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ラグーンシティへ
運命論はアーティファクト
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ヴァシリエフは世間から疎まれている。
セトも重々承知している。気に病んではいない。かといって嫌われたいわけでもない。外のコミュニティと仲良くやれるならそれに越したことはない。
だが、しかし。
「ハオロンくん、こっちのロボって直せるかな?」
「まかして~!」
男性を排除した通称マーメイドラグーンで、すんなり打ち解けている男がいる。セトの目の前で。
友好条約のついでにラグーンのマシンやロボを見てやっているハオロン。ジゼルの呼びかけに集まってきた女性陣はけっこう穏やか。むしろ親しげ。反対のセトに対しては警戒の目。なんだこの差は。
「ハオロンは、あまり〈こわくない〉ので……」
何かを察したウサギから言われたが、フォローになっていない。誰が怖いのか。
「ねぇねぇウサちぃ、アトランティスでユーグくん倒したってほんと?」
ジェシーはジェシーで全般的に馴れなれしい。ウサギの肩に手を回して「やるねーっ」称賛するのはいいが距離が近い。あいつは絶えずウサギをラグーンに勧誘している。
「ウサちぃの強さ、ラグーンで活かしてみないかい?」
「わたしは、〈はうす〉で……」
「ヴァシリエフで誰と戦うの? あ、セトくんか。ウサちぃはセトくん倒したいか」
好き勝手に言っているジェシーを止めにいこうかと足を出しかけたセトの前に、すらっと長い体が割り込んだ。
「あんたはジェシーに近づかないで」
鋭い目。ジゼルの牽制する瞳に、セトはかすかに自分を見ているような錯覚があった。大事な者を護りたい意志が見えた。「は?」反射的に出た疑問の声に遅れて、めずらしく勘が働く。
ジェシーもジゼルを特別に想っていると認めていなかったか。
「お前、同性愛者だったのか……?」
「昔のあんたって女だったの?」
「いや、なんでそうなるんだよ」
戸惑いまじりのセトの問いには、ジゼルから素早い切り返しがあった。
ジゼルは大きく肩を動かして溜息を落とし、
「あんたらのせいで男にうんざりしたから。女の子しか愛せないし触れられたくない」
「はぁ? 俺のせいじゃねぇだろ ……ん? 俺ら?」
「ロキ。あいつはほんとに最悪。今でも夢に出る。あんなやつ刺されたらいいって昔言ったかも知れないけど、取り消す。次会ったらあたしが刺す」
「………………?」
ジゼルの瞳に暗く燃える怒りを、セトは理解できない。軽口で怒りを打ち消すように話すが、ジゼルの口調は独り言のように早口だった。
言わずにはいられないかのような。
「……あんたはあたしの運命のひとだったけど、あたしはあんたの運命のひとじゃなかった。言っていいなら、あたしよりはロキのほうがあんたにとって運命的だったわけで……あたしは、」
言葉の先を待っていたが、セトの耳にその続きは届いてこなかった。ぶつりと途絶えた音の余韻が消え、セトの眉間が困惑に狭まる。
「……話が全然見えねぇんだけどよ、お前まだ俺のこと好きっつぅ話じゃねぇよな?」
「は? ふざけたこと言ってると追い出すよ」
「ふざけてねぇ。……つぅか、お前、なんか変わったよな?」
「変わってない。あんたは変わったけどね。その金髪、ロキに合わせてるわけ?」
「合わせてねぇよ。なんでロキに合わせなきゃいけねぇんだよ」
「あんたといえばロキだから」
「なんだその鬱陶しい法則」
「あたしは羨ましかったけどね」
「………………」
「過去形で言ってる。今はそんな感情なにひとつ無いから。ジェシーに手を出すなら殺される覚悟して」
「いや、お前も昔と変わってるからな? 人ひとり殺せそうな目つきしてるぞ」
「あんたに言われたら終わりだね。……あぁでも、ひとりしか無理ならロキにとっておく。あんたは半殺しぐらいで」
