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3 神様の神殿でイタズラなギャグとツッコミが痛いですが反省してません( ・`д・´)

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それから2時間ほど歩いた頃、突然目の前に大きな扉が現れた。
「これは一体なんだろう?」
「分かりません 私にも見当がつきません」
「まぁ 開けてみれば分かるんじゃないのか」
ゴードンはそう言うと躊躇なく扉を開けた。
するとそこには広間があり 奥の方にある玉座に誰かが腰掛けていた。
「ほう 客人とは珍しいのう しかも人間と獣人とは」
「あなたは誰ですか?」
「わしの名はオーディン 神である」
「はっ?」
「だから神だと言っておるだろ」
「あの~ 冗談ですか? 神様にしては随分と若いような気がするんですけど」
「本当だぞ! 失礼な奴め! これでも1000年以上生きておるわい」
「えぇ!?本当に神様なんですか?」
「だからそう言っておろうが!」
「すみませんでした! まさか本物の神様だとは思わなかったもので」
「ふむ 分かってくれればそれでよい」
「ちなみに 年齢はいくつくらいなのでしょうか?」
「もう忘れたわい! 数え切れないほどの時を生きてきたからのう」
「そうですか では寿命はどの位あるのでしょう?」
「そりゃもちろん無限に決まっておるではないか!」
「え?ということは不老不死ということでしょうか?」
「まぁそういうことになるな」
「な・なんてことだ!俺は死ぬことができると思っていたのに」
「ん? お前さんもしかして死にたいのか?」
「はい できれば」
「なぜだ 理由を聞かせてくれないかのぅ」
「実はですね 私は小さい頃から身体が悪くてずっと病院暮らしだったんですよ だけど最近になって余命宣告を受けてしまって 医者からはあと1年しか生きることができないと言われたのです」
「なるほど つまり自分が死んでからの世界が心配だというわけじゃな」
「その通りです」
「だがな たとえどんな状況にあっても諦めなければ必ず道は開かれるものなのだよ」
「おいおいそんな話いつした!?お前は
冒険者だろうが!!」
「はい 確かに冒険者は夢を追う職業です」
「だったら 夢を諦めたらダメじゃないか!」
「・・・」
「分かったか このバカ者が! まだ若いんだから もっと人生を楽しめよ!」
「はい! ありがとうございます!」
「ところで 話は変わるのだが もしよかったらわしと一緒に世界を救ってはくれんか?」
「世界を救う?」
「そうだ このまま放っておいたら魔王によって滅ぼされてしまうのだ」
「わかりました 微力ながら協力させていただきます」
「ありがとう 感謝するぞ!」
「おいおいそんな安請け合いしていいのかよ」
「え?いいんだよ
もしかしたらこれはとんでもないクエストかもしれないぞ」

そして新たなお料理レシピ展開とか!?

ぬふふふのふ
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