77 / 84
第7章 聖・魔剣使い
3.決戦に向けて
しおりを挟む
みんなで寝た翌日。
「明くん!明くん!」
「んぁ?澪か、おはよう」
朝、澪の声に起こされ起き上がると。
「ふふふ、ふははは!ようやく起きたか聖魔剣使いよ!」
目覚めると馬鹿が仁王立ちしていた、これ何て言う罰ゲーム?
「澪、もしかしなくても、起こされた理由は」
「うん、リミアちゃんが話が有るって」
「いつの間にか仲良くなってるのな、まぁそれはいいとして、くだらない事で起こすなよ」
「下らなくないわよ!聞いて驚け!見て驚け!何と魔王デスからの手紙よ!」
「またかよ」
これで二度目の手紙である、別に驚きはない。
「え?また?」
前回を知らないリミアに前の手紙について教える。
「そ、そうなんだ、さすが聖魔剣使い、まさか魔王と文通するなんて……」
いや、文通はしてないよ?一方的に手紙が来るだけだから。
「さて、今度は何かな?まぁ、予想はできるけど」
「明くん、みんなで見た方がいいんじゃないかな?たぶん大事な事だし……」
「ふむ、確かに、よしクロエ!」
「直ぐに他の方々に集まってもらいます」
「ああ、昨日使った会議用のテントに集めてくれ」
「畏まりました」
クロエに準備を頼み身支度を始める。
「……ねぇ、なんで人が地面から出てきて驚かないの?」
リミアが唖然としつつ聞いてくる。
「リミア、俺達に付いてくるならこれくらいで驚いてたら、身が持たないぞ?」
「なにその非常識な世界!?」
否定は出来ない、俺も非常識な世界に馴染んでる人間だから。
会議用のテントに行くと既に皆集まっていた。
「工藤様、魔王から手紙が来たと?」
「ああ、リミアから受け取った」
「で、なんて書いてあったの?」
「それを今から読む」
封筒から手紙を出し読み上げる、まとめるとこんな感じ。
皆さんお元気ですか?そろそろ聖魔剣を受け取った頃でしょうか?僕はそろそろ自分の意識が保てなくなりつつあります、つきましてはエルフの森から北に抜けた先に、新しく魔王城を作りました、一ヶ月後にご来場いただぎますようお願い申し上げます。
「だってさ」
「エルフの森から北?」
「変ですね、そちらには海しかないはずですが……」
「そうなのか?」
「明様、こちらに地図を用意しています」
「どれどれ」
クロエが用意した地図を確認すると、確かに海が広がるばかりだった。
「どういう事だ?」
唯一知っているだろうリミアに視線が集まる。
「あ、あぅ」
こいつ普段は目立とうとするのに、いざ注目を集めるとちゃんと喋れないタイプか。
「………リミア、ゆっくりでいいから何か知っていたら教えてくれ」
「あ、えっと、なんでも新しく陸地を作ったとか……」
「おいおい、海の上に新しく陸地と魔王城を作ったのかよ」
「はい、そう聞いてます」
それを聞いて全員が溜め息を吐く。
「……念のためエルフの戦士を偵察に行かせますね?」
「ああ、頼むよリュエさん」
「……それにしても、あの子達はまた無茶を」
ん?あの子達?
「ひっとして、デスを知っているのか?」
「え?ええ、あの子に戦い方を教えたのは私ですから」
おぅ、新事実。
「エルフの師匠ってリュエさんだったのか」
「ええ、昔から彼は無茶をしました、ホントに手を焼く弟子です」
リュエさんはどこか懐かしむように呟く。
「ひとまず、この話は報告待ちだな」
「その間に何とか、聖魔剣を使えるようにならないとね?」
「まぁ、一ヶ月あるし?」
「そう言えば何で一ヶ月後なんだろ?」
ふむ、確かに鈴の言う通り何故だ?
〈マスター、下にまだ続きが有ります〉
「下?」
ナビさんに言われるまま手紙の下に目をやる、少し間が空いてそこには。
追伸
インテリアがまだ決まってなくて、直ぐに案内できません、ごめんなさい。
と、書かれていた。
「……引っ越しか!?」
思わずツッコミを入れた俺を苦笑いでみんなが見ていた。
デスからの手紙を読んでからしばらく、偵察に出ていたエルフが帰って来た。
「間違いありません、昨日まで無かった島が出来ていました」
「そうですか、ご苦労」
「はっ、失礼します」
「やっぱり新しく出来たんだな」
「ほら!だから言ったじゃん!リミア間違って無いじゃん!」
「あー、ハイハイわかったわかった」
喚くリミアを適当にあしらっていると。
「失礼します!人族の国から使者が来ています!」
伝令であろうエルフから思いがけない言葉が出た。
「人族の?」
「と、言うとガレオンとルクレアか?」
ミレナ女王の方を見るが。
「いえ、私は存じません」
「ふむ、とりあえず通してくれるか?」
「畏まりました」
リュエさんに頼んで連れてきてもらう、そして来たのが。
「邪魔するぞ」
「失礼します」
「ダイア皇帝とクリスティア法王じゃないか、国のトップがそろって、何してるんだ?」
「ああ、実はこれが届いてな」
ダイア皇帝が見せてきたのは手紙、内容はほぼ俺達の持つものと同じ。
「その手紙はルクレア法国にも、三日前に届きました」
「どうやらあちらは、最高戦力で掛かって来て貰いたいらしい」
「なら、望み通り、総力戦と行こうじゃないか」
こうして、集まった各国の戦力と勇者達の準備が始まった、そして一ヶ月後………。
「明くん!明くん!」
「んぁ?澪か、おはよう」
朝、澪の声に起こされ起き上がると。
「ふふふ、ふははは!ようやく起きたか聖魔剣使いよ!」
目覚めると馬鹿が仁王立ちしていた、これ何て言う罰ゲーム?