「やめろ。つかジェシーにも誰にも手ぇ出さねぇし、お前ごときに殺されねぇからな」
「そういう過信が油断と死を招くよ。女は弱いと思ってる? ……たしかに肉体は弱いし、あんたらと同じように鍛えても成果が違う。でもあたしらは弱さを自分で演出することができる。そういう前提だと、前時代の男は司法において不利だったね」
「……女は弱いっつったり弱いフリができるっつったり……お前の主張は昔からよく分かんねぇ」
「理解は求めてない。セトにあたしを理解してもらいたいなんて、昔から一度も思ったことない」
「…………一目惚れっつってたくせに?」
「あんた、一目惚れなんて信じてるの?」
「お前、絶対昔と別人だろ」
ジゼルを細く見やったセトの視界の端で、ウサギがこちらに瞳を流していた。
彼女は何も聞こえていないが、軽快な応酬をくり広げているセトとジゼルに、(ヴァシリエフとラグーンが仲良くなれそうでよかった)見当違いなことを安堵していた。
「あ。ウサギちゃん、あたしら見て笑ってるね。セト、あんた脈無しじゃない?」
「うるせぇな。そんなことこっちも分かってんだよ」
「ふぅん?」
「……あいつはロキが好きなんだよ」
「それは……ご愁傷さま。ロキがいいなんて不運だね」
「不運?」
「ロキはいずれあたしに殺られる運命なのにって意味で」
「お前、運命論ほんと好きだな」
「今のはジョークのつもりなんだけど。……でも、じゃあなんであの子、この前ヴァシリエフを出てあんたといたの? あんたをラグーンから帰すためなら、ここにいてもいいって言ってたし……ロキを好きに見えない」
「知らねぇ……俺が訊きてぇよ」
「訊けば?」
「ロキのことは訊いたことある。……いつも何言ってるか曖昧でよく分かんねぇけど……」
「あんたが聴こうとしてないだけじゃなくて?」
「……なんか、お前と喋ってるとハウスのやつ思い出すな。褒めてねぇぞ」
「だれ? 言われても分からないか」
「いや、お前知ってんじゃねぇか? サイキックって騒がれてた教祖の、子供で……ティア……世間的にはアレシアか?」
「ティア=アレシア。知ってる、涙の子。あんたのとこ、そんな有名人いるの? 大丈夫? ロキなんかいる場所に、あんな繊細そうな女性がいて……危なくない? こちらで保護しようか」
「ティアは男だぞ」
「は? ……なにそのジョーク」
「いや、まじで」
「…………あたしの知ってるティア=アレシアじゃない?」
「いや、お前が知ってるので合ってると思うけど……?」
「涙のアレシア? 雪の妖精みたいな子?」
「妖精……? それ、いつのイメージだ?」
「10年以上前の話だけど。宣伝に出てたのって、5・6歳くらいの映像だけだったし」
「それならまぁ……そんな感じかも知んねぇな? けど生物学的には男だぞ」
「娘って公言されてた気がしたけど、男性だったんだ。……ねえ、教祖ってほんとにサイキックだったの? ティア=アレシアは他人の哀しみを吸い取るって……あれ、本当なの?」
「教祖は知んねぇ。ティアは……心を読めるっていえば読めるけど、超能力じゃねぇし……哀しみ? なんつぅ話は知らねぇ」
「そうなの? ……あたしに似てるんだ。ちょっと会ってみたい気がするな……」
「似てるのは、むかつくくらいペラペラ喋るとこな」
「ティア=アレシアも、あんたでストレス発散してるんじゃない?」
ジゼルが唇を斜めにして鼻で笑ったあたりで、ぽんっと彼女の肩を叩く者があった。セトからは見えていたので把握していた。ジェシーだった。
「なぁに仲良く喋ってるの? ジェシーちゃん嫉妬しちゃうな~?」
笑顔だが圧がある。セトからしても分かる。
振り返ったジゼルが目に見えて動揺した。
「はっ? どこをどう見たら仲良くなるの?」
ジェシーへと訴えるジゼルを横に過ぎて、ウサギがそろそろっとセトのそばへ寄った。
「セトと、ジゼルさん。〈なかよし〉でよかった」
