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バルカン王国の姫
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――約20年前、現実世界からレオを召喚したのはバルカン王国である。彼等は勇者召喚と呼ばれる儀式を利用し、魔王軍の脅威に陥っていた世界を救うための勇者を召喚した。実際に召喚されたレオは素晴らしい素質を持つ人間であり、しかも彼には女神の加護と呼ばれる特別な恩恵を受けており、彼を召喚に成功した王国の人間達は非常に喜んだが、ある人物だけはレオの存在を快く思わなかった。
『へえ~君が勇者君?すっごく格好いいね』
『貴女は……?』
『私はマリアだよ!!弓の勇者に選ばれたマリア!!一応はこの国の王女だよ?』
アリアと出会う前にレオはバルカン王国の王女と対面しており、彼女は王女でありながら魔王軍を討伐するために選出された人間であり、実際に彼女の弓の技量は素晴らしく、500メートルも離れた的を射抜く程の命中力を誇る。彼女は異世界から召喚されたレオを気に入り、共に魔王軍を討伐する仲間として行動する。
だが、バルカン王国の国王は一人娘である彼女は非常に可愛がっており、早くに妻を亡くした彼は妻の面影がある娘に深い愛情を注ぎ、娘のためならばどんな願いも聞き入れていた。しかし、そんな可愛い娘が異世界から訪れた勇者に興味を抱いている事を知った彼は非常にレオに辛辣な態度を取る。
『貴様!!我が娘を狙っているのではないだろうな!?』
『幾ら勇者とはいえ、お前のような平民を娘の婿に出来ん!!』
『ふんっ!!魔王軍の幹部を仕留めたらしいな?だが、その程度の事で己惚れるな!!もっと精進しろっ!!四天王の一人でも倒してから儂の所に来い!!……えっ?もう四天王は全員倒した?う、嘘だろう?』
『勇者ぁっ!!娘の手紙に貴様の事しか書かれていないぞ!?しかも娘の前でよくも他の女といちゃついていたらしいな!!即刻死刑にしてやる……いや、落ち着け、今のは冗談だ。だからその聖剣を下げてはくれんか?え、冗談には聞こえなかった?わ、儂の言葉を疑うか!?』
『何?貴様の寝こみを襲った刺客が儂に雇われたと白状しただとっ!?し、知らんっ!!そのような奴等など儂は知らんぞ!!え?どうして正確な人数を答えていないのに「奴等」という言葉を使ったのかだと!?そ、それはだな……』
『……頼む勇者、どうか娘との仲を取り持ってくれんか?儂が悪かった……お前に食事に毒を仕込んだり、刺客を送ったり、夜に娼婦を送り込んだことがばれたのだ……え?お、お前、本当に儂の仕業だと気づいていなかったのか!?』
レオは旅の途中で何度もバルカン王国の国王が放った刺客に襲われており、最初は彼も気付かなかったが流石に仲間の中に女性が増える度に刺客の数が激増した辺りから不思議に思い、調査した結果、よりにもよって魔王軍ではなく自分を召喚したバルカン王国の国王が黒幕だと判明した。
流石に彼も敵だけではなく味方に狙われる事に困惑し、今回の国王の暴挙の原因であるマリアに彼を説得するように頼む。マリアとしてはレオの傍を離れたくはなかったが、あまりに父親の行動が酷過ぎたために仕方なく彼女は旅の途中で親を叱りつけるために王国に帰還する。
だが、彼女が王国に帰還中にレオ達は魔王軍の討伐を果たし、仲間達は散り散りになる。慌ててマリアは消えてしまったレオの消息を負ったが、ここで邪魔者が自らの意志で消えてしまったことに喜んだ父親が彼女を無理やりに王国に留めて彼を諦めるように説得する。レオがアリアと相思相愛だった事を知っていたマリアは仕方なく彼の幸せを祈り、彼の調査を断念した。
しかし、マリアを非常に溺愛していた国王も最近では娘の年齢に危機感を抱き始める。昔は娘に男が近寄る事を断固阻止していた彼も年齢を重ねる事に自分の身勝手な行動で娘の恋路を邪魔した事に罪悪感を抱くようになり、レオの代わりにマリアの結婚相手を見繕うために行動を開始する。
