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第一章
第2話 無敵のイエスマン2
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そうして、放課後になり、高校の最寄り駅のカラオケでクラスのカラオケ親睦会が開催された。さすがに、田口さん以外のクラス全員が入れる大部屋はなかったので、三つの大部屋に分かれて、それぞれが歌って話して楽しんでいた。
「おーい、赤崎、一緒に歌おうぜー」
高橋君が、僕の肩をがっつり組んで、僕にマイクを渡してから、自分もマイクを持って最近流行りのロックバンドの曲を歌い始めた。
もちろん、今流行りの歌を全て押さえている僕は、それに合わせて歌ってみせる。
「ほんっと、勉強できるのに流行りの曲も知っているし、歌うの超うまいし、ノリいいよなぁ、赤崎は」
感心するようにそう言って、高橋君は僕の肩から腕を離す。
「どうも」
そう返して、笑う僕。
そう、無敵のイエスマンであるためには、失敗は禁物。
それが、勉強だろうが、カラオケだろうが、スポーツだろうが、人間関係だろうが。
高橋君は知らない。
僕は深夜遅くまで勉強をしてから、ネットで最近の流行りの歌を調べ上げて歌う練習までしていることを。
そうまでしないと、ここまで完璧にはこなせないのだ。
その代わり、波風を何一つ立てずに、教室ではうまく振る舞えている。
不意に、また流行りの曲の前奏が流れ始めた。
意を決したような表情で、向かいに座っていた成瀬さんが、高橋君とは真逆の僕の隣に座って、高橋君からマイクを受け取って、マイクを握ったままの僕に言う。
「ねぇ、今度は私と一緒に歌ってよ」
僕には、言うべき言葉はこれしかなかった。
「うん、いいよ」
僕は、ちらっと斜め前に座っている小池君の不安そうな顔を見つめる。僕は小池君にだけ分かるように、小さく微笑んだ。
小池君は安心したように、ほっと笑った。
僕が成瀬さんと歌ったのは、恋の曲だった。
もう、それは叶わない恋を必死になって叶えようとする女の子の気持ちを歌詞に込めた曲だった。
小池君はやっぱり不安そうな表情に戻って僕と成瀬さんを見つめていたし、他の女子たちはちょっと冷たい視線で成瀬さんを見つめていた。
これは良くない。
ということで、僕が単独で歌ったのは、いわゆるネタ曲で、誰もが笑えるおバカな曲だった。案の定、ちょっと悪くなっていた部屋の空気は笑い声で吹き飛び、僕への絶賛の声が次から次へと上がった。
「さっすが、赤崎、分かってるわー」
高橋君は、腹を抱えて笑っていた。
「面白かったよ、赤崎君」
小池君も、さっきの不安そうな表情など、どこかに落としてきたかのように笑っている。
「やだ、面白すぎ、赤崎君」
女子たちも苦しそうに笑っている。
もちろん、成瀬さんも。
ふぅ。
僕の無敵のイエスマンライフにひびが入るところだった。
僕はほっと一息ついてから、スマホで時間を確認する。
そろそろお開きの時間だった。
「じゃあ、最後はみんなで、この曲を歌おうか」
僕は笑顔でリモコンで曲を予約して、その曲の前奏が流れ始める。
それは、少し古いが、春の出会いを喜ぶ、とある有名なロックバンドの曲だった。
「いいじゃん、赤崎!」
ロック好きなのか、さっきもロックを歌っていた高橋君が目を輝かせる。
「俺もこの歌知ってるよ」
小池君が、僕、というよりは成瀬さんに聞かせるためか、大きめな声でそう言う。
「私も知ってる! 春といえば、今はこの曲だよね」
成瀬さんが興奮ぎみにそう言う。
そうして、最後はみんなで大合唱して新しいクラスのカラオケ親睦会は終わりを迎えた。
駅で解散して、みんな満足した顔で各々の電車に乗っていく。
僕は自分が乗るべき電車に乗ろうとすると、後ろから呼び止められた。
振り返ると、小池君がいた。
「途中まで、一緒に帰ろうよ?」
そうだった。僕のほうが先に降りるが、小池君とは乗る電車が同じだった。
「うん、いいよ」
僕は笑顔で答える。
それ以外の返事など許されない。
