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Chap.9 盤上の赤と白
Chap.9 Sec.5
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「雨……」
ハオロンはぽつりと呟いた。
目が覚めて、おぼつかない意識でヘッドセットを外し、遮光から切り替えた窓の外は室内とそう変わらない暗さだった。夕方かと思ったが、時刻を確認すると昼前で午前中らしい。睡眠時間を考えると奇跡的だった。
リクライニングチェアから立ち上がって、ベッドの方へと寄る。広いマットレスの上ではロキが長い四肢を投げ出して転がっている。ロキの頭に着いた、接続の切れたヘッドセットをそっと外した。ロキは「んん……」まぶたを閉じたまま身体をぐるりと反転させ、シーツに顔をうずめる。起きる気配はない。彼は朝(……朝やろか? もう昼?)に弱いので、期待はしていない。
ブレス端末を確認するが、ハオロンの管理下でのエラー報告はなく、誰かからの連絡もない。取り立ててやるべきことは無いので、窓に生まれる雨粒をダラダラと眺めてみる。頭は冴えているが、いつもみたいにゲームをしようという気にはなれなかった。誰かと話していたい。薄暗い世界にひとりでいるのは、好きではない。
思い立ったらすぐ行動——を体現しているハオロンなので、食堂へ行こうと決めて即部屋を出た。確認したところ調理室にはメルウィンがいた。メルウィンは高確率で食堂近くにいる。たまに外にいるが、いつ戻ってくるのかを訊くと、「もう戻るよ」と言ってすぐに帰って来てくれる。ハウスで最も所在がはっきりしている兄弟だと思う。
ロキの私室は4階の西側。ハウスのエントランスは南を向いていて、食堂は1階の南東といえる。南を下とするなら、食堂は右下。エレベーターはここから近い南西の——左下の物に乗るつもりで、1階のエントランスホールを大周りしながら向かおうと歩を進めた。
エレベーターまで来ると、南にある展望広間が目に入った。展望広間の窓にも、少し暗い外の景色がそのまま透過して見えていた。誰か人がいる気配を感じて、奥まで目をやってみるが、誰もいない。黒と白の四角形が交互に並ぶ、長く広いフロア。じっと見ていると目が回りそうになる。
昔——7・8歳くらいの頃——ここで、人が駒になる等身大チェスをしようと、独自ルールを作って遊んだことがある。こういうゲームは大抵ハオロンが希望して、空いている時間にみんなが付き合ってくれた。歩兵がバーチャルキャラクターで立体投影だったのは覚えている。ハオロンは王妃。サクラが王。あとは……セトとロキが騎士で、メルウィンとアリアが僧正?イシャンは塔だったような。フロアのマスが斜めなうえに小さすぎて、みんなそこにバランスよく収まるのが大変で。マスから出たら負けだ、とか。押し倒すのもありだ、とか。新しいルールが次々生まれて、たしかイシャンが「これはチェスじゃない……」憮然として固まっていた。
また誘ったら、誰か付き合ってくれるだろうか。ただ——敵チームだった兄弟は、もう誰ひとりハウスにいない。行方も知れない。
広いチェス盤の上を、意味もなく黒いマスだけ踏んで進んだ。エレベーターは展望広間を進んだ先の、南東——右下の物に乗ることにした。
§
「メルウィン、おはよぉ!」
食堂のドアを通って、大きめの声で呼びかける。調理室からメルウィンがひょこんっと顔を出した。
「あれ? ハオロンくん?……起きてたんだね?」
「ん~ん、今さっき起きたとこやよ」
「ティアくんに、会ってないよね?」
「会ってないけどぉ……なんで?」
「ハオロンくんに、ロボのことで相談があるって……でも、まだ眠ってるだろうから諦めたみたいで……30分くらい前の話なんだけど……」
「そぉなんか? なんも連絡なかったし……ティアの部屋のそばも、ちょうど通ったんやけどぉ……あぁ、そぉ言われると人の気配はあったわ。すれ違ったんやろか?」
「かもしれないね?」
「連絡したほうがいいかぁ?」
「どうかな? せっぱつまった問題じゃないと……僕は、思う」
