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番外編
とある少年の心配事
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番外編第一弾。
お気に入り登録数1000件記念に書いたSSです。
響視点で、7話の後の話になっております。少し修正&加筆しました。
「囚われ~」メンバー三人が出てきます。
********************************************
大晦日の31日。嵐のように帰ってきては自室へ去っていった麗を見送った後。響は遊びに来ている同級生三人に振り向いた。
「あの、騒がしくしてごめんね」
お茶菓子を食べている三人の女の子、五十嵐 星来と木下 若葉、そして美咲 凛は、床にひかれたラグの上に座ったまま笑った。
「麗さんって面白いねー!うららって名前もかわいいし。響お姉ちゃんいていーなー」
そう言って笑うのはセイラだ。隣の2人に比べると幼く見えるが、フレンドリーで喋りやすく、響の仲のいい女子の一人である。
「随分慌ててたけど、お姉さん出張が嫌なの?」
モデルのような体型と高校生には見えない大人っぽさが有名の凛は、響に麗の職業を尋ねた。
「一応、OLかな・・・?」
あまり探偵事務所(何でも屋)で働いているなど外では言わないようにしているため、響は曖昧に笑ってごまかした。
「出張でカリフォルニアかぁ~いいなぁー。私も友達に会いたいよ。麗さん一人で行くの?」
カリフォルニア育ちのセイラはどうやら地元が恋しいらしい。セイラの問いに、そういえば誰と行くのか聞き忘れていた事に気付く。出張と言っていたから恐らく依頼人と行くのだろう。バーンと来て言いたい事だけ言って帰っていった麗に、訊く暇など全くなかったのだ。
「・・・彼氏とだったりして」
くすり、と含み笑いをして微笑む凛に、セイラは「きゃー!大人ー!」と騒ぎ始めた。
この年頃の少女達は恋バナが大好物だ。その発言を聞いて、響は若干うろたえる。
「いや、まさか。彼氏と旅行、じゃなかった、出張なんて・・・」
「さぁ、わからないわよ?麗さんだって妙齢な女性なんだし?彼氏の一人や二人いてもおかしくはないでしょ」
内心動揺する響に凛はウーロン茶を注ぎながら告げた。堂々としてきっぱりと断言されると、確かに彼氏の一人や二人いてもおかしくない年齢だと納得する。そして響は今気付いたという顔をした。思えば今まで姉の恋愛事情を意識した事がなかったのだ。
「えーでも彼氏と旅行なら嫌がらないんじゃない?むしろ張り切りそうだけど」
お菓子をぽりぽり食べながら、セイラが怪訝な顔をして凛を見つめた。
「どうかしらね~?実は別れを考えていた矢先だったり、相手の浮気が発覚して微妙な関係だったり。気が進まない事なんてたくさんあるでしょ」
クールで大人びた凛の発言に、響の表情は徐々に青くなる。
「ど、どうしよう・・・麗ちゃんが実はそんな大変な状況にいたら・・・」
姉思いの響はセイラと凛の会話を真に受けて狼狽し始めた。
黙ってやり取りを聞いていた若葉は小さくため息をつくと、「落ち着きなさい、響」と宥める。
「そもそも、麗さんにお付き合いしている人っているのかしら?」
エキゾチックな美貌の少女、若葉は、一番重要な確認をした。
「麗ちゃんに彼氏・・・あれ?そういえば、僕見たことないかも」
首を傾げてよく考えてみるが、今まで麗が彼氏を自宅に連れて来た事などあっただろうか。紹介された記憶もない。少なくとも日本に住み始めてからは一切ないだろう。そして海外に住んでいた時も、彼氏の話題を自分が聞くことはなかった気がする。
「見たことないって、紹介された事がないだけなんじゃない?話くらいは聞くでしょ」
凛の発言に思い返してみるが、記憶を掘り起こしても恋人らしき人物の顔は思い浮かばなかった。数人の友達を紹介された事はあるが、あの中に誰か特定の人物がいた記憶もない。
「歳が離れているから、麗ちゃんが高校生の時って僕まだ6歳とかだし。知らないだけなのかも?」
「写真とかは?これ元彼~とかって、見せないの?うちのリュージはフェイスブックによく写真載せてるよ~」
「麗ちゃん、アカウントはあるんだけどあんまり使っていなくって・・・さすがにメールのやり取りはするみたいだけど。写真もそういえば友達同士のは見たことあるけど、男性とツーショットは見たことがない・・・」
段々思いつめたような真剣な顔つきに変わる。今まで姉の交際経験など全く関心がなかったが、何も知らない事に愕然とした。もしかして弟だから心配させたくなかったのかもしれない。大人の関係を9歳離れた弟にわざわざ告げる必要もないと思われても、寂しいが仕方がないとも思える。