本当は、ちょっと一人になりたかったけれど。
でも、僕は無敵のイエスマンだ。
断るなんて失敗、許されないのだ。
小池君と二人で電車に乗って、座席に座る。
電車が発車する。
何となく、車窓から夜空を見上げると、ぽっかりと満月が浮かんでいるのが見えた。
満月。
思い出されたのは、あまりに弱い、今の僕とはかけ離れた僕の過去。
「あたしを助けてくれて、ありがとう……」
嫌だな。
こんなこと、思い出すなんて。
「赤崎君」
小池君の声で、意識が現実に立ち戻った僕は、慌てて小池君のほうを見る。
「何、小池君?」
僕は頑張って笑顔を作って、小池君に尋ねる。
小池君が言いにくそうにしながらも、意を決したようにぎゅっと拳を握りしめて僕に言ってきた。
「成瀬さんってさ、赤崎君のこと好きだよね」
一瞬、心臓が止まりそうになるが、そこは無敵のイエスマン。
僕は笑顔を崩さすに聞く。
「どうして、そんなこと思うんだい?」
「だってさ、今日は勇気出して成瀬さんの近くに座ったのに、成瀬さん、赤崎君のほうばっかり見ているし、カラオケもあんな恋の歌を赤崎君と一緒に歌っていたし。どう考えたって、成瀬さんの気持ちは、赤崎君のほうに向かっているよ」
小池君は、その眼鏡の奥から、やや嫉妬が込められた眼差しで僕を見つめてくる。
「そうなのかな?」
電車に揺られながら、僕はとぼける。
僕は無敵のイエスマン。
敵は作ってはならない。
「小池君、僕は恋愛に興味がないんだ。だから、成瀬さんの気持ちが僕に向けられていることも気づいていないし、それに成瀬さんの気持ちがもしも本当に僕に向かっていたとしても、僕は恋愛に興味ない宣言を女子たちに度々しているんだから、諦めるのは時間の問題だよ」
僕がそう言うと、少し眼差しが柔らかくなった小池君が、そう、と呟いた。
そう、だよ。
そう思ってくれよ。
頼むよ、僕の無敵のイエスマンライフにひびを入れないでくれよ。
もう、僕は失敗しない。
僕は無敵のイエスマンにはなれるけれど、正義のヒーローにはなれない。
それを小学生の頃に、嫌というほど思い知らされた僕は、努力に努力を重ねて今の自分を作り上げた。
父親が医者であり、母も元医者である僕の両親には、怒られないように、そのいいつけ通りに勉強して難関大学の医学部を目指して、クラスでは学級委員長として誰からも敵視されないようにみんなをうまくまとめて完璧に振る舞い、担任の先生には理想の生徒を演じて、スポーツだって適度に活躍できるように部屋で筋トレなどをして体を鍛えておいて、遊びだって高校生の間での流行りはほとんど押さえて。
そうして、そんな自分にようやくほっとできる自分がいるんだ。
小池君には分かりもしないであろう無敵のイエスマンであるための僕の努力。
それを無駄にされたくは、決してない。
「赤崎君はさ、誰に対しても優しいから、成瀬さんから告白されたら、それにイエスと言ってしまいそうで、俺は怖かったんだ。でも、成瀬さんが諦めてくれるなら、問題ないね」
そう大真面目に言う小池君の顔を見つめながら、僕は笑顔を崩さずに尋ねた。
「小池君が、成瀬さんのこと好きになったのは、去年の夏休み前からだよね?」
小池君が顔を赤くしながら頷く。
「そうなんだよ。夏休み前のよく晴れた日に、たまたま下校時に成瀬さんと下駄箱で顔を合わせて、それから駅まで一緒に帰ることになったんだ。そのときに、俺のオタク話なんてつまらない話のはずなのに、興味を持って聞いてくれて、すごくいい子だなって思ったんだ。あのときの晴れ渡った青空と成瀬さんの笑顔が、今でも目に焼きついているよ」
そう語る小池君を、僕は少し羨ましく思えて目を細めた。
小池君は、確かに恋をしているんだ。
僕は、恋をしたことがない。
小学生のあのとき以来。
いつも無敵のイエスマンである限りは、他の女子たちの願いを切り裂き、たった一人を選ぶ恋など、できるはずもない。
でも、この世界は、いや、特にこの国ではイエスマンである性質を求められる。
言うことを聞く。
空気を読む。
嫌でもイエスと言う。
きっと、社会に出れば、大人になれば、なおさらそういうことが求められるだろう。
