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Chap.7 墜落サイレントリリィ
Chap.7 Sec.8
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ハウスのエントランスホールには、高い窓から射し入る陽光によって清々しい明るさが隈なく広がっている。
外から戻ったセトは(眠れる気しねぇな……)脳が覚醒しきっているのを自覚していた。
やるべきことを片付けてしまうかと考えていると、中央階段の上にあるステンドグラスの映像が揺らいだ。扉の画像に切り替わり、するりと開く。サクラだった。
「おはよう、サクラさん」
声をかけ、階段下に寄る。セトを目にしたサクラは青白い顔を微笑に変えた。
「おはよう」
「……眠れたか?」
「それなりにな」
「ならいいんだけどよ……最近は? 眠れてるか?」
「心配しなくとも、眠れているよ。お前のほうこそ眠っていないように見えるが?」
「ん? ……いや、俺は自主的なやつで……眠れねぇってわけじゃねぇから」
階下で見上げていたセトの方へと、サクラは歩を進めた。手すりの上に手を滑らせ、ゆるりと階段を下りていく。
「あれは、外か」
独り言のようにサクラは問うた。セトは数秒逡巡し「……おう」短く答えた。戸惑いの見える双眸をサクラに向ける。
「……まずかったか?」
「いいや……外出を禁止していなかったと思ってな。禁止エリアを設けておくか」
「個人エリアはいいよな? 今、メルウィンの所にいるんだけどよ」
「各々が許可した場合に限定しておく。しかし、意外だな……昨日の今日で、メルウィンもあれを使うのか」
サクラは顔に流れていた黒髪を耳に掛けた。青い眼が光に晒され、セトを見下ろしている。
「……いや、メルウィンは……そんなんじゃねぇよ」
「そうか? あれは優しくしてくれる人間に擦り寄る傾向があるようだからな……慕われれば——メルウィンも、相手にしようと思わないか?」
「……知らねぇ。それなら、それで……」
「どうでもいいことか?」
階段を下りきって、サクラはセトの横を過ぎた。セトの目がサクラを追う。
「食堂行くのか?」
「いいや、行かないよ。アリアが昨夜からラボにいるからな……様子を見に行く」
「ああ。なら俺も行く。例のトラップ、調べようかと思ってたとこだ」
「アリアがいるのは101だよ」
「ん? ……そうか、じゃあ……いや、行く。アリアの意見も訊きてぇし」
「そうか」
セトはサクラの隣に並んだ。食堂の横にあたる廊下を進んでいく。目の先でちょうど、食堂のドアからイシャンが出てきた。
「イシャン、はよ」
「……ああ、セト。サクラさんも……おはよう」
「おはよう」
イシャンは首のつまった白いシャツに濃灰色のジーンズを穿いていた。セトはその姿に(ウサギと被ってんな)取るに足らないことを思った。もちろん口にはしない。
サクラとセトはイシャンの前で足を止めた。
「ふたりは……今から、食事だろうか?」
「いや、俺らはラボ行くけど。イシャンは?」
「私は……武器のメンテナンスを、しようかと……思っている」
「手伝い要るか?」
「……セトも、ラボに用があるのだろう?」
「まあ……そうだけど」
「こちらは……ひとりでも、支障ない」
イシャンの答えに、セトが「そうか」納得する。すると、サクラが口を開いた。
「私が手伝おう。アリアと話して、その後に向かうよ」
「……サクラさんの手を煩わせるつもりは……ないのだが……」
「構わないよ、私も確認したいことがあるからね」
青い眼の有無を言わせない強さに、イシャンは黙ってサクラの提案を受け入れた。代わりにイシャンは別の話題を振る。
「……話は変わるのだが、例の——外者は、どこにいるのだろう? ……ミヅキに確認したが、ハウス内にはいないらしく……」
「あれなら外に出ている」
「ハウス外は、念のために禁止したほうが……広すぎて、目が届かない……センサーも、死角が多すぎる」
「そうか、ならばハウス外は不許可にしようか」
サクラの出した結論に、セトが「お、おいっ」慌てて口を挟んだ。声量の上がったセトに、サクラとイシャンの目が向いた。