「って事は響と麗ちゃんが日本に住み始めてからも、一度も彼氏らしき人物を見た事がないって事か。家に連れ込む事もしていないんだよね?」
「少なくとも僕が知る限り、帰ってきて知らない男性は家にいなかったよ」
「なるほど~、じゃ、麗ちゃんが無断外泊とかしてたら?」
「こら、セイラ。響がますます青ざめてるじゃない。あんまピュアな男の子からかっちゃダメよ」
「え~?凛が始めたのにー」
頬を膨らますセイラを他所に、響は黙り込む。麗が出張や仕事で家を空けることはそう多くはないが、たまにあった。最近も徹夜で2日ほど家に戻ってこなかった事もある。
「徹夜で泊りがけって事は何度かあったけど・・・多分大丈夫だと思うよ。やつれて生気なくした顔で、仕事がハードすぎるってぼやいていたし・・・」
「なんだー。それならそれで安心だね。よかったじゃん」
姉が自分に隠れて彼氏の家に泊まっていた可能性は多分ない、と思う。そのことに響は少し安堵のため息をはいた。
「いや、でも待てよ。それじゃ麗さんってめちゃくちゃ秘密主義か、それとも交際経験がないかって事になるんじゃ・・・」
凛が眉を顰めて響に尋ねる。
「まっさかあー!麗ちゃんって25歳でしょ?大人な女性で彼氏いた事ないはずないよー!だって普通にかわいいし面白いし、モテそうだよ?」
セイラは笑い始めた。ありえない、と。
だが響は姉が秘密主義ではないことを十分にわかっているし(仕事関係はともかく)、姉弟仲のいい自分達はあまり隠し事はしない。
「・・・僕今気付いたんだけど。麗ちゃんは別に秘密主義じゃないけど、一度も交際相手を紹介するどころか話題にも上がらないなんて、本当に麗ちゃん今まで恋人いないんじゃ・・・それとも僕に遠慮して、話題を選んでいるのかな?まだ高校生を一人で家に置いておくわけにはいかないからって、彼氏の家に泊まりに行かないのかも・・・。」
真剣に悩み始めた響を見て、セイラと凛は慌て始めた。
「だ、大丈夫だよ!多分麗ちゃんはたまたま今、恋人募集中とかでいないだけで!響の所為じゃないよ!!」
「そうよ、麗さんに今まで交際経験がないわけないじゃない!ほら、大学の時なんて離れて暮らしてたんでしょ?なら響が知らないだけで、それなりに経験も積んでるって!今度直接訊いてみたら?」
「ナイス凛!そうだよ、麗ちゃんにさり気なく、『麗ちゃんって今お付き合いしている人いるの?』って。その時に自分に遠慮しないでね~って言ったらいいんじゃない!?そしたら何か、いい弟アピールも出来て、一石二鳥~!」
落ち込み始めた響を励ましていた2人を眺めていた若葉が、小さく嘆息して口を開いた。
「大丈夫よ、心配しなくても。あの手のタイプは鈍いけど、少し気になる人が現れたらあっという間に電撃結婚とかするから」
お茶を飲みながら若葉が続ける。
「とゆーよりも。頭のいい策士の包囲網に捕まって、落とされているパターンかしらね。気付いた時はもう遅い。心配しなくてもタイミングと勢いであっという間に結婚までしちゃうわよ、麗さん」
「それは逆に心配になるんじゃ・・・」とセイラと凛は小さく呟いたが、響には届かなかった。
「木下さん、何でそんな事がわかるの?何だか誰かの体験を見てきたみたい」
目をぱちくりと瞬いた響に、若葉はくすり、と微笑む。
「それなりに人生経験は積んでいるからね」
その言葉に納得して頷いたのはセイラ一人で。他の2名は釈然としない表情のまま若葉を見つめた。
「ってか若葉。あんたもうちらと同じ高校生でしょ・・・ババくさいわよ」
「あら失礼ね。精神的に成熟しているって言って頂戴」
女子三人の会話を聞きながら、響は麗が出張から戻ってきたら思い切って訊ねてみようと決心した。
◆ ◆ ◆
そして年明けに麗が戻ってきたその日。
響が気を利かせて告げた言葉に、麗は思いっきり動揺した。
『麗ちゃん。僕に遠慮しないで、いつでも彼氏の家に泊まりに行っていいんだからね?』
9歳下の弟にまで心配されて、しかも妙な気遣いまでされた麗は、乾いた笑みを零してお礼を言う事しか出来なかったのだ。
************************************************
セイラ、響の「麗ちゃん」呼びがうつりました。
麗、弟に彼氏がいない事を心配されるお話でした。そして「囚われ~」をご存知の方はお気づきでしょうが、このメンバーの中で若葉だけヴァンパイアなので、見た目と実年齢が一致していません。年寄りくさいのはある意味当然かも?
