸を割る。
今日はとにかく洗うのが面倒になったので、割り箸を使うことにしたのだ。純もそれに倣って箸を割る。
智也は弁当の中身を食べていく。純もそれに倣う。
今食べているの弁当だって悪くはない。けれども、昼間のしらす丼と比べたら、どうしても見劣りしてしまう。
そうは言っても「三食美食」とはいかない。それは単に金銭的な理由である。
そんなことを考えながら、智也は黙々と弁当を食べる。純も大人しく食べる。
智也はふと、純の方に目をやる。今朝までは恐ろしくて仕方がなかった。筈だった。今この瞬間は、何故か恐怖心が薄まっていた。
恐怖心が無くなったわけではない。今でも得体の知れない存在であることに変わりはないからだ。
それが薄まったのは、美咲と二人きり、半日過ごしたからか――。
智也は純を見ていた。純は黙々と弁当を食べている。それにしても、純は美人だ。弁当屋の弁当を食べていても、それが様になる。
彼は自分の弁当に目をやる。中身はまだ残っている。すかさず、残ったものを平らげた。
純も後に続いて完食する。
その後、純は空になった弁当箱と箸を持って立ち上がる。
智也は弁当箱を持っている手を掴んだ。
「何をするんだ。言われた通り、流しに持っていくところなん」
純の話を、智也が遮る。唇で口を塞いだのだ。立ち上がり、顔を純に寄せている。
唇の感触を堪能するように、智也は口付けを続ける。直前に弁当を食べていたからか、口移しで食べさせられている感覚になる。もう十分堪能したのか。唇を離し、こうささやいた。
「後で俺がやっとくから。そんなことより、今から俺の寝室に行くんだ」
純の手を引いて、智也は寝室へと向かう。純は「わかった」と言いながら、手を引っ張られていた。
***
智也は寝室の戸を開ける。中に入ると、純を投げるように、ベッドに座らせる。
「脱げよ」
ベッドに座っている純に、智也が命令を下す。身にまとっているものは、黒のパーカーにジーンズだ。智也と動物園に行った時の格好のままである。
「以前にも説明したが、これは体の一部だ。着脱はできない」
純は真っ直ぐな目で答えた。
「……言い方を変えよう。裸になれ」
「わかった」
パーカーとジーンズから黒いコウモリが出てきた。コウモリは純の体に吸い寄せられる。それと同時に、純は一糸まとわぬ姿となった。
純は細身ではあるが、筋肉がついているので貧相には見えない。むしろ、ガタイがいいと言ってもよいだろう。
智也の目は腹筋に行く。見事に六つに割れている。
智也はいわゆるシックスパックに憧れて、腹筋を鍛えようとした。だが、智也はどちらかと言えばインドア派だ。運動はそれ程好きでは無い。当然ながら、三日坊主である。
顔だけではなく、体も完璧か。智也は羨望と嫉妬がないまぜになる。
視点は更に下に移動する。その先にあったのは、陰茎である。純は手を後ろについていたので、全体像が顕になる。
顔は綺麗目で、女性的な雰囲気もある。いわば男くさい顔ではなかったが、陰茎の方はというと、それなりに存在感があった。
智也は純の体を凝視していた。純は以前「私は男ではない」と言っていたことを思い出す。だが、その体は智也と同じ、男の体であった。純ほどガタイはよくないが。
性的志向は女性だ。なので、そこまで男の体に関心はない。そんな智也だったが、顔と同様に均整の取れた体から目が離せなくなっていた。
「なんで勃起している」
純は智也の股間の状態を指摘した。ボトムスがテントを張っている。何度も言うが、智也の性的志向は女性だ。男の裸を見ても興奮することはない。
「そ、それは……」
智也は困惑していた。純を裸にさせたのは自分であるにも関わらず。そんなことをしたのだって、純を辱めるためだというのに。
改めて自らの興奮の兆しを目の当たりにすると、ただ戸惑うしかなかった。
「お前のせいだよ」
己の困惑を誤魔化すように、純をベッドに押し倒した。