「ほやったら、後でいっか。もうお昼やし」
「ごはん食べる? メニューに載せてないんだけど、クロワッサンがあるよ」
「食べるわ!」
即答したハオロンに、メルウィンが唇を柔らかく曲げた。ハオロンは話しながら窓側の通路を進んでいて、奥の席に着席した。メルウィンの指示でワゴンとロボが滑ってくる。
「メルウィンは食べんのかぁ?」
「僕はさっき食べたから……」
「そぉなんか……今日、ランチタイムぴったしやのに……うち独りか……」
「そろそろ誰か来ると思うけど……」
クロワッサンをサーブしたロボにカフェオレを頼み、来るのを待ちながら、ハオロンはドアの方に目を投げた。ランチタイムとは言ってみたものの、きちっと12時から13時のランチタイムに、しかも食堂で食事をとる兄弟は少ないと思われる。かくいうハオロンもずれがちであるし、今現在もランチと謳ってみたが、実質ハオロンにとってモーニングである。
素早く手を合わせ「いただきますっ」、クロワッサンを口に入れつつ、まだそばに居てくれているメルウィンを見上げた。呑み込んでから、
「今日って日曜?」
「? ……違うよ?」
「ありす来たのが日曜って……ロキ、そんなこと言ってたはずなんやけどぉ……」
「うん、今日は水曜だから、そうだね」
「ほやったら、なんで今日クロワッサン……?」
「……え?」
「だってクロワッサンは、いつも日曜にあるって……アリアが言ってたよ?」
「………………」
メルウィンが目を丸くして止まった。返事を待っているあいだ、ハオロンはクロワッサンをカフェオレに浸して食べた。もぐもぐと口を動かしていると、メルウィンが、
「今日は、なんとなく……クロワッサンを、焼きたくなって」
「ふぅん?」
「……僕のメニューのパターンって、けっこう知られてる……?」
「どぉやろ? うちは曜日感覚ないし……アリアは研究の記録で日にち見てるからぁ……」
「……アリアくんだけ、かな?」
「知ってたら、あかんの?」
「……そんなことないよ。みんな興味ないと思ってたから……すこし驚いただけ」
ふたりの会話に重なってドアが開いた。イシャンだった。
「おはよぉ、イシャン」
「ああ……おはよう」
イシャンは「もう昼だぞ」なんて訂正はしない。これを言うのはセトで、「何時だと思ってんだ」と呆れるバージョンもある。イシャンがハオロンと向かい合うように座ると、再びドアが開き、今度はアリアが入って来た。
「おはよぉ」
「おはようございます、ハオロンさん」
アリアは優しく微笑んでくれた。常夏の海——現物は見たことがない。VRの映像で見たことがあるだけで、おそらく古い時代の海か、加工された映像——のような明るい青緑色の目は、ぱっと気持ちを明るくしてくれる。その鮮麗な眼でハオロンを見つめたまま、「おや?」アリアは近くまでやって来ると、
「髪が……ほどけていますね?」
「あぁ、うち起きてそのまま来たからぁ」
「よければ直しましょうか?」
「いいの? ありがとぉ」
カフェオレをすすっていたハオロンの後ろで、アリアは乱れていたストロベリーブロンドに触れ、髪留めを外した。それは背の中央まで届きそうなほど長いが、毛量は少ない。その理由はハオロンの頭が小さいからと、
「そろそろ切りましょうか?」
「ほやの。お願いするわ」
アリアによって扱いやすいよう整えられているからである。会話が聞こえたイシャンが口を開いた。
「ハオロンは、アリアに髪を切ってもらっているのだろうか……?」
メルウィンはすでに調理室へと戻っていた。イシャンは頼んだ食事のサーブをロボットから受けている。
「うん、もうずっとアリアやわ。ロボより優しいし、気持ちいいよ」
細く三つ編みを仕上げていくアリアが、「そう言ってもらえると嬉しいですね」ふふっと笑みを浮かべた。イシャンは「アリアは器用だな」感想を述べて、「いただきます」控えめに合掌した。
「はい、できましたよ」
「ありがとぉ!」
丁寧に編まれた三つ編みが、アリアの手から離れて背中に当たった。緩んでいた髪がきちりと収まり、すこし背筋が伸びる。
人が増えたことを喜びながら、ハオロンは残りのカフェオレに口をつけた。窓の外は相変わらず暗いが、食堂は昼時の白い光で明るく照らされている。
