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聖都の聖騎士
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「ミアさん、あちらです。 あの城門から聖都へ入れます」
ルーフェン・ヴォルフ幹部の少年、ナーゲルに連れられミアは聖都へとやって来る。
「仰々しい門だな・・・」
とても綺麗に整えられた、白く広い階段の上に、中が見えないくらい高く聳え立った壁に囲まれた、聖都と言われる街がある。
そこではユスティーチ市街地よりも厳しい政策により、“裁き”が行われる。
道中、ミアはナーゲルに聖都について大まかな事を聞いていた。
聖都ユスティーチ全土で行われている“裁き”は、他人への思いやりや配慮の欠如した行動や、言動などをした者を捕まえ、執行の権利を持つ、聖都内に組織された騎士隊の上層部で、特別な力を有すると言われる聖騎士により、“悪”を浄化され天へと送る
、所謂儀式の様なものである。
市街地にいる騎士隊は、その場で“裁き”を行う権利を持たず、ユスティーチ中央にある聖都まで罪人を連れて行き、聖都の聖騎士隊に引き渡すのが主な仕事。
そしてナーゲルも所属する、聖都のやり方に異議を唱えるレジスタンス、ルーフェン・ヴォルフは、人間の本性は欲望的存在に過ぎないのかもしれないが、後天的努力、つまり学問を修めことにより、公共善を知ることで、礼儀を正すことができる、という信念の元集まった者達。
簡単に言うと、人の過ちは、何が”悪“だったのか、何が”善“であるのかを学ぶ事で、心や行いを正すことが出来るというものである。
騎士隊とルーフェン・ヴォルフの二つの組織は、ぶつかり合っているものの、根本的なところは同じであり、人々を守りたいという気持ちは変わらない。
ただ、聖都が守るのは善良な者で、心に”悪“を宿さない純白な心の者だけ。悪事や、他人への迷惑を顧みない行為、そして本人が迷惑だとも思っていない迷惑行為、”無垢なる悪“を宿した者は、どんな者であれ裁かれる。
ルーフェン・ヴォルフは、これがやり過ぎであると思い、罪の大きさにもよるが、正すことの出来る者は正しべきであると主張する。
故に、聖都に暮らす者が、聖騎士のやり方に恐怖を覚え、市街地や他国へと移住するケースもあるが、彼らは外の世界を知り、”悪“の意味を身をもって体感すると、聖都が如何に安全で平和であったかを思い知ることになる。
そして聖都へと戻ってくる者も多い。
だが・・・、一度”悪“を知ると中々排除しきることは出来ないようで、”裁き“にあう者も少なくない。
「いいですか?ミアさん。 聖都内はもう俺達にもどうすることも出来ません。呉々も気をつけて下さいね」
「あぁ、安心しろ。 無茶はしないから」
ミアは、ナーゲルの頭に手を乗せると、優しく数回弾ませた。
彼と別れ、ミアは階段を登り城門へ向かう。
城門の前には、市街地で見たような騎士隊とは違い、白銀の甲冑にフルフェイスの兜、大きな盾に立派な剣や槍、そして背中には折り畳まれた美しい羽が生えた騎士が数人立っていた。
恐らくこれが彼らの言う、“聖騎士”と言われる者達なのだろう。
ミアが近づいてくると、聖騎士の一人が気づき、ゆっくりとこちらへ向かってくる。
「貴方は・・・、ここの者ではないようだ。聖都のことはご存知でしょうか?」
この者が言う聖都のこととは、ナーゲルが話してくれた彼らの政策や裁き、そして聖都内での心掛けのことなどを言っているのだろう。
「あぁ、心得てるよ」
「そうでしたか。 失礼ですが、どのようなご用件で聖都へ?」
成る程、厳重と言うべきか。
どんな者であれ、このような問答をかけ、聖都へ入る者の素性を予め把握しておこうというのだろう。
「私は冒険者をやっている者だ。 聖都内にギルド・・・、調合士のギルドがあると聞いて来た」
ミアは特に何を隠すこともなく、ただ有りの侭を話す。