既にマリアの年齢は37才を迎えており、しかも国王の今までの行動が周辺諸国にも知れ渡っており、伝説の勇者が相手でも娘を差し出さなかった親馬鹿王という認識が広まっていた。それに彼女の年齢も30代後半を迎えているという理由もあり、20年前は各国の王子や有力貴族から求婚を申し込まれていたマリアも現在では彼女の方から求婚を求めても答えてくれる人間は存在しなかった。このままでは国王が死去した場合はマリアが王位を継ぐことになるが、甘やかされて育てられていた彼女は政治に関しては何も知らず、仮に王位を受け継いだとしても彼女では国を治める事は出来ないのは明白だった。
『これも全部お父さんのせいだよっ!!あんなにレオ君と仲良くしてよと言ったのに聞いてくれなかったお父さんの馬鹿ぁっ!!』
『ま、マリア!?落ち着いてくれ!!儂が悪かった……だからその弓矢をしまってくれ!?』
最愛の愛娘に毎晩のように弓を構えられた国王は必死に彼女を受け入れてくれる人間を探していた時、20年前に消えたはずのレオの消息を掴む事に成功する。しかも彼はアリアとは結婚せずに未だに独り身である事を知った彼はマリアにその事実を伝えると、彼女は半信半疑で国王に願い事を告げる。
『本当にレオ君が結婚していないの……?それなら、お父さんがレオ君を説得してこの国に連れて来てよ!!』
『わ、儂がっ!?』
『もう前みたいに邪魔したら許さないから!!レオ君以外の人と絶対に私は結婚しないからね!!』
愛娘の言葉に国王は泣く泣く従い、レオに謝罪の手紙を記してバルトロス王国に使者を送り込む。そして無事に彼の元に辿り着いた使者はマリアと国王の話を伝えるが、当のレオの返答は無慈悲にも彼等の希望を打ち砕く。
「申し訳ないが、俺はあの国王を信じられない。旅の途中で何度も刺客を送り込んだ人間を信用なんかできない。マリアには悪いが俺の事を忘れてくれと伝えてくれ」
「そ、そんなっ!?」
彼の返答に使者たちは絶望するが、レオとしては自分と仲間が命懸けで世界を救うために行動している時に何度も刺客を送り込んで邪魔をした国王の謝罪の言葉など信じられなかった。今回の話も自分をおびき出して殺すつもりなのではないかと彼は疑い、はっきりと彼は使者に断りの言葉を継げる。
『へえ~君が勇者君?すっごく格好いいね』
『貴女は……?』
『私はマリアだよ!!弓の勇者に選ばれたマリア!!一応はこの国の王女だよ?』
アリアと出会う前にレオはバルカン王国の王女と対面しており、彼女は王女でありながら魔王軍を討伐するために選出された人間であり、実際に彼女の弓の技量は素晴らしく、500メートルも離れた的を射抜く程の命中力を誇る。彼女は異世界から召喚されたレオを気に入り、共に魔王軍を討伐する仲間として行動する。
だが、バルカン王国の国王は一人娘である彼女は非常に可愛がっており、早くに妻を亡くした彼は妻の面影がある娘に深い愛情を注ぎ、娘のためならばどんな願いも聞き入れていた。しかし、そんな可愛い娘が異世界から訪れた勇者に興味を抱いている事を知った彼は非常にレオに辛辣な態度を取る。
『貴様!!我が娘を狙っているのではないだろうな!?』
『幾ら勇者とはいえ、お前のような平民を娘の婿に出来ん!!』
『ふんっ!!魔王軍の幹部を仕留めたらしいな?だが、その程度の事で己惚れるな!!もっと精進しろっ!!四天王の一人でも倒してから儂の所に来い!!……えっ?もう四天王は全員倒した?う、嘘だろう?』
『勇者ぁっ!!娘の手紙に貴様の事しか書かれていないぞ!?しかも娘の前でよくも他の女といちゃついていたらしいな!!即刻死刑にしてやる……いや、落ち着け、今のは冗談だ。だからその聖剣を下げてはくれんか?え、冗談には聞こえなかった?わ、儂の言葉を疑うか!?』
『何?貴様の寝こみを襲った刺客が儂に雇われたと白状しただとっ!?し、知らんっ!!そのような奴等など儂は知らんぞ!!え?どうして正確な人数を答えていないのに「奴等」という言葉を使ったのかだと!?そ、それはだな……』