そのときのための訓練だと思えば、今の努力も必ず報われるはず。
「小池君の恋、叶うといいね」
僕は満面の優しい笑みで小池君にそう言い残して、電車から降りた。
「おーい、赤崎、一緒に歌おうぜー」
高橋君が、僕の肩をがっつり組んで、僕にマイクを渡してから、自分もマイクを持って最近流行りのロックバンドの曲を歌い始めた。
もちろん、今流行りの歌を全て押さえている僕は、それに合わせて歌ってみせる。
「ほんっと、勉強できるのに流行りの曲も知っているし、歌うの超うまいし、ノリいいよなぁ、赤崎は」
感心するようにそう言って、高橋君は僕の肩から腕を離す。
「どうも」
そう返して、笑う僕。
そう、無敵のイエスマンであるためには、失敗は禁物。
それが、勉強だろうが、カラオケだろうが、スポーツだろうが、人間関係だろうが。
高橋君は知らない。
僕は深夜遅くまで勉強をしてから、ネットで最近の流行りの歌を調べ上げて歌う練習までしていることを。
そうまでしないと、ここまで完璧にはこなせないのだ。
その代わり、波風を何一つ立てずに、教室ではうまく振る舞えている。
不意に、また流行りの曲の前奏が流れ始めた。
意を決したような表情で、向かいに座っていた成瀬さんが、高橋君とは真逆の僕の隣に座って、高橋君からマイクを受け取って、マイクを握ったままの僕に言う。
「ねぇ、今度は私と一緒に歌ってよ」
僕には、言うべき言葉はこれしかなかった。
「うん、いいよ」
僕は、ちらっと斜め前に座っている小池君の不安そうな顔を見つめる。僕は小池君にだけ分かるように、小さく微笑んだ。
小池君は安心したように、ほっと笑った。
僕が成瀬さんと歌ったのは、恋の曲だった。
もう、それは叶わない恋を必死になって叶えようとする女の子の気持ちを歌詞に込めた曲だった。
小池君はやっぱり不安そうな表情に戻って僕と成瀬さんを見つめていたし、他の女子たちはちょっと冷たい視線で成瀬さんを見つめていた。
これは良くない。
ということで、僕が単独で歌ったのは、いわゆるネタ曲で、誰もが笑えるおバカな曲だった。案の定、ちょっと悪くなっていた部屋の空気は笑い声で吹き飛び、僕への絶賛の声が次から次へと上がった。
「さっすが、赤崎、分かってるわー」
高橋君は、腹を抱えて笑っていた。
「面白かったよ、赤崎君」
小池君も、さっきの不安そうな表情など、どこかに落としてきたかのように笑っている。
「やだ、面白すぎ、赤崎君」
女子たちも苦しそうに笑っている。
もちろん、成瀬さんも。
ふぅ。
僕の無敵のイエスマンライフにひびが入るところだった。
僕はほっと一息ついてから、スマホで時間を確認する。
そろそろお開きの時間だった。
「じゃあ、最後はみんなで、この曲を歌おうか」
僕は笑顔でリモコンで曲を予約して、その曲の前奏が流れ始める。
それは、少し古いが、春の出会いを喜ぶ、とある有名なロックバンドの曲だった。
「いいじゃん、赤崎!」
ロック好きなのか、さっきもロックを歌っていた高橋君が目を輝かせる。
「俺もこの歌知ってるよ」
小池君が、僕、というよりは成瀬さんに聞かせるためか、大きめな声でそう言う。
「私も知ってる! 春といえば、今はこの曲だよね」
成瀬さんが興奮ぎみにそう言う。
そうして、最後はみんなで大合唱して新しいクラスのカラオケ親睦会は終わりを迎えた。
駅で解散して、みんな満足した顔で各々の電車に乗っていく。
僕は自分が乗るべき電車に乗ろうとすると、後ろから呼び止められた。
振り返ると、小池君がいた。
「途中まで、一緒に帰ろうよ?」
そうだった。僕のほうが先に降りるが、小池君とは乗る電車が同じだった。
「うん、いいよ」
僕は笑顔で答える。
それ以外の返事など許されない。
本当は、ちょっと一人になりたかったけれど。
でも、僕は無敵のイエスマンだ。
断るなんて失敗、許されないのだ。
小池君と二人で電車に乗って、座席に座る。
電車が発車する。
何となく、車窓から夜空を見上げると、ぽっかりと満月が浮かんでいるのが見えた。
満月。
思い出されたのは、あまりに弱い、今の僕とはかけ離れた僕の過去。