再度、純の唇を奪う。今度は、舌を入れた。純は抵抗することなく、舌を受け入れる。
歯茎の裏から、上顎、そして舌。智也は舌で口内を蹂躙していった。
唇を離すと、今度は右乳首に吸い付いた。
「乳首に吸い付いてどうするんだ」
今の純は犯されている状況だ。なのに、物言いは妙に冷静である。
まだ余裕があるのか。それとも……。智也は考えることを止める。
右手で左乳首をつまむ。乳首は勃っていたが、純の反応は鈍かった。
「ここを触って欲しいんだよな」
左乳首への愛撫を止めると、右手を下の方に滑らした。右手から、肌の弾力を感じる。
純の体は、脂肪が最低限しかない。ゆえに、手に伝わるのは、筋肉と骨の感触だ。美咲とは違い、ゴツゴツ感が否めない。だが、智也はこの感触を悪いと思わなかった。
智也の手は、陰茎に到達した。掴むと、そのまま扱きあげる。
「うっ」
純は小さく呻いた。さして表情は変わらないが、息が荒くなっている。
「やっぱりお前は男だな。すっかり勃ってやがる」
智也の手の中で、純の陰茎が屹立していた。純に向かって下卑た笑みを浮かべながら、手を動かし続ける。
「男じゃ、ない」
純は息も絶え絶えに、抗議する。
「ちんここんなになってるのに『男じゃない』って言われても説得力がねぇんだよ。それとも、あれか」
智也は肛門に指を入れた。
「なんで肛門に指を入れるんだ」
純は抗議するように、智也に向かって言う。
「なんでって。ここにしか入れるところないだろ」
智也は肛門に入れた指を更に深く入れた。そして、中で動かす。
「うっ」
純は苦しそうに声を出す。だが、陰茎の勃起が収まることはない。それどころか、より硬くなったような気さえする。
「『入れる』って、何を……」
肛門からの刺激に、純の体が反応する。まともな受け答えができなくなってきたが、どうにかして言葉を紡ぎ出した。
「いちいち言われないとわかんねぇんだな」
智也はやれやれといった口調になる。引き続き、肛門を指で愛撫する。それに合わせるように、純が呻く。
「もういいかな」
これで準備は出来ただろう。そう判断した智也は、肛門から指を抜いた。
次に、ボトムスに手をかけ、下着ごと下ろす。
「これを入れるんだよ」
純の目は智也の股座に釘付けになる。そこには、陰茎がそそり立っていた。
「肛門は陰茎を挿入するところではない」
「しょうがねぇだろ。お前の穴はそこしかないんだから」
純の訴えを無視し、智也は陰茎を純の肛門に挿入した。
「うぅっ」
奥に進む度、純の呻き声は大きくなる。顔には苦悶が浮かんできた。
「なんだよお前。仏頂面してたのに」
純は何があっても無表情だ。馬乗りされ、殴打された時でさえ。
智也に犯されてる今この時、純は初めて感情を顕にしたのだ。
無表情という名の仮面を剥がしたこと、それが智也をよりいっそう興奮させた。
「突っ込まれて気持ちよくなってんのか。だから『男じゃない』って言ってたんだな」
智也は陰茎を根元まで入れた。そして、そのまま腰を振り始める。
「うっ、うぁっ」
純は苦痛の声を上げる。同時に、目を瞑り、顔を背ける。まるで自分の痴態に目を逸らすように。
それを見た智也は、腰を振る速度を上げた。体を叩きつける音が部屋に鳴り渡る。それに伴い、純の呻きも大きくなった。
「あぁ」
智也も声を上げる。純の腸内に、精液を放出したのだ。陰茎を引き抜くと、純から離れた。
「今日は、弁当でいいか……」
自分は昼間、しらす丼を食べてたというのに、純には出来合いの弁当。
以前ならば、多少は申し訳なく思うかもしれない。だが、今の智也にはそういった感情が湧いてこなかった。
弁当屋に寄り、適当に弁当を見繕うと、そのまま帰宅する。
家に到着。何も言わずに玄関を開ける。中に入り、リビングへ。純はやはり、ソファの上にいた。
「今日の夕飯は弁当だ。今から温めるから待ってろ」
