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第106章 繋がっていく 8 八 蜂 ハチ
前世探検者
しおりを挟む自身のブログ、前世探検者からの転載
2011/03/15 11:08
私は、300年前の絵の具作りの方法を見つけ出すことに成功したので、早速、先生に報告のメールを送った。
………………………………
2009年7/22(水) 8:26
I先生へ
>その後の報告をさせて頂きます。私は『悪魔の花嫁』を読んでいて、探していた描写を見つけました。それは7巻にありました。期待していた以上の描写でした。やはり、数ヶ月前に、私が本屋さんで立ち読みをしていた本(NHK迷宮美術館)で紹介されてあったフェルメール時代の絵の具作りの方法に大変酷似していました。
>私は、中学生時代にそのコミックを読み、その描写を見た瞬間の気持ちを、今でも鮮明に覚えています。
>これは…私が一番得意だった事…私は再び…もう一度これがしたい。そう思って、泣きそうな気持ちになったのです。
>I先生、やはり私は、生まれる300年前『絵画芸術』の絵の場所に存在していました。フェルメールの背中の後ろに立っていました。父の温かさと共に、ビロードの温もりを感じながら、手遊びをしていた少女でした。
>私の魂は、『絵画芸術』の場所に再び帰りたかったのだと思います。幼少期、夢見た後で木靴を探して走り出しました。
>遺伝子的な、目に見える絆と同じように、魂の絆も深いものだと知る事となりました。
………………………………
私は、木靴の少女の望みを抱えながら
日本の現代を生きていたことを
改めて理解する。
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