寝起きの憂鬱さは、いつのまにか消えていた。
ハオロンはぽつりと呟いた。
目が覚めて、おぼつかない意識でヘッドセットを外し、遮光から切り替えた窓の外は室内とそう変わらない暗さだった。夕方かと思ったが、時刻を確認すると昼前で午前中らしい。睡眠時間を考えると奇跡的だった。
リクライニングチェアから立ち上がって、ベッドの方へと寄る。広いマットレスの上ではロキが長い四肢を投げ出して転がっている。ロキの頭に着いた、接続の切れたヘッドセットをそっと外した。ロキは「んん……」まぶたを閉じたまま身体をぐるりと反転させ、シーツに顔をうずめる。起きる気配はない。彼は朝(……朝やろか? もう昼?)に弱いので、期待はしていない。
ブレス端末を確認するが、ハオロンの管理下でのエラー報告はなく、誰かからの連絡もない。取り立ててやるべきことは無いので、窓に生まれる雨粒をダラダラと眺めてみる。頭は冴えているが、いつもみたいにゲームをしようという気にはなれなかった。誰かと話していたい。薄暗い世界にひとりでいるのは、好きではない。
思い立ったらすぐ行動——を体現しているハオロンなので、食堂へ行こうと決めて即部屋を出た。確認したところ調理室にはメルウィンがいた。メルウィンは高確率で食堂近くにいる。たまに外にいるが、いつ戻ってくるのかを訊くと、「もう戻るよ」と言ってすぐに帰って来てくれる。ハウスで最も所在がはっきりしている兄弟だと思う。
ロキの私室は4階の西側。ハウスのエントランスは南を向いていて、食堂は1階の南東といえる。南を下とするなら、食堂は右下。エレベーターはここから近い南西の——左下の物に乗るつもりで、1階のエントランスホールを大周りしながら向かおうと歩を進めた。
エレベーターまで来ると、南にある展望広間が目に入った。展望広間の窓にも、少し暗い外の景色がそのまま透過して見えていた。誰か人がいる気配を感じて、奥まで目をやってみるが、誰もいない。黒と白の四角形が交互に並ぶ、長く広いフロア。じっと見ていると目が回りそうになる。
昔——7・8歳くらいの頃——ここで、人が駒になる等身大チェスをしようと、独自ルールを作って遊んだことがある。こういうゲームは大抵ハオロンが希望して、空いている時間にみんなが付き合ってくれた。歩兵がバーチャルキャラクターで立体投影だったのは覚えている。ハオロンは王妃。サクラが王。あとは……セトとロキが騎士で、メルウィンとアリアが僧正?イシャンは塔だったような。フロアのマスが斜めなうえに小さすぎて、みんなそこにバランスよく収まるのが大変で。マスから出たら負けだ、とか。押し倒すのもありだ、とか。新しいルールが次々生まれて、たしかイシャンが「これはチェスじゃない……」憮然として固まっていた。
また誘ったら、誰か付き合ってくれるだろうか。ただ——敵チームだった兄弟は、もう誰ひとりハウスにいない。行方も知れない。
広いチェス盤の上を、意味もなく黒いマスだけ踏んで進んだ。エレベーターは展望広間を進んだ先の、南東——右下の物に乗ることにした。
§
「メルウィン、おはよぉ!」
食堂のドアを通って、大きめの声で呼びかける。調理室からメルウィンがひょこんっと顔を出した。
「あれ? ハオロンくん?……起きてたんだね?」
「ん~ん、今さっき起きたとこやよ」
「ティアくんに、会ってないよね?」
「会ってないけどぉ……なんで?」
「ハオロンくんに、ロボのことで相談があるって……でも、まだ眠ってるだろうから諦めたみたいで……30分くらい前の話なんだけど……」
「そぉなんか? なんも連絡なかったし……ティアの部屋のそばも、ちょうど通ったんやけどぉ……あぁ、そぉ言われると人の気配はあったわ。すれ違ったんやろか?」
「かもしれないね?」
「連絡したほうがいいかぁ?」
「どうかな? せっぱつまった問題じゃないと……僕は、思う」
「ほやったら、後でいっか。もうお昼やし」
「ごはん食べる? メニューに載せてないんだけど、クロワッサンがあるよ」
「食べるわ!」