『……頼む勇者、どうか娘との仲を取り持ってくれんか?儂が悪かった……お前に食事に毒を仕込んだり、刺客を送ったり、夜に娼婦を送り込んだことがばれたのだ……え?お、お前、本当に儂の仕業だと気づいていなかったのか!?』
レオは旅の途中で何度もバルカン王国の国王が放った刺客に襲われており、最初は彼も気付かなかったが流石に仲間の中に女性が増える度に刺客の数が激増した辺りから不思議に思い、調査した結果、よりにもよって魔王軍ではなく自分を召喚したバルカン王国の国王が黒幕だと判明した。
流石に彼も敵だけではなく味方に狙われる事に困惑し、今回の国王の暴挙の原因であるマリアに彼を説得するように頼む。マリアとしてはレオの傍を離れたくはなかったが、あまりに父親の行動が酷過ぎたために仕方なく彼女は旅の途中で親を叱りつけるために王国に帰還する。
だが、彼女が王国に帰還中にレオ達は魔王軍の討伐を果たし、仲間達は散り散りになる。慌ててマリアは消えてしまったレオの消息を負ったが、ここで邪魔者が自らの意志で消えてしまったことに喜んだ父親が彼女を無理やりに王国に留めて彼を諦めるように説得する。レオがアリアと相思相愛だった事を知っていたマリアは仕方なく彼の幸せを祈り、彼の調査を断念した。
しかし、マリアを非常に溺愛していた国王も最近では娘の年齢に危機感を抱き始める。昔は娘に男が近寄る事を断固阻止していた彼も年齢を重ねる事に自分の身勝手な行動で娘の恋路を邪魔した事に罪悪感を抱くようになり、レオの代わりにマリアの結婚相手を見繕うために行動を開始する。
既にマリアの年齢は37才を迎えており、しかも国王の今までの行動が周辺諸国にも知れ渡っており、伝説の勇者が相手でも娘を差し出さなかった親馬鹿王という認識が広まっていた。それに彼女の年齢も30代後半を迎えているという理由もあり、20年前は各国の王子や有力貴族から求婚を申し込まれていたマリアも現在では彼女の方から求婚を求めても答えてくれる人間は存在しなかった。このままでは国王が死去した場合はマリアが王位を継ぐことになるが、甘やかされて育てられていた彼女は政治に関しては何も知らず、仮に王位を受け継いだとしても彼女では国を治める事は出来ないのは明白だった。
『これも全部お父さんのせいだよっ!!あんなにレオ君と仲良くしてよと言ったのに聞いてくれなかったお父さんの馬鹿ぁっ!!』
『ま、マリア!?落ち着いてくれ!!儂が悪かった……だからその弓矢をしまってくれ!?』
最愛の愛娘に毎晩のように弓を構えられた国王は必死に彼女を受け入れてくれる人間を探していた時、20年前に消えたはずのレオの消息を掴む事に成功する。しかも彼はアリアとは結婚せずに未だに独り身である事を知った彼はマリアにその事実を伝えると、彼女は半信半疑で国王に願い事を告げる。
『本当にレオ君が結婚していないの……?それなら、お父さんがレオ君を説得してこの国に連れて来てよ!!』
『わ、儂がっ!?』
『もう前みたいに邪魔したら許さないから!!レオ君以外の人と絶対に私は結婚しないからね!!』
愛娘の言葉に国王は泣く泣く従い、レオに謝罪の手紙を記してバルトロス王国に使者を送り込む。そして無事に彼の元に辿り着いた使者はマリアと国王の話を伝えるが、当のレオの返答は無慈悲にも彼等の希望を打ち砕く。
「申し訳ないが、俺はあの国王を信じられない。旅の途中で何度も刺客を送り込んだ人間を信用なんかできない。マリアには悪いが俺の事を忘れてくれと伝えてくれ」
「そ、そんなっ!?」
彼の返答に使者たちは絶望するが、レオとしては自分と仲間が命懸けで世界を救うために行動している時に何度も刺客を送り込んで邪魔をした国王の謝罪の言葉など信じられなかった。今回の話も自分をおびき出して殺すつもりなのではないかと彼は疑い、はっきりと彼は使者に断りの言葉を継げる。
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