🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

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第27章 モナリザの微笑み

アイルワースのモナ・リザ 微笑みの分析

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あくまでも、私は、専門家ではないので、時々、主観が入るがご了承を!




単なる気のせいだろうか?
アイルワースのモナ・リザは

左目が、
それこそナノ単位で、笑っているように見える。

若さと美しさに、そこに、ほんの僅かな目元の微笑みが加わり、より可愛らしさが強調されている。


しかしながら
残念なことに、その可愛らしさが強調されると、
同時進行で、神秘性というものが失われる。


ルーブルのモナリザは、右目も、左目も、笑ってはいない。

顔立ちも、とびきりの美人というわけではないが、内面から醸し出す、溢れるんばかりの愛や慈悲深さがある。


ルーブルのモナ・リザは、目元の表情(目元の微笑み)をなくすことによって、アルカイック スマイルへ、より近づき、
内面の美しさが、全面的に溢れ出す。


よって、
私達が、哀しい時に、モナ・リザを見ると、モナ・リザが一緒に、哀しんでくれているように見えて、嬉しい時にモナ・リザを見ると、モナ・リザも、優しく微笑んでくれているように見えるという、不可思議な現象へと誘われるのである。


気付いている人は、どれくらいいるのだろうか?


「モナ・リザは、観る人それぞれの心を投影している」ということを、、、



それ故、モナ・リザは、何世紀にも渡って、愛され続けた。


そして、これからも永遠に愛される。



モナ・リザは、その時代を生きる人達の、心に寄り添った絵画にであり続けるからだ。



まるで、魔法にかけられるごとく、
人は、モナ・リザに魅了される。



モナ・リザは、私達の心の
真理の扉を開く。




ところで、私は
専門家の方達に、アイルワースのモナ・リザに対し、様々な解析や研究を求める。



若さと美しさが強調されると同時に、神秘性が失われる原因は何であるか?




深く深く吟味して頂きたいものだ。
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