それはヴァシリエフとラグーンが友好的でよかった——を意味するのだが。
「……仲良くねぇ」
「え……?」
ジェシーと違って一向に嫉妬する気配のないウサギの様子に、セトはいつもながら諦めの吐息をこぼした。
セトも重々承知している。気に病んではいない。かといって嫌われたいわけでもない。外のコミュニティと仲良くやれるならそれに越したことはない。
だが、しかし。
「ハオロンくん、こっちのロボって直せるかな?」
「まかして~!」
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何かを察したウサギから言われたが、フォローになっていない。誰が怖いのか。
「ねぇねぇウサちぃ、アトランティスでユーグくん倒したってほんと?」
ジェシーはジェシーで全般的に馴れなれしい。ウサギの肩に手を回して「やるねーっ」称賛するのはいいが距離が近い。あいつは絶えずウサギをラグーンに勧誘している。
「ウサちぃの強さ、ラグーンで活かしてみないかい?」
「わたしは、〈はうす〉で……」
「ヴァシリエフで誰と戦うの? あ、セトくんか。ウサちぃはセトくん倒したいか」
好き勝手に言っているジェシーを止めにいこうかと足を出しかけたセトの前に、すらっと長い体が割り込んだ。
「あんたはジェシーに近づかないで」
鋭い目。ジゼルの牽制する瞳に、セトはかすかに自分を見ているような錯覚があった。大事な者を護りたい意志が見えた。「は?」反射的に出た疑問の声に遅れて、めずらしく勘が働く。
ジェシーもジゼルを特別に想っていると認めていなかったか。
「お前、同性愛者だったのか……?」
「昔のあんたって女だったの?」
「いや、なんでそうなるんだよ」
戸惑いまじりのセトの問いには、ジゼルから素早い切り返しがあった。
ジゼルは大きく肩を動かして溜息を落とし、
「あんたらのせいで男にうんざりしたから。女の子しか愛せないし触れられたくない」
「はぁ? 俺のせいじゃねぇだろ ……ん? 俺ら?」
「ロキ。あいつはほんとに最悪。今でも夢に出る。あんなやつ刺されたらいいって昔言ったかも知れないけど、取り消す。次会ったらあたしが刺す」
「………………?」
ジゼルの瞳に暗く燃える怒りを、セトは理解できない。軽口で怒りを打ち消すように話すが、ジゼルの口調は独り言のように早口だった。
言わずにはいられないかのような。
「……あんたはあたしの運命のひとだったけど、あたしはあんたの運命のひとじゃなかった。言っていいなら、あたしよりはロキのほうがあんたにとって運命的だったわけで……あたしは、」
言葉の先を待っていたが、セトの耳にその続きは届いてこなかった。ぶつりと途絶えた音の余韻が消え、セトの眉間が困惑に狭まる。
「……話が全然見えねぇんだけどよ、お前まだ俺のこと好きっつぅ話じゃねぇよな?」
「は? ふざけたこと言ってると追い出すよ」
「ふざけてねぇ。……つぅか、お前、なんか変わったよな?」
「変わってない。あんたは変わったけどね。その金髪、ロキに合わせてるわけ?」
「合わせてねぇよ。なんでロキに合わせなきゃいけねぇんだよ」
「あんたといえばロキだから」
「なんだその鬱陶しい法則」
「あたしは羨ましかったけどね」
「………………」
「過去形で言ってる。今はそんな感情なにひとつ無いから。ジェシーに手を出すなら殺される覚悟して」
「いや、お前も昔と変わってるからな? 人ひとり殺せそうな目つきしてるぞ」
「あんたに言われたら終わりだね。……あぁでも、ひとりしか無理ならロキにとっておく。あんたは半殺しぐらいで」
「やめろ。つかジェシーにも誰にも手ぇ出さねぇし、お前ごときに殺されねぇからな」
「そういう過信が油断と死を招くよ。女は弱いと思ってる? ……たしかに肉体は弱いし、あんたらと同じように鍛えても成果が違う。でもあたしらは弱さを自分で演出することができる。そういう前提だと、前時代の男は司法において不利だったね」