「左様でしたか・・・。 はい、確かに調合士のギルドは有ります。 調合の技術は我々聖騎士隊に素晴らしい恩恵を齎しております故、ギルドは聖騎士隊の保有する城内に設けてあります」
「ありがとう。 城内へはそのまま入れるのか?」
「えぇ、ただ・・・こちらを」
聖騎士は掌をミアへ差し出すと、その掌の上に小さな光の球体のような物を出して見せた。
「・・・これは?」
「聖都に入る際は、全ての方にこれを導入していただく決まりになっております。 個人の識別、場所の特定生命の安否や危険察知といった効果が施された物になります。これを体の中へ入れていただきます」
率直なところ、そんな物を体に入れて大丈夫なのだろうかというのがミアの感想だった。それにその効果とやらの持続時間や範囲はどうなっているのかも気になる。
「そ、そんな物を・・・体の中へ入れるのか?」
聖騎士は少し笑った様子で、肩を揺らす。
「お安心下さい。 痛みも無ければ体に害もないことを聖都ユスティーチに、聖騎士の名に誓います。効果も聖都内だけに限りますので、この門を出れば光は消え、効果も失わあれます。 そしてこの光には貴方を守る為の効果もあります」
「守る・・・?」
「はい、我々聖騎士はこの光がある所へ、直ぐに駆けつけることができます。貴方の身に危険が迫れば、直ぐ様貴方の安全を守りに駆けつけられるということです。それに、この光は人の中にある”悪“を察知することもできます」
ミアは、“直ぐに駆けつけることができる”という言葉が気になっていた。光をポータルに移動するということだろうか。彼女はその移動方法に、一つ心当たりがあった。
「わかった。 入れてくれ」
光の導入を受け入れると、聖騎士の掌から光が移動し、ミアの体の中へと入っていった。
「この光が、聖都内での身分証にもなりますので、これで聖騎士隊の城内にも入ることができます」
そういうと聖騎士は城門を開き、ミアを聖都内へと引き入れる。
「ようこそ、聖都ユスティーチへ」
ミアは聖騎士に見送られながら、聖都内へと入っていく。
都内の雰囲気は、然程市街地とは変わらない印象だが、そこはにはとても、恐怖に縛られた自由のない人々の表情など無く、皆一様に明るく穏やかな表情をしていた。
ルーフェン・ヴォルフ幹部の少年、ナーゲルに連れられミアは聖都へとやって来る。
「仰々しい門だな・・・」
とても綺麗に整えられた、白く広い階段の上に、中が見えないくらい高く聳え立った壁に囲まれた、聖都と言われる街がある。
そこではユスティーチ市街地よりも厳しい政策により、“裁き”が行われる。
道中、ミアはナーゲルに聖都について大まかな事を聞いていた。
聖都ユスティーチ全土で行われている“裁き”は、他人への思いやりや配慮の欠如した行動や、言動などをした者を捕まえ、執行の権利を持つ、聖都内に組織された騎士隊の上層部で、特別な力を有すると言われる聖騎士により、“悪”を浄化され天へと送る
、所謂儀式の様なものである。
市街地にいる騎士隊は、その場で“裁き”を行う権利を持たず、ユスティーチ中央にある聖都まで罪人を連れて行き、聖都の聖騎士隊に引き渡すのが主な仕事。
そしてナーゲルも所属する、聖都のやり方に異議を唱えるレジスタンス、ルーフェン・ヴォルフは、人間の本性は欲望的存在に過ぎないのかもしれないが、後天的努力、つまり学問を修めことにより、公共善を知ることで、礼儀を正すことができる、という信念の元集まった者達。
簡単に言うと、人の過ちは、何が”悪“だったのか、何が”善“であるのかを学ぶ事で、心や行いを正すことが出来るというものである。
騎士隊とルーフェン・ヴォルフの二つの組織は、ぶつかり合っているものの、根本的なところは同じであり、人々を守りたいという気持ちは変わらない。
ただ、聖都が守るのは善良な者で、心に”悪“を宿さない純白な心の者だけ。悪事や、他人への迷惑を顧みない行為、そして本人が迷惑だとも思っていない迷惑行為、”無垢なる悪“を宿した者は、どんな者であれ裁かれる。
