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第三章 再確認する魔塔主と距離が近づく弟子
63.一回は一回※
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「……はぁっ…ぁ……テオ……」
「……なんだ?」
「も…なが、い……から。早く、終わらせて…ほし……」
ほんのりと色づいた顔を向けてレイヴンが乱れた呼吸の中で俺に訴えてくる。
蕩けているレイヴンは淫らで従順だ。
「要求が多いんだよなァ。ゆっくりと愉しめばいいじゃねぇか」
「だって、も…ぅ。ずっと、キス、ばっか…で。ぼんやりする、し……」
「今日もエロくていい感じだぜ? そうだな…そろそろ、ご要望通りに」
俺も準備は万端だ。
大したことはしてねぇのに、当てられて興奮してるらしい。
レイヴンの両足を持ち、衝動を抑えてなるべくゆっくりと挿入していく。
緩慢に動いているせいか、ぬぷ、と湿った音が耳に届いた。
「んぁっ……んん、ッ――――……」
「…あぁ、熱くてすげぇイイ。そんなに、待ち遠しかったか?」
「あぁぁ……挿入って、くる……テオ…が…ぁ…」
「大分、馴染んできたか? 俺の形、ちゃんと覚えてるみたいだな……イイコだ」
最奥をトンと優しく叩くと、レイヴンが喉を反らして息を逃す。
あまり動かさずに、髪を梳いてまた口付ける。
「……っぁ…ん…、ァ――――」
「ちょっとばかし物足りねぇが、いい具合に締め付けが……」
「はっ…ぁ……ゆっくり、されると…形が……擦れ…て、っ……」
レイヴンのナカをじっくりと味わうように、なるべくゆっくりと動かすと、レイヴンの方がもどかしさと焦れったさがあるのか腰を揺らめかせた。
今日はより一層快楽に流されているのか、自ら俺を欲しがって両足を腰に絡みつけてくる。
自然と笑みが溢れてきちまうな。
真面目な癖して、俺の前では快楽を貪って乱れる様を見ていると自分のモノにしている実感があって愉しくて堪らなくなる。
「どうした? 優しくしてやってるのに」
「優しい、けど……もっと、もっと欲しい…っ…」
「何が欲しいって?」
「んっ……テオが、テオが欲しい、から……もっと、満たして…ほし……ぁ、あぁぁっ!」
すげぇ殺し文句だな。
いつもコレくらい素直に求めて欲しいんだが、これ以上優しくしてやるのはもう、限界だった。
俺の耳のナカを侵食してくる甘ったるい声に答えるように、グッと腰を押し進める。
その間も嬌声をあげ続けるレイヴンの吐息ごと奪って、何度も腰を打ち付けると、そのうちに湿った音が室内に響き始めた。
お互いに行為に溺れ合って、身体と身体を重ね合わせる。
ベッドが軋み、ギシギシと音を立ててくるとだんだんと限界が近づいてくる。
「…レイ……ッ――――」
「ぁ、ふぁ……ぁぁ…っ…テオ……んっ…んんーーーーッッ!!」
力強く抱きしめて深く口付けたと同時に、ドクンと奥で弾けてレイヴンのナカを満たしていく。
同時に果てたレイヴンも俺の腹にドロドロとした白濁をぶちまけていった。
「……なんだ?」
「も…なが、い……から。早く、終わらせて…ほし……」
ほんのりと色づいた顔を向けてレイヴンが乱れた呼吸の中で俺に訴えてくる。
蕩けているレイヴンは淫らで従順だ。
「要求が多いんだよなァ。ゆっくりと愉しめばいいじゃねぇか」
「だって、も…ぅ。ずっと、キス、ばっか…で。ぼんやりする、し……」
「今日もエロくていい感じだぜ? そうだな…そろそろ、ご要望通りに」
俺も準備は万端だ。
大したことはしてねぇのに、当てられて興奮してるらしい。
レイヴンの両足を持ち、衝動を抑えてなるべくゆっくりと挿入していく。
緩慢に動いているせいか、ぬぷ、と湿った音が耳に届いた。
「んぁっ……んん、ッ――――……」
「…あぁ、熱くてすげぇイイ。そんなに、待ち遠しかったか?」
「あぁぁ……挿入って、くる……テオ…が…ぁ…」
「大分、馴染んできたか? 俺の形、ちゃんと覚えてるみたいだな……イイコだ」
最奥をトンと優しく叩くと、レイヴンが喉を反らして息を逃す。
あまり動かさずに、髪を梳いてまた口付ける。
「……っぁ…ん…、ァ――――」
「ちょっとばかし物足りねぇが、いい具合に締め付けが……」
「はっ…ぁ……ゆっくり、されると…形が……擦れ…て、っ……」
レイヴンのナカをじっくりと味わうように、なるべくゆっくりと動かすと、レイヴンの方がもどかしさと焦れったさがあるのか腰を揺らめかせた。
今日はより一層快楽に流されているのか、自ら俺を欲しがって両足を腰に絡みつけてくる。
自然と笑みが溢れてきちまうな。
真面目な癖して、俺の前では快楽を貪って乱れる様を見ていると自分のモノにしている実感があって愉しくて堪らなくなる。
「どうした? 優しくしてやってるのに」
「優しい、けど……もっと、もっと欲しい…っ…」
「何が欲しいって?」
「んっ……テオが、テオが欲しい、から……もっと、満たして…ほし……ぁ、あぁぁっ!」
すげぇ殺し文句だな。
いつもコレくらい素直に求めて欲しいんだが、これ以上優しくしてやるのはもう、限界だった。
俺の耳のナカを侵食してくる甘ったるい声に答えるように、グッと腰を押し進める。
その間も嬌声をあげ続けるレイヴンの吐息ごと奪って、何度も腰を打ち付けると、そのうちに湿った音が室内に響き始めた。
お互いに行為に溺れ合って、身体と身体を重ね合わせる。
ベッドが軋み、ギシギシと音を立ててくるとだんだんと限界が近づいてくる。
「…レイ……ッ――――」
「ぁ、ふぁ……ぁぁ…っ…テオ……んっ…んんーーーーッッ!!」
力強く抱きしめて深く口付けたと同時に、ドクンと奥で弾けてレイヴンのナカを満たしていく。
同時に果てたレイヴンも俺の腹にドロドロとした白濁をぶちまけていった。
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