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13 神秘の金属ネプティウムを採掘せよ

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ギルドランクが上がるまであと二週間あるので
それまでは現在いる場所でのギルドでクエストをこなしていこう
今日は冒険者ギルドで
クエストを掲示板をみながら探していると
少し気になるクエストを発見した

『神秘の金属ネプティウムの採掘をお願いいたします』
と言うものだったので
ギルドの受付で早速内容を聞いてみることにした


聞いた内容は
神秘の金属ネプティウムとは何か
見た目は白く
そして玉鋼の様な感じであり
そしてものすごい程に軽い
更に
ミスリル鉱石よりも硬い金属だという
何故
神秘の金属という名前がつけられているかと言うと
神秘の湖
名前がネプティウムであることが所以らしい
このクエストを受けるために書類を書いて提出した
それからこの金属の採掘を依頼したのも
神秘の湖ネプティウム付近の領主様だそう
「では、クエスト受注しましたので宜しくお願いいたします」
そう言われて俺は
ギルドを後にしたちなみにオーディン様はいきつけのお店でケーキを食べている最中だったので
俺、ゴードンの二人で行動することになった
そして俺たちは魔獣に乗り込んで
神秘の湖の方面へと向かう
ちなみにこの世界の移動手段は主に3つ
1つ目は馬
2つ目は魔獣
3つ目は魔法である
ちなみに俺たちは2つ目の選択肢の魔獣に乗って移動をしている
理由としては 俺は無類の動物好きなのだ だから乗っているのだが
正直言って乗り心地はあまり良くないなぜなら
舗装された道ばかりではないからだ だがそんなことは気にしない 何故なら俺は モフリストだからだ!! と
自分に言い聞かしている


神秘の湖ネプティウムへ到着した
このまま
ネプティウム洞窟へ向かう

ネプティウム洞窟の内部へ侵入
この洞窟は現在では魔獣の棲みかになってる関係で、冒険者がたまに魔獣討伐の為にくる
今回のように
ネプティウム鉱石採取でくることが基本となっている
内部は光蘚(ヒカリゴケ)のおかげもあり
明るくて助かる

ネプティウム洞窟第一階層
しばらく歩いていると
開けた場所へと出た
そこには一際大きい魔獣がいた
鑑定眼を使ってみると
名前:キンググレイス
種族:サイクロプス
Lv :99
HP :9999/10001
MP :100/100
攻撃力:10000
防御力:7500
魔力:1500
敏捷力:2000
運:50 スキル 火属性魔法LV10 土属性魔法LV5 固有能力 金剛化
俺はすぐさまオーディン様に念話を飛ばす
するとオーディン様は俺のすぐそばに現れた
そして、俺は オーディン様に協力して貰うことにした

「オーディン様!やつに弱体化魔法を」
「よかろう!いくぞ!弱体魔法!!」
オーディン様が唱えると サイクロプスの動きが鈍くなっていく
その隙をついて俺は剣を振るい見事一撃で仕留めることに成功した
この調子でどんどん行こうと意気込んでいるとオーディン様は
少し待てと言い俺を止めた
オーディン様が指差す方向に視線を向けると
なんと!巨大な白い蛇がこちらに向かってきていた 
鑑定眼で確認してみると
名前:白龍神
種族:神
レベル:999
HP :9999/9999
MP :9999/9999
攻撃力:9999
防御力:9999
魔力:9999
敏捷力:9999
運:999 
固有能力 天候操作 魔法耐性 状態異常無効 全属性適正 物理攻撃半減 全ステータス特大上昇 俺の今のレベルでは到底勝てる相手じゃない 
どうしようかと考えているとオーディン様が
我に任せろ!といい手を前に突き出した
俺の体が淡い光に包まれた
俺の身体能力は向上し更には先ほどまで感じられなかった力が溢れてくるような感覚を覚えた
オーディン様が何かを唱え始めたすると 俺の周りに雷が纏わりついてきた
これがオーディン様の魔法なのだろうか?
オーディン様は俺にこう言ったこれで奴に勝てるかもしらんなとそしてオーディン様は俺に背中を向けた
俺に乗れと言っているようだ俺がオーディン様の背に乗るとオーディン様は空高く舞い上がった
上空からだとよくわかるあの大蛇はとても大きく見える
オーディン様は俺をあそこまで連れて行ってくれと言ったので俺は指示に従いそこへと降り立った
そこはちょうど大蛇の真上だった
オーディン様は剣を取り出し呪文を唱えた
オーディン様の持つ剣は光輝き出した
これはまさしく聖剣エクスカリバー
オーディン様は大蛇めがけて急降下していった
オーディン様の必殺剣フォートナイトセイバー!!
大蛇は真っ二つになり地面に落下した 
俺はそれを確認してすぐにその場を離れた 
地上に降り立ちオーディン様にお礼を言うとオーディン様はこのくらい容易いことじゃと笑顔を浮かべながら言っていた 
それから俺たちはネプティウム洞窟の探索を続けた