即答したハオロンに、メルウィンが唇を柔らかく曲げた。ハオロンは話しながら窓側の通路を進んでいて、奥の席に着席した。メルウィンの指示でワゴンとロボが滑ってくる。
「メルウィンは食べんのかぁ?」
「僕はさっき食べたから……」
「そぉなんか……今日、ランチタイムぴったしやのに……うち独りか……」
「そろそろ誰か来ると思うけど……」
クロワッサンをサーブしたロボにカフェオレを頼み、来るのを待ちながら、ハオロンはドアの方に目を投げた。ランチタイムとは言ってみたものの、きちっと12時から13時のランチタイムに、しかも食堂で食事をとる兄弟は少ないと思われる。かくいうハオロンもずれがちであるし、今現在もランチと謳ってみたが、実質ハオロンにとってモーニングである。
素早く手を合わせ「いただきますっ」、クロワッサンを口に入れつつ、まだそばに居てくれているメルウィンを見上げた。呑み込んでから、
「今日って日曜?」
「? ……違うよ?」
「ありす来たのが日曜って……ロキ、そんなこと言ってたはずなんやけどぉ……」
「うん、今日は水曜だから、そうだね」
「ほやったら、なんで今日クロワッサン……?」
「……え?」
「だってクロワッサンは、いつも日曜にあるって……アリアが言ってたよ?」
「………………」
メルウィンが目を丸くして止まった。返事を待っているあいだ、ハオロンはクロワッサンをカフェオレに浸して食べた。もぐもぐと口を動かしていると、メルウィンが、
「今日は、なんとなく……クロワッサンを、焼きたくなって」
「ふぅん?」
「……僕のメニューのパターンって、けっこう知られてる……?」
「どぉやろ? うちは曜日感覚ないし……アリアは研究の記録で日にち見てるからぁ……」
「……アリアくんだけ、かな?」
「知ってたら、あかんの?」
「……そんなことないよ。みんな興味ないと思ってたから……すこし驚いただけ」
ふたりの会話に重なってドアが開いた。イシャンだった。
「おはよぉ、イシャン」
「ああ……おはよう」
イシャンは「もう昼だぞ」なんて訂正はしない。これを言うのはセトで、「何時だと思ってんだ」と呆れるバージョンもある。イシャンがハオロンと向かい合うように座ると、再びドアが開き、今度はアリアが入って来た。
「おはよぉ」
「おはようございます、ハオロンさん」
アリアは優しく微笑んでくれた。常夏の海——現物は見たことがない。VRの映像で見たことがあるだけで、おそらく古い時代の海か、加工された映像——のような明るい青緑色の目は、ぱっと気持ちを明るくしてくれる。その鮮麗な眼でハオロンを見つめたまま、「おや?」アリアは近くまでやって来ると、
「髪が……ほどけていますね?」
「あぁ、うち起きてそのまま来たからぁ」
「よければ直しましょうか?」
「いいの? ありがとぉ」
カフェオレをすすっていたハオロンの後ろで、アリアは乱れていたストロベリーブロンドに触れ、髪留めを外した。それは背の中央まで届きそうなほど長いが、毛量は少ない。その理由はハオロンの頭が小さいからと、
「そろそろ切りましょうか?」
「ほやの。お願いするわ」
アリアによって扱いやすいよう整えられているからである。会話が聞こえたイシャンが口を開いた。
「ハオロンは、アリアに髪を切ってもらっているのだろうか……?」
メルウィンはすでに調理室へと戻っていた。イシャンは頼んだ食事のサーブをロボットから受けている。
「うん、もうずっとアリアやわ。ロボより優しいし、気持ちいいよ」
細く三つ編みを仕上げていくアリアが、「そう言ってもらえると嬉しいですね」ふふっと笑みを浮かべた。イシャンは「アリアは器用だな」感想を述べて、「いただきます」控えめに合掌した。
「はい、できましたよ」
「ありがとぉ!」
丁寧に編まれた三つ編みが、アリアの手から離れて背中に当たった。緩んでいた髪がきちりと収まり、すこし背筋が伸びる。
人が増えたことを喜びながら、ハオロンは残りのカフェオレに口をつけた。窓の外は相変わらず暗いが、食堂は昼時の白い光で明るく照らされている。
寝起きの憂鬱さは、いつのまにか消えていた。
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