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第170章 ブロックユニバース
絶望の海にどんどん落ちていく。
しおりを挟む「一体何なんだ! この世界は!」
私は、どんどん、どんどん
深い深い
絶望の海へと沈んでいった。
そしたら、大逆転!
海が空で
空が海になったみたいな感覚になった。
「この世界は、逆さまなんだから
ひっくり返せば良い。それだけだ。
スノードームをひっくり返すみたいにね。」
そう思った瞬間、何者かの笑い声が聞こえた。
「はっ。はっ。はっ。」
「はっ。はっ。はっ。」
そして、何者かは、テレパシーで私に、こんなメッセージをくれた。
「ようやく気付いたな。」
「皆、時代は常に進歩していると錯覚しておる。」
「シャーマンを見習え。
シャーマンは、そなた等よりも、とても優秀であった。」
私は、心の底から理解した。
テクノロジーのまやかしに合った人類は、
進化するどころか後退し、
宇宙の真理と逆行していた。
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