「いや……その、他のやつらの意見は……訊かねぇのか? ……イシャンの言うことも分かるけどよ。ウサギ——あいつと、外に行きたいやつもいるだろ」
イシャンが無表情のまま、
「……それは、セトの話だろうか?」
「俺じゃねぇよ。ティアはあいつとドライブしようっつってたし……メルウィンも、今あいつと一緒にいるけど、自分のエリアに連れてくの楽しそうだったぞ」
「……メルウィンと? ……それは、危険ではないだろうか。メルウィンは、ハウス内で……とくに、力が無いはずだが……」
「つっても、あいつよりはメルウィンのほうがあるだろ。ある程度の護身術もやれるし、危険はねぇよ」
「…………無いとは、言い切れない」
「はぁ? ねぇよ。何度も言うけどな、あいつは警戒するほどの存在じゃねぇだろ。武器も何も持ってねぇんだぞ? あんな細い腕で誰をやれるって言うんだよ」
「……前の部外者も、同じだ。……武器など使っていない」
「今回は感染もしてねぇだろっ! お前が勝手に抗体打ったからなぁ? 暴行したうえにウサギの許可なく打ちやがって。お前のほうがよっぽど——」
「——セト」
サクラの厳しい呼び声が、セトの言葉を遮った。ぎろりとした金の眼がサクラに向く。
「なんだよ」
「私は、お前に、これ以上問題を起こすなと言ったな?」
「……どっちに言ってんだ。問題を起こしてるのは俺か? イシャンがしたことは問題じゃねぇのか」
「抗体の件は、結果として役に立っただろう? イシャンを責める必要は無い」
「……暴行は、どうなる。人権もねぇくらい堕落してんのかよ、ここは」
「私の法で人を裁いている以上、かつての司法とは乖離している。人権も、私は保障しない。——だが、お前の話は別だ。セト、お前は何について話している? イシャンに暴行されたと、あれから訴えられたのか? それを真に受けたのなら、問題を起こしているのはお前だと判断する。……証拠も無く、憶測でイシャンを責めるな」
青い眼と金の眼がぶつかる。
セトはサクラの顔から目を離すことなく、低い声で応えた。
「訴えられてなんかいねぇ……ウサギは俺に何も言わない。……言わねぇのか、言えねぇのか知らねぇけどよ。……けど、サクラさんには訴えてねぇのか? あいつが唯一言える相手は、サクラさんだけだろ」
「私は何も聞いていない。あれは娼婦として自ら望んでここにいる。お前が引き止めたらしいのに、なんの不満がある?」
「俺はっ……ウサギを、人として扱ってやってほしいだけで……」
「——何故?」
「……は?」
「何故、あれを人として扱わなくてはならない?」
サクラは素朴な疑問を口にするように問うていた。セトは放心の表情で絶句し、血色の悪い顔を見つめる。
「…………なんでって……」
「ここは、私の城だ。規範は私で、規則も私が決める。すでに言ったが人権は保障しない。私の一存ですべてが存在し得る。あれをどう扱おうと、仮にお前たちの尊厳を無視することになったとしても、お前たちの反駁は意味を成さない。意見は耳に入れるが、最終的な私の決定は、お前たちの意思に干渉されない。ロキにも言ったとおりだ。——そして、お前たちはそれを承知で、他所よりも利便性が高いから此処にいるのだろう?」
口を挟めずにいたイシャンは、セトの眉間に刻まれる当惑を目にしていた。表情に滲み出す悲愴感も。
セトの唇が小さく開く。
「…………違うだろ。……所有権的には、ここはサクラさんの家かも知んねぇけど……でも、俺たちは兄弟で——家族じゃねぇか。……残ってるやつはみんな……一緒にいたいから、ここにいるんだろ……? サクラさんだって、ハウスにひとりきりじゃ……淋しいじゃねぇか……」
「それはお前の思い込みで、私の意見ではないな?」
「…………それは、俺たちがいなくても……独りでも、いいってことか?」
「独りであろうとなかろうと、その差異はマシンやロボで賄われるかどうかだ。私にとってお前たちは必要ではない」
イシャンが「……サクラさん、それは……言うべきではないことだと……」間に入ったが、遅い。薄い褐色の肌に嵌められた金の眼には、失望の色が差していた。その双眸を静かに伏せて、
「…………そうかよ」
それだけ吐き捨てると、セトはサクラに背を向け、その場を離れた。研究室の方ではなく、もと来た廊下をエントランスホールに向けて。イシャンが名を呼んだが、振り返らなかった。