「……女は弱いっつったり弱いフリができるっつったり……お前の主張は昔からよく分かんねぇ」
「理解は求めてない。セトにあたしを理解してもらいたいなんて、昔から一度も思ったことない」
「…………一目惚れっつってたくせに?」
「あんた、一目惚れなんて信じてるの?」
「お前、絶対昔と別人だろ」
ジゼルを細く見やったセトの視界の端で、ウサギがこちらに瞳を流していた。
彼女は何も聞こえていないが、軽快な応酬をくり広げているセトとジゼルに、(ヴァシリエフとラグーンが仲良くなれそうでよかった)見当違いなことを安堵していた。
「あ。ウサギちゃん、あたしら見て笑ってるね。セト、あんた脈無しじゃない?」
「うるせぇな。そんなことこっちも分かってんだよ」
「ふぅん?」
「……あいつはロキが好きなんだよ」
「それは……ご愁傷さま。ロキがいいなんて不運だね」
「不運?」
「ロキはいずれあたしに殺られる運命なのにって意味で」
「お前、運命論ほんと好きだな」
「今のはジョークのつもりなんだけど。……でも、じゃあなんであの子、この前ヴァシリエフを出てあんたといたの? あんたをラグーンから帰すためなら、ここにいてもいいって言ってたし……ロキを好きに見えない」
「知らねぇ……俺が訊きてぇよ」
「訊けば?」
「ロキのことは訊いたことある。……いつも何言ってるか曖昧でよく分かんねぇけど……」
「あんたが聴こうとしてないだけじゃなくて?」
「……なんか、お前と喋ってるとハウスのやつ思い出すな。褒めてねぇぞ」
「だれ? 言われても分からないか」
「いや、お前知ってんじゃねぇか? サイキックって騒がれてた教祖の、子供で……ティア……世間的にはアレシアか?」
「ティア=アレシア。知ってる、涙の子。あんたのとこ、そんな有名人いるの? 大丈夫? ロキなんかいる場所に、あんな繊細そうな女性がいて……危なくない? こちらで保護しようか」
「ティアは男だぞ」
「は? ……なにそのジョーク」
「いや、まじで」
「…………あたしの知ってるティア=アレシアじゃない?」
「いや、お前が知ってるので合ってると思うけど……?」
「涙のアレシア? 雪の妖精みたいな子?」
「妖精……? それ、いつのイメージだ?」
「10年以上前の話だけど。宣伝に出てたのって、5・6歳くらいの映像だけだったし」
「それならまぁ……そんな感じかも知んねぇな? けど生物学的には男だぞ」
「娘って公言されてた気がしたけど、男性だったんだ。……ねえ、教祖ってほんとにサイキックだったの? ティア=アレシアは他人の哀しみを吸い取るって……あれ、本当なの?」
「教祖は知んねぇ。ティアは……心を読めるっていえば読めるけど、超能力じゃねぇし……哀しみ? なんつぅ話は知らねぇ」
「そうなの? ……あたしに似てるんだ。ちょっと会ってみたい気がするな……」
「似てるのは、むかつくくらいペラペラ喋るとこな」
「ティア=アレシアも、あんたでストレス発散してるんじゃない?」
ジゼルが唇を斜めにして鼻で笑ったあたりで、ぽんっと彼女の肩を叩く者があった。セトからは見えていたので把握していた。ジェシーだった。
「なぁに仲良く喋ってるの? ジェシーちゃん嫉妬しちゃうな~?」
笑顔だが圧がある。セトからしても分かる。
振り返ったジゼルが目に見えて動揺した。
「はっ? どこをどう見たら仲良くなるの?」
ジェシーへと訴えるジゼルを横に過ぎて、ウサギがそろそろっとセトのそばへ寄った。
「セトと、ジゼルさん。〈なかよし〉でよかった」
それはヴァシリエフとラグーンが友好的でよかった——を意味するのだが。
「……仲良くねぇ」
「え……?」
ジェシーと違って一向に嫉妬する気配のないウサギの様子に、セトはいつもながら諦めの吐息をこぼした。
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