そしていつの間にかお気に入り登録2000件、ありがとうございます!
何か、お礼のSSを・・・!リクエストがありましたらどうぞご遠慮なくお知らせ下さい♪
次も番外編続きます。
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大晦日の31日。嵐のように帰ってきては自室へ去っていった麗を見送った後。響は遊びに来ている同級生三人に振り向いた。
「あの、騒がしくしてごめんね」
お茶菓子を食べている三人の女の子、五十嵐 星来と木下 若葉、そして美咲 凛は、床にひかれたラグの上に座ったまま笑った。
「麗さんって面白いねー!うららって名前もかわいいし。響お姉ちゃんいていーなー」
そう言って笑うのはセイラだ。隣の2人に比べると幼く見えるが、フレンドリーで喋りやすく、響の仲のいい女子の一人である。
「随分慌ててたけど、お姉さん出張が嫌なの?」
モデルのような体型と高校生には見えない大人っぽさが有名の凛は、響に麗の職業を尋ねた。
「一応、OLかな・・・?」
あまり探偵事務所(何でも屋)で働いているなど外では言わないようにしているため、響は曖昧に笑ってごまかした。
「出張でカリフォルニアかぁ~いいなぁー。私も友達に会いたいよ。麗さん一人で行くの?」
カリフォルニア育ちのセイラはどうやら地元が恋しいらしい。セイラの問いに、そういえば誰と行くのか聞き忘れていた事に気付く。出張と言っていたから恐らく依頼人と行くのだろう。バーンと来て言いたい事だけ言って帰っていった麗に、訊く暇など全くなかったのだ。
「・・・彼氏とだったりして」
くすり、と含み笑いをして微笑む凛に、セイラは「きゃー!大人ー!」と騒ぎ始めた。
この年頃の少女達は恋バナが大好物だ。その発言を聞いて、響は若干うろたえる。
「いや、まさか。彼氏と旅行、じゃなかった、出張なんて・・・」
「さぁ、わからないわよ?麗さんだって妙齢な女性なんだし?彼氏の一人や二人いてもおかしくはないでしょ」
内心動揺する響に凛はウーロン茶を注ぎながら告げた。堂々としてきっぱりと断言されると、確かに彼氏の一人や二人いてもおかしくない年齢だと納得する。そして響は今気付いたという顔をした。思えば今まで姉の恋愛事情を意識した事がなかったのだ。
「えーでも彼氏と旅行なら嫌がらないんじゃない?むしろ張り切りそうだけど」
お菓子をぽりぽり食べながら、セイラが怪訝な顔をして凛を見つめた。
「どうかしらね~?実は別れを考えていた矢先だったり、相手の浮気が発覚して微妙な関係だったり。気が進まない事なんてたくさんあるでしょ」
クールで大人びた凛の発言に、響の表情は徐々に青くなる。
「ど、どうしよう・・・麗ちゃんが実はそんな大変な状況にいたら・・・」
姉思いの響はセイラと凛の会話を真に受けて狼狽し始めた。
黙ってやり取りを聞いていた若葉は小さくため息をつくと、「落ち着きなさい、響」と宥める。
「そもそも、麗さんにお付き合いしている人っているのかしら?」
エキゾチックな美貌の少女、若葉は、一番重要な確認をした。
「麗ちゃんに彼氏・・・あれ?そういえば、僕見たことないかも」
首を傾げてよく考えてみるが、今まで麗が彼氏を自宅に連れて来た事などあっただろうか。紹介された記憶もない。少なくとも日本に住み始めてからは一切ないだろう。そして海外に住んでいた時も、彼氏の話題を自分が聞くことはなかった気がする。
「見たことないって、紹介された事がないだけなんじゃない?話くらいは聞くでしょ」
凛の発言に思い返してみるが、記憶を掘り起こしても恋人らしき人物の顔は思い浮かばなかった。数人の友達を紹介された事はあるが、あの中に誰か特定の人物がいた記憶もない。
「歳が離れているから、麗ちゃんが高校生の時って僕まだ6歳とかだし。知らないだけなのかも?」
「写真とかは?これ元彼~とかって、見せないの?うちのリュージはフェイスブックによく写真載せてるよ~」