サクラはそれに構うことなく、イシャンと別れ、アリアがいるであろう研究室へと進んでいく。
朽葉色の着物を揺らして去っていく後ろ姿を、イシャンはただ無言のままに見送った。
外から戻ったセトは(眠れる気しねぇな……)脳が覚醒しきっているのを自覚していた。
やるべきことを片付けてしまうかと考えていると、中央階段の上にあるステンドグラスの映像が揺らいだ。扉の画像に切り替わり、するりと開く。サクラだった。
「おはよう、サクラさん」
声をかけ、階段下に寄る。セトを目にしたサクラは青白い顔を微笑に変えた。
「おはよう」
「……眠れたか?」
「それなりにな」
「ならいいんだけどよ……最近は? 眠れてるか?」
「心配しなくとも、眠れているよ。お前のほうこそ眠っていないように見えるが?」
「ん? ……いや、俺は自主的なやつで……眠れねぇってわけじゃねぇから」
階下で見上げていたセトの方へと、サクラは歩を進めた。手すりの上に手を滑らせ、ゆるりと階段を下りていく。
「あれは、外か」
独り言のようにサクラは問うた。セトは数秒逡巡し「……おう」短く答えた。戸惑いの見える双眸をサクラに向ける。
「……まずかったか?」
「いいや……外出を禁止していなかったと思ってな。禁止エリアを設けておくか」
「個人エリアはいいよな? 今、メルウィンの所にいるんだけどよ」
「各々が許可した場合に限定しておく。しかし、意外だな……昨日の今日で、メルウィンもあれを使うのか」
サクラは顔に流れていた黒髪を耳に掛けた。青い眼が光に晒され、セトを見下ろしている。
「……いや、メルウィンは……そんなんじゃねぇよ」
「そうか? あれは優しくしてくれる人間に擦り寄る傾向があるようだからな……慕われれば——メルウィンも、相手にしようと思わないか?」
「……知らねぇ。それなら、それで……」
「どうでもいいことか?」
階段を下りきって、サクラはセトの横を過ぎた。セトの目がサクラを追う。
「食堂行くのか?」
「いいや、行かないよ。アリアが昨夜からラボにいるからな……様子を見に行く」
「ああ。なら俺も行く。例のトラップ、調べようかと思ってたとこだ」
「アリアがいるのは101だよ」
「ん? ……そうか、じゃあ……いや、行く。アリアの意見も訊きてぇし」
「そうか」
セトはサクラの隣に並んだ。食堂の横にあたる廊下を進んでいく。目の先でちょうど、食堂のドアからイシャンが出てきた。
「イシャン、はよ」
「……ああ、セト。サクラさんも……おはよう」
「おはよう」
イシャンは首のつまった白いシャツに濃灰色のジーンズを穿いていた。セトはその姿に(ウサギと被ってんな)取るに足らないことを思った。もちろん口にはしない。
サクラとセトはイシャンの前で足を止めた。
「ふたりは……今から、食事だろうか?」
「いや、俺らはラボ行くけど。イシャンは?」
「私は……武器のメンテナンスを、しようかと……思っている」
「手伝い要るか?」
「……セトも、ラボに用があるのだろう?」
「まあ……そうだけど」
「こちらは……ひとりでも、支障ない」
イシャンの答えに、セトが「そうか」納得する。すると、サクラが口を開いた。
「私が手伝おう。アリアと話して、その後に向かうよ」
「……サクラさんの手を煩わせるつもりは……ないのだが……」
「構わないよ、私も確認したいことがあるからね」
青い眼の有無を言わせない強さに、イシャンは黙ってサクラの提案を受け入れた。代わりにイシャンは別の話題を振る。
「……話は変わるのだが、例の——外者は、どこにいるのだろう? ……ミヅキに確認したが、ハウス内にはいないらしく……」
「あれなら外に出ている」
「ハウス外は、念のために禁止したほうが……広すぎて、目が届かない……センサーも、死角が多すぎる」
「そうか、ならばハウス外は不許可にしようか」
サクラの出した結論に、セトが「お、おいっ」慌てて口を挟んだ。声量の上がったセトに、サクラとイシャンの目が向いた。
「いや……その、他のやつらの意見は……訊かねぇのか? ……イシャンの言うことも分かるけどよ。ウサギ——あいつと、外に行きたいやつもいるだろ」
イシャンが無表情のまま、
「……それは、セトの話だろうか?」