ルーフェン・ヴォルフは、これがやり過ぎであると思い、罪の大きさにもよるが、正すことの出来る者は正しべきであると主張する。
故に、聖都に暮らす者が、聖騎士のやり方に恐怖を覚え、市街地や他国へと移住するケースもあるが、彼らは外の世界を知り、”悪“の意味を身をもって体感すると、聖都が如何に安全で平和であったかを思い知ることになる。
そして聖都へと戻ってくる者も多い。
だが・・・、一度”悪“を知ると中々排除しきることは出来ないようで、”裁き“にあう者も少なくない。
「いいですか?ミアさん。 聖都内はもう俺達にもどうすることも出来ません。呉々も気をつけて下さいね」
「あぁ、安心しろ。 無茶はしないから」
ミアは、ナーゲルの頭に手を乗せると、優しく数回弾ませた。
彼と別れ、ミアは階段を登り城門へ向かう。
城門の前には、市街地で見たような騎士隊とは違い、白銀の甲冑にフルフェイスの兜、大きな盾に立派な剣や槍、そして背中には折り畳まれた美しい羽が生えた騎士が数人立っていた。
恐らくこれが彼らの言う、“聖騎士”と言われる者達なのだろう。
ミアが近づいてくると、聖騎士の一人が気づき、ゆっくりとこちらへ向かってくる。
「貴方は・・・、ここの者ではないようだ。聖都のことはご存知でしょうか?」
この者が言う聖都のこととは、ナーゲルが話してくれた彼らの政策や裁き、そして聖都内での心掛けのことなどを言っているのだろう。
「あぁ、心得てるよ」
「そうでしたか。 失礼ですが、どのようなご用件で聖都へ?」
成る程、厳重と言うべきか。
どんな者であれ、このような問答をかけ、聖都へ入る者の素性を予め把握しておこうというのだろう。
「私は冒険者をやっている者だ。 聖都内にギルド・・・、調合士のギルドがあると聞いて来た」
ミアは特に何を隠すこともなく、ただ有りの侭を話す。
「左様でしたか・・・。 はい、確かに調合士のギルドは有ります。 調合の技術は我々聖騎士隊に素晴らしい恩恵を齎しております故、ギルドは聖騎士隊の保有する城内に設けてあります」
「ありがとう。 城内へはそのまま入れるのか?」
「えぇ、ただ・・・こちらを」
聖騎士は掌をミアへ差し出すと、その掌の上に小さな光の球体のような物を出して見せた。
「・・・これは?」
「聖都に入る際は、全ての方にこれを導入していただく決まりになっております。 個人の識別、場所の特定生命の安否や危険察知といった効果が施された物になります。これを体の中へ入れていただきます」
率直なところ、そんな物を体に入れて大丈夫なのだろうかというのがミアの感想だった。それにその効果とやらの持続時間や範囲はどうなっているのかも気になる。
「そ、そんな物を・・・体の中へ入れるのか?」
聖騎士は少し笑った様子で、肩を揺らす。
「お安心下さい。 痛みも無ければ体に害もないことを聖都ユスティーチに、聖騎士の名に誓います。効果も聖都内だけに限りますので、この門を出れば光は消え、効果も失わあれます。 そしてこの光には貴方を守る為の効果もあります」
「守る・・・?」
「はい、我々聖騎士はこの光がある所へ、直ぐに駆けつけることができます。貴方の身に危険が迫れば、直ぐ様貴方の安全を守りに駆けつけられるということです。それに、この光は人の中にある”悪“を察知することもできます」
ミアは、“直ぐに駆けつけることができる”という言葉が気になっていた。光をポータルに移動するということだろうか。彼女はその移動方法に、一つ心当たりがあった。
「わかった。 入れてくれ」
光の導入を受け入れると、聖騎士の掌から光が移動し、ミアの体の中へと入っていった。
「この光が、聖都内での身分証にもなりますので、これで聖騎士隊の城内にも入ることができます」
そういうと聖騎士は城門を開き、ミアを聖都内へと引き入れる。
「ようこそ、聖都ユスティーチへ」
ミアは聖騎士に見送られながら、聖都内へと入っていく。
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