ネプティウム洞窟第二階層
空洞が一直線に続き進んでいく

奥へと進むと扉を見つけた
ゴードンが
「この扉、鍵穴も取っ手もないぞ?」
という
「どういうケースで開くんだろう?」
辺りを見渡すと二つの台座を見つけた
そして石板もあったのでオーディン様に読んで貰った
「『この二つの台座に宝玉を設置せよ』」
と読んでくれた
先ほどの戦いで『赤の宝玉』と『緑の宝玉』を手にしていたので
それを台座に設置した

扉が音を立て開いた
そのまま奥へと進む

第二階層の奥地まできた
この階層のボスらしきやつが現れた

名前 :サイクロプスキング
種族:サイクロプス
Lv :99
HP :9999/10001
MP :100/100
攻撃力:10000
防御力:7500
魔力:1500
敏捷力:2000
運:50 スキル 火属性魔法LV10 土属性魔法LV5 固有能力 金剛化
俺はオーディン様に頼んで弱体化魔法をかけて貰い
サイクロプスキングに攻撃を仕掛ける俺の剣は見事に命中する
しかしサイクロプスキングは微動だにしなかったそれどころか反撃してきたなんとか回避することができた
オーディン様が言うには
あれは『金剛化』という能力らしい
攻撃と防御を大幅に上昇させる代わりに 移動速度が極端に下がるそうだ
つまり、移動速度低下と攻撃と防御大幅アップを天秤にかけた能力ということか そんなことを考えているうちに
今度はサイクロプスキングの攻撃が来た
「っく!?重い、、、うわ!?」
体制を崩した俺に追い討ちをかけるように
サイクロプスキングは拳を振り下ろしてきた間一髪で避けたが、地面は大きく凹んでいた
その威力を見て俺はゾッとしたあんなのくらったら死ぬぞ
そう思った俺は次の一撃で決めると決めてオーディン様に協力を仰ぐ
「ならば最高の強化魔法プリズムを使うとしよう」
オーディン様がそういうと俺の体は光に包まれた
そして、俺はサイクロプスキングに向かって駆け出すサイクロプスキングが俺の接近に反応して振り向きざまに殴りかかってくる
だが俺はサイクロプスキングの攻撃を軽々とかわしすれ違い際に剣で切りつけた
なんと、いままで切りつけても傷付かなかったのに切り傷がついた
強化魔法プリズムの効果なのか?
俺は続けて連撃で攻める 
そして遂にサイクロプスキングを倒すことに成功した 
倒した瞬間にサイクロプスキングの身体が発光し始めた 
俺が警戒していると光が収まりそこには 
巨大な金色の龍の子供らしきものがいた
鑑定眼を使ってみると 
名前:金龍神の子供
種族:龍神
レベル:999
HP :9999/9999
MP :9999/9999
攻撃力:9999
防御力:9999
魔力:9999
敏捷力:9999
運:999 固有能力 天候操作 魔法耐性状態異常無効 全属性適正 物理攻撃半減 全ステータス特大上昇 
俺が鑑定眼を見ているとオーディン様は 
これは恐らく神龍の子供じゃろう 
と教えてくれた 
そして、この子を俺にこれを託すと言ってくれた 
俺はその言葉を信じて受けとることにした
俺は早速
金龍神の子供に名前をつけることにした

「お前の名前はそうだな、、『フューリー』なんてどうだ?」
すると
フューリーと名付けた金龍神の子供は
「きゅ!きゅ!きゅうい!!」
と、喜んだ
「うむ。気に入ったようじゃな
これから宜しく頼むぞフューリー」
オーディン様にきゅい!と答えた
「よろしくな!フューリー」
きゅきゅい!と俺にも答えた
「任せろと言っておるようじゃのぅ」
頼もしい仲間がまたできた
そして、第二階層をクリアした

第三階層へと続く階段を下りた


下りた先で
腹ごしらえをするために
魔力コンロを出し料理を行うことにした
ゴードンは
「今回はどんな料理を振る舞ってくれるんだ?」
「野菜多めのポトフを作る予定だよ」
「ポトフじゃと我が最初に加入したときに振る舞ってくれたあれだな」
そうそう
「あれかぁあれは暖まるし旨い出来上がりが待ち遠しいぜ」
「きゅい?」
あ、そうか
「フューリーは初だったな待ってろよ」
きゅい!と声を出す
手際よく具材を切り
鍋へと投入
魔力コンロ点火
具材がくつくつと煮える
そのタイミングで前のレシピで作っておいた
旨味コンソメを投入する
いい匂いが出てきた
これには
フューリーも目をきらきらさせている
「きゅいー!」
野菜多めのポトフが完成した
「完成だ!ようしみんな食べるぞ」
食事開始
「今回は旨味が強く出ているようじゃの」
「やはりオーディン様は理解がはやい
実はですね今回は
前に旨味コンソメというものを作っておいたんですよ
それを今回のポトフに使いました」
「なんと!じゃから旨味が濃厚じゃったのか」
「なるほど!旨味があるとは思ったがそんな手の込んだことまでしてたとはまったくユウキお前はたいしたやつだよ!」
「きゅ!きゅ!きゅきゅーい!」
「美味しい!っていってるんだよなきっと」
「きゅい!」
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