「俺じゃねぇよ。ティアはあいつとドライブしようっつってたし……メルウィンも、今あいつと一緒にいるけど、自分のエリアに連れてくの楽しそうだったぞ」
「……メルウィンと? ……それは、危険ではないだろうか。メルウィンは、ハウス内で……とくに、力が無いはずだが……」
「つっても、あいつよりはメルウィンのほうがあるだろ。ある程度の護身術もやれるし、危険はねぇよ」
「…………無いとは、言い切れない」
「はぁ? ねぇよ。何度も言うけどな、あいつは警戒するほどの存在じゃねぇだろ。武器も何も持ってねぇんだぞ? あんな細い腕で誰をやれるって言うんだよ」
「……前の部外者も、同じだ。……武器など使っていない」
「今回は感染もしてねぇだろっ! お前が勝手に抗体打ったからなぁ? 暴行したうえにウサギの許可なく打ちやがって。お前のほうがよっぽど——」
「——セト」
サクラの厳しい呼び声が、セトの言葉を遮った。ぎろりとした金の眼がサクラに向く。
「なんだよ」
「私は、お前に、これ以上問題を起こすなと言ったな?」
「……どっちに言ってんだ。問題を起こしてるのは俺か? イシャンがしたことは問題じゃねぇのか」
「抗体の件は、結果として役に立っただろう? イシャンを責める必要は無い」
「……暴行は、どうなる。人権もねぇくらい堕落してんのかよ、ここは」
「私の法で人を裁いている以上、かつての司法とは乖離している。人権も、私は保障しない。——だが、お前の話は別だ。セト、お前は何について話している? イシャンに暴行されたと、あれから訴えられたのか? それを真に受けたのなら、問題を起こしているのはお前だと判断する。……証拠も無く、憶測でイシャンを責めるな」
青い眼と金の眼がぶつかる。
セトはサクラの顔から目を離すことなく、低い声で応えた。
「訴えられてなんかいねぇ……ウサギは俺に何も言わない。……言わねぇのか、言えねぇのか知らねぇけどよ。……けど、サクラさんには訴えてねぇのか? あいつが唯一言える相手は、サクラさんだけだろ」
「私は何も聞いていない。あれは娼婦として自ら望んでここにいる。お前が引き止めたらしいのに、なんの不満がある?」
「俺はっ……ウサギを、人として扱ってやってほしいだけで……」
「——何故?」
「……は?」
「何故、あれを人として扱わなくてはならない?」
サクラは素朴な疑問を口にするように問うていた。セトは放心の表情で絶句し、血色の悪い顔を見つめる。
「…………なんでって……」
「ここは、私の城だ。規範は私で、規則も私が決める。すでに言ったが人権は保障しない。私の一存ですべてが存在し得る。あれをどう扱おうと、仮にお前たちの尊厳を無視することになったとしても、お前たちの反駁は意味を成さない。意見は耳に入れるが、最終的な私の決定は、お前たちの意思に干渉されない。ロキにも言ったとおりだ。——そして、お前たちはそれを承知で、他所よりも利便性が高いから此処にいるのだろう?」
口を挟めずにいたイシャンは、セトの眉間に刻まれる当惑を目にしていた。表情に滲み出す悲愴感も。
セトの唇が小さく開く。
「…………違うだろ。……所有権的には、ここはサクラさんの家かも知んねぇけど……でも、俺たちは兄弟で——家族じゃねぇか。……残ってるやつはみんな……一緒にいたいから、ここにいるんだろ……? サクラさんだって、ハウスにひとりきりじゃ……淋しいじゃねぇか……」
「それはお前の思い込みで、私の意見ではないな?」
「…………それは、俺たちがいなくても……独りでも、いいってことか?」
「独りであろうとなかろうと、その差異はマシンやロボで賄われるかどうかだ。私にとってお前たちは必要ではない」
イシャンが「……サクラさん、それは……言うべきではないことだと……」間に入ったが、遅い。薄い褐色の肌に嵌められた金の眼には、失望の色が差していた。その双眸を静かに伏せて、
「…………そうかよ」
それだけ吐き捨てると、セトはサクラに背を向け、その場を離れた。研究室の方ではなく、もと来た廊下をエントランスホールに向けて。イシャンが名を呼んだが、振り返らなかった。
サクラはそれに構うことなく、イシャンと別れ、アリアがいるであろう研究室へと進んでいく。
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