「澪、もしかしなくても、起こされた理由は」
「うん、リミアちゃんが話が有るって」
「いつの間にか仲良くなってるのな、まぁそれはいいとして、くだらない事で起こすなよ」
「下らなくないわよ!聞いて驚け!見て驚け!何と魔王デスからの手紙よ!」
「またかよ」
これで二度目の手紙である、別に驚きはない。
「え?また?」
前回を知らないリミアに前の手紙について教える。
「そ、そうなんだ、さすが聖魔剣使い、まさか魔王と文通するなんて……」
いや、文通はしてないよ?一方的に手紙が来るだけだから。
「さて、今度は何かな?まぁ、予想はできるけど」
「明くん、みんなで見た方がいいんじゃないかな?たぶん大事な事だし……」
「ふむ、確かに、よしクロエ!」
「直ぐに他の方々に集まってもらいます」
「ああ、昨日使った会議用のテントに集めてくれ」
「畏まりました」
クロエに準備を頼み身支度を始める。
「……ねぇ、なんで人が地面から出てきて驚かないの?」
リミアが唖然としつつ聞いてくる。
「リミア、俺達に付いてくるならこれくらいで驚いてたら、身が持たないぞ?」
「なにその非常識な世界!?」
否定は出来ない、俺も非常識な世界に馴染んでる人間だから。
会議用のテントに行くと既に皆集まっていた。
「工藤様、魔王から手紙が来たと?」
「ああ、リミアから受け取った」
「で、なんて書いてあったの?」
「それを今から読む」
封筒から手紙を出し読み上げる、まとめるとこんな感じ。
皆さんお元気ですか?そろそろ聖魔剣を受け取った頃でしょうか?僕はそろそろ自分の意識が保てなくなりつつあります、つきましてはエルフの森から北に抜けた先に、新しく魔王城を作りました、一ヶ月後にご来場いただぎますようお願い申し上げます。
「だってさ」
「エルフの森から北?」
「変ですね、そちらには海しかないはずですが……」
「そうなのか?」
「明様、こちらに地図を用意しています」
「どれどれ」
クロエが用意した地図を確認すると、確かに海が広がるばかりだった。
「どういう事だ?」
唯一知っているだろうリミアに視線が集まる。
「あ、あぅ」
こいつ普段は目立とうとするのに、いざ注目を集めるとちゃんと喋れないタイプか。
「………リミア、ゆっくりでいいから何か知っていたら教えてくれ」
「あ、えっと、なんでも新しく陸地を作ったとか……」
「おいおい、海の上に新しく陸地と魔王城を作ったのかよ」
「はい、そう聞いてます」
それを聞いて全員が溜め息を吐く。
「……念のためエルフの戦士を偵察に行かせますね?」
「ああ、頼むよリュエさん」
「……それにしても、あの子達はまた無茶を」
ん?あの子達?
「ひっとして、デスを知っているのか?」
「え?ええ、あの子に戦い方を教えたのは私ですから」
おぅ、新事実。
「エルフの師匠ってリュエさんだったのか」
「ええ、昔から彼は無茶をしました、ホントに手を焼く弟子です」
リュエさんはどこか懐かしむように呟く。
「ひとまず、この話は報告待ちだな」
「その間に何とか、聖魔剣を使えるようにならないとね?」
「まぁ、一ヶ月あるし?」
「そう言えば何で一ヶ月後なんだろ?」
ふむ、確かに鈴の言う通り何故だ?
〈マスター、下にまだ続きが有ります〉
「下?」
ナビさんに言われるまま手紙の下に目をやる、少し間が空いてそこには。
追伸
インテリアがまだ決まってなくて、直ぐに案内できません、ごめんなさい。
と、書かれていた。
「……引っ越しか!?」
思わずツッコミを入れた俺を苦笑いでみんなが見ていた。
デスからの手紙を読んでからしばらく、偵察に出ていたエルフが帰って来た。
「間違いありません、昨日まで無かった島が出来ていました」
「そうですか、ご苦労」
「はっ、失礼します」
「やっぱり新しく出来たんだな」
「ほら!だから言ったじゃん!リミア間違って無いじゃん!」
「あー、ハイハイわかったわかった」
喚くリミアを適当にあしらっていると。
「失礼します!人族の国から使者が来ています!」
伝令であろうエルフから思いがけない言葉が出た。
「人族の?」
「と、言うとガレオンとルクレアか?」
ミレナ女王の方を見るが。
「いえ、私は存じません」
「ふむ、とりあえず通してくれるか?」
「畏まりました」
リュエさんに頼んで連れてきてもらう、そして来たのが。
「邪魔するぞ」
「失礼します」
「ダイア皇帝とクリスティア法王じゃないか、国のトップがそろって、何してるんだ?」
「ああ、実はこれが届いてな」
ダイア皇帝が見せてきたのは手紙、内容はほぼ俺達の持つものと同じ。
「その手紙はルクレア法国にも、三日前に届きました」
「どうやらあちらは、最高戦力で掛かって来て貰いたいらしい」
「なら、望み通り、総力戦と行こうじゃないか」
こうして、集まった各国の戦力と勇者達の準備が始まった、そして一ヶ月後………。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる