離宮の愛人

※短編「皇帝の肉便器」の続編です。
 そちらを読んでいただいてからお読み下さい。


 ヘイリア帝国皇帝、ウェルディスが男の愛人を作った。
 それにより帝国中ざわついていたが、大きな事件により人々の関心はそちらに流れていった。

 サーシュ侯爵夫人が、ルブロスティン公爵夫人を殺害してしまったのだ。
 サーシュ侯爵令息のルベルトと、ルブロスティン公爵令息のイグナートは幼馴染みであり、同じ学院生だ。
 誰よりも仲が良かっただけに、イグナートの憎しみは激しく燃え盛った。

 そして、終身刑となった母親だけでなく、父親も姦通罪で逮捕され、平民に降格された。
 同じく平民となったルベルトは、表向きはイグナートの好意で屋敷に引き取られた。
 だがそれは好意でもなんでもなく、ルベルトを奴隷のように扱い、人間としての尊厳を奪う為だった。

 ルベルトはそんな扱いを受けるのは当然だと全てを受け入れた。……が、新しい使用人フリードが来てから状況は一変した。
 フリードはルベルトに仕事を一から教え、公爵にルベルトの扱いを見直すよう言い始めた。

 なによりもフリードは母親が起こした殺人事件の裏を知っているようで──?


※エロは少なめです
※不定期更新です
※誤字脱字は許してください。直すかどうかは分かりません。
※短編の時とは全く方向性が違います。合わないと思ったら中断してください。
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