智也がこう言うと、純は「わかった」と返した。
キッチンに向かい弁当を温める。温めている間、スマホをいじって時間を過ごす。
レンジで温め終了の音が鳴る。蓋を開け、中から弁当を取り出す。それをリビングに持っていった。
智也はそれぞれに並べ終えると、ソファからクッションを取る。それを純と向かいの席に引いた。
弁当の蓋を開ける。次に「いただきます」と言いながら割り箸を割る。
今日はとにかく洗うのが面倒になったので、割り箸を使うことにしたのだ。純もそれに倣って箸を割る。
智也は弁当の中身を食べていく。純もそれに倣う。
今食べているの弁当だって悪くはない。けれども、昼間のしらす丼と比べたら、どうしても見劣りしてしまう。
そうは言っても「三食美食」とはいかない。それは単に金銭的な理由である。
そんなことを考えながら、智也は黙々と弁当を食べる。純も大人しく食べる。
智也はふと、純の方に目をやる。今朝までは恐ろしくて仕方がなかった。筈だった。今この瞬間は、何故か恐怖心が薄まっていた。
恐怖心が無くなったわけではない。今でも得体の知れない存在であることに変わりはないからだ。
それが薄まったのは、美咲と二人きり、半日過ごしたからか――。
智也は純を見ていた。純は黙々と弁当を食べている。それにしても、純は美人だ。弁当屋の弁当を食べていても、それが様になる。
彼は自分の弁当に目をやる。中身はまだ残っている。すかさず、残ったものを平らげた。
純も後に続いて完食する。
その後、純は空になった弁当箱と箸を持って立ち上がる。
智也は弁当箱を持っている手を掴んだ。
「何をするんだ。言われた通り、流しに持っていくところなん」
純の話を、智也が遮る。唇で口を塞いだのだ。立ち上がり、顔を純に寄せている。
唇の感触を堪能するように、智也は口付けを続ける。直前に弁当を食べていたからか、口移しで食べさせられている感覚になる。もう十分堪能したのか。唇を離し、こうささやいた。
「後で俺がやっとくから。そんなことより、今から俺の寝室に行くんだ」
純の手を引いて、智也は寝室へと向かう。純は「わかった」と言いながら、手を引っ張られていた。
***
智也は寝室の戸を開ける。中に入ると、純を投げるように、ベッドに座らせる。
「脱げよ」
ベッドに座っている純に、智也が命令を下す。身にまとっているものは、黒のパーカーにジーンズだ。智也と動物園に行った時の格好のままである。
「以前にも説明したが、これは体の一部だ。着脱はできない」
純は真っ直ぐな目で答えた。
「……言い方を変えよう。裸になれ」
「わかった」
パーカーとジーンズから黒いコウモリが出てきた。コウモリは純の体に吸い寄せられる。それと同時に、純は一糸まとわぬ姿となった。
純は細身ではあるが、筋肉がついているので貧相には見えない。むしろ、ガタイがいいと言ってもよいだろう。
智也の目は腹筋に行く。見事に六つに割れている。
智也はいわゆるシックスパックに憧れて、腹筋を鍛えようとした。だが、智也はどちらかと言えばインドア派だ。運動はそれ程好きでは無い。当然ながら、三日坊主である。
顔だけではなく、体も完璧か。智也は羨望と嫉妬がないまぜになる。
視点は更に下に移動する。その先にあったのは、陰茎である。純は手を後ろについていたので、全体像が顕になる。
顔は綺麗目で、女性的な雰囲気もある。いわば男くさい顔ではなかったが、陰茎の方はというと、それなりに存在感があった。
智也は純の体を凝視していた。純は以前「私は男ではない」と言っていたことを思い出す。だが、その体は智也と同じ、男の体であった。純ほどガタイはよくないが。
性的志向は女性だ。なので、そこまで男の体に関心はない。そんな智也だったが、顔と同様に均整の取れた体から目が離せなくなっていた。
「なんで勃起している」
純は智也の股間の状態を指摘した。ボトムスがテントを張っている。何度も言うが、智也の性的志向は女性だ。男の裸を見ても興奮することはない。
「そ、それは……」
智也は困惑していた。純を裸にさせたのは自分であるにも関わらず。そんなことをしたのだって、純を辱めるためだというのに。
改めて自らの興奮の兆しを目の当たりにすると、ただ戸惑うしかなかった。
「お前のせいだよ」
己の困惑を誤魔化すように、純をベッドに押し倒した。
再度、純の唇を奪う。今度は、舌を入れた。純は抵抗することなく、舌を受け入れる。
歯茎の裏から、上顎、そして舌。智也は舌で口内を蹂躙していった。
唇を離すと、今度は右乳首に吸い付いた。
「乳首に吸い付いてどうするんだ」
今の純は犯されている状況だ。なのに、物言いは妙に冷静である。
まだ余裕があるのか。それとも……。智也は考えることを止める。
右手で左乳首をつまむ。乳首は勃っていたが、純の反応は鈍かった。
「ここを触って欲しいんだよな」
左乳首への愛撫を止めると、右手を下の方に滑らした。右手から、肌の弾力を感じる。
純の体は、脂肪が最低限しかない。ゆえに、手に伝わるのは、筋肉と骨の感触だ。美咲とは違い、ゴツゴツ感が否めない。だが、智也はこの感触を悪いと思わなかった。
智也の手は、陰茎に到達した。掴むと、そのまま扱きあげる。
「うっ」
純は小さく呻いた。さして表情は変わらないが、息が荒くなっている。
「やっぱりお前は男だな。すっかり勃ってやがる」
智也の手の中で、純の陰茎が屹立していた。純に向かって下卑た笑みを浮かべながら、手を動かし続ける。
「男じゃ、ない」
純は息も絶え絶えに、抗議する。
「ちんここんなになってるのに『男じゃない』って言われても説得力がねぇんだよ。それとも、あれか」
智也は肛門に指を入れた。
「なんで肛門に指を入れるんだ」
純は抗議するように、智也に向かって言う。
「なんでって。ここにしか入れるところないだろ」
智也は肛門に入れた指を更に深く入れた。そして、中で動かす。
「うっ」
純は苦しそうに声を出す。だが、陰茎の勃起が収まることはない。それどころか、より硬くなったような気さえする。
「『入れる』って、何を……」
肛門からの刺激に、純の体が反応する。まともな受け答えができなくなってきたが、どうにかして言葉を紡ぎ出した。
「いちいち言われないとわかんねぇんだな」
智也はやれやれといった口調になる。引き続き、肛門を指で愛撫する。それに合わせるように、純が呻く。
「もういいかな」
これで準備は出来ただろう。そう判断した智也は、肛門から指を抜いた。
次に、ボトムスに手をかけ、下着ごと下ろす。
「これを入れるんだよ」
純の目は智也の股座に釘付けになる。そこには、陰茎がそそり立っていた。
「肛門は陰茎を挿入するところではない」
「しょうがねぇだろ。お前の穴はそこしかないんだから」
純の訴えを無視し、智也は陰茎を純の肛門に挿入した。
「うぅっ」
奥に進む度、純の呻き声は大きくなる。顔には苦悶が浮かんできた。
「なんだよお前。仏頂面してたのに」
純は何があっても無表情だ。馬乗りされ、殴打された時でさえ。
智也に犯されてる今この時、純は初めて感情を顕にしたのだ。
無表情という名の仮面を剥がしたこと、それが智也をよりいっそう興奮させた。
「突っ込まれて気持ちよくなってんのか。だから『男じゃない』って言ってたんだな」
智也は陰茎を根元まで入れた。そして、そのまま腰を振り始める。
「うっ、うぁっ」
純は苦痛の声を上げる。同時に、目を瞑り、顔を背ける。まるで自分の痴態に目を逸らすように。
それを見た智也は、腰を振る速度を上げた。体を叩きつける音が部屋に鳴り渡る。それに伴い、純の呻きも大きくなった。
「あぁ」
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