「あたしを助けてくれて、ありがとう……」
嫌だな。
こんなこと、思い出すなんて。
「赤崎君」
小池君の声で、意識が現実に立ち戻った僕は、慌てて小池君のほうを見る。
「何、小池君?」
僕は頑張って笑顔を作って、小池君に尋ねる。
小池君が言いにくそうにしながらも、意を決したようにぎゅっと拳を握りしめて僕に言ってきた。
「成瀬さんってさ、赤崎君のこと好きだよね」
一瞬、心臓が止まりそうになるが、そこは無敵のイエスマン。
僕は笑顔を崩さすに聞く。
「どうして、そんなこと思うんだい?」
「だってさ、今日は勇気出して成瀬さんの近くに座ったのに、成瀬さん、赤崎君のほうばっかり見ているし、カラオケもあんな恋の歌を赤崎君と一緒に歌っていたし。どう考えたって、成瀬さんの気持ちは、赤崎君のほうに向かっているよ」
小池君は、その眼鏡の奥から、やや嫉妬が込められた眼差しで僕を見つめてくる。
「そうなのかな?」
電車に揺られながら、僕はとぼける。
僕は無敵のイエスマン。
敵は作ってはならない。
「小池君、僕は恋愛に興味がないんだ。だから、成瀬さんの気持ちが僕に向けられていることも気づいていないし、それに成瀬さんの気持ちがもしも本当に僕に向かっていたとしても、僕は恋愛に興味ない宣言を女子たちに度々しているんだから、諦めるのは時間の問題だよ」
僕がそう言うと、少し眼差しが柔らかくなった小池君が、そう、と呟いた。
そう、だよ。
そう思ってくれよ。
頼むよ、僕の無敵のイエスマンライフにひびを入れないでくれよ。
もう、僕は失敗しない。
僕は無敵のイエスマンにはなれるけれど、正義のヒーローにはなれない。
それを小学生の頃に、嫌というほど思い知らされた僕は、努力に努力を重ねて今の自分を作り上げた。
父親が医者であり、母も元医者である僕の両親には、怒られないように、そのいいつけ通りに勉強して難関大学の医学部を目指して、クラスでは学級委員長として誰からも敵視されないようにみんなをうまくまとめて完璧に振る舞い、担任の先生には理想の生徒を演じて、スポーツだって適度に活躍できるように部屋で筋トレなどをして体を鍛えておいて、遊びだって高校生の間での流行りはほとんど押さえて。
そうして、そんな自分にようやくほっとできる自分がいるんだ。
小池君には分かりもしないであろう無敵のイエスマンであるための僕の努力。
それを無駄にされたくは、決してない。
「赤崎君はさ、誰に対しても優しいから、成瀬さんから告白されたら、それにイエスと言ってしまいそうで、俺は怖かったんだ。でも、成瀬さんが諦めてくれるなら、問題ないね」
そう大真面目に言う小池君の顔を見つめながら、僕は笑顔を崩さずに尋ねた。
「小池君が、成瀬さんのこと好きになったのは、去年の夏休み前からだよね?」
小池君が顔を赤くしながら頷く。
「そうなんだよ。夏休み前のよく晴れた日に、たまたま下校時に成瀬さんと下駄箱で顔を合わせて、それから駅まで一緒に帰ることになったんだ。そのときに、俺のオタク話なんてつまらない話のはずなのに、興味を持って聞いてくれて、すごくいい子だなって思ったんだ。あのときの晴れ渡った青空と成瀬さんの笑顔が、今でも目に焼きついているよ」
そう語る小池君を、僕は少し羨ましく思えて目を細めた。
小池君は、確かに恋をしているんだ。
僕は、恋をしたことがない。
小学生のあのとき以来。
いつも無敵のイエスマンである限りは、他の女子たちの願いを切り裂き、たった一人を選ぶ恋など、できるはずもない。
でも、この世界は、いや、特にこの国ではイエスマンである性質を求められる。
言うことを聞く。
空気を読む。
嫌でもイエスと言う。
きっと、社会に出れば、大人になれば、なおさらそういうことが求められるだろう。
そのときのための訓練だと思えば、今の努力も必ず報われるはず。
「小池君の恋、叶うといいね」
僕は満面の優しい笑みで小池君にそう言い残して、電車から降りた。
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