「麗ちゃん、アカウントはあるんだけどあんまり使っていなくって・・・さすがにメールのやり取りはするみたいだけど。写真もそういえば友達同士のは見たことあるけど、男性とツーショットは見たことがない・・・」
段々思いつめたような真剣な顔つきに変わる。今まで姉の交際経験など全く関心がなかったが、何も知らない事に愕然とした。もしかして弟だから心配させたくなかったのかもしれない。大人の関係を9歳離れた弟にわざわざ告げる必要もないと思われても、寂しいが仕方がないとも思える。
「って事は響と麗ちゃんが日本に住み始めてからも、一度も彼氏らしき人物を見た事がないって事か。家に連れ込む事もしていないんだよね?」
「少なくとも僕が知る限り、帰ってきて知らない男性は家にいなかったよ」
「なるほど~、じゃ、麗ちゃんが無断外泊とかしてたら?」
「こら、セイラ。響がますます青ざめてるじゃない。あんまピュアな男の子からかっちゃダメよ」
「え~?凛が始めたのにー」
頬を膨らますセイラを他所に、響は黙り込む。麗が出張や仕事で家を空けることはそう多くはないが、たまにあった。最近も徹夜で2日ほど家に戻ってこなかった事もある。
「徹夜で泊りがけって事は何度かあったけど・・・多分大丈夫だと思うよ。やつれて生気なくした顔で、仕事がハードすぎるってぼやいていたし・・・」
「なんだー。それならそれで安心だね。よかったじゃん」
姉が自分に隠れて彼氏の家に泊まっていた可能性は多分ない、と思う。そのことに響は少し安堵のため息をはいた。
「いや、でも待てよ。それじゃ麗さんってめちゃくちゃ秘密主義か、それとも交際経験がないかって事になるんじゃ・・・」
凛が眉を顰めて響に尋ねる。
「まっさかあー!麗ちゃんって25歳でしょ?大人な女性で彼氏いた事ないはずないよー!だって普通にかわいいし面白いし、モテそうだよ?」
セイラは笑い始めた。ありえない、と。
だが響は姉が秘密主義ではないことを十分にわかっているし(仕事関係はともかく)、姉弟仲のいい自分達はあまり隠し事はしない。
「・・・僕今気付いたんだけど。麗ちゃんは別に秘密主義じゃないけど、一度も交際相手を紹介するどころか話題にも上がらないなんて、本当に麗ちゃん今まで恋人いないんじゃ・・・それとも僕に遠慮して、話題を選んでいるのかな?まだ高校生を一人で家に置いておくわけにはいかないからって、彼氏の家に泊まりに行かないのかも・・・。」
真剣に悩み始めた響を見て、セイラと凛は慌て始めた。
「だ、大丈夫だよ!多分麗ちゃんはたまたま今、恋人募集中とかでいないだけで!響の所為じゃないよ!!」
「そうよ、麗さんに今まで交際経験がないわけないじゃない!ほら、大学の時なんて離れて暮らしてたんでしょ?なら響が知らないだけで、それなりに経験も積んでるって!今度直接訊いてみたら?」
「ナイス凛!そうだよ、麗ちゃんにさり気なく、『麗ちゃんって今お付き合いしている人いるの?』って。その時に自分に遠慮しないでね~って言ったらいいんじゃない!?そしたら何か、いい弟アピールも出来て、一石二鳥~!」
落ち込み始めた響を励ましていた2人を眺めていた若葉が、小さく嘆息して口を開いた。
「大丈夫よ、心配しなくても。あの手のタイプは鈍いけど、少し気になる人が現れたらあっという間に電撃結婚とかするから」
お茶を飲みながら若葉が続ける。
「とゆーよりも。頭のいい策士の包囲網に捕まって、落とされているパターンかしらね。気付いた時はもう遅い。心配しなくてもタイミングと勢いであっという間に結婚までしちゃうわよ、麗さん」
「それは逆に心配になるんじゃ・・・」とセイラと凛は小さく呟いたが、響には届かなかった。
「木下さん、何でそんな事がわかるの?何だか誰かの体験を見てきたみたい」
目をぱちくりと瞬いた響に、若葉はくすり、と微笑む。
「それなりに人生経験は積んでいるからね」
その言葉に納得して頷いたのはセイラ一人で。他の2名は釈然としない表情のまま若葉を見つめた。
「ってか若葉。あんたもうちらと同じ高校生でしょ・・・ババくさいわよ」
「あら失礼ね。精神的に成熟しているって言って頂戴」
女子三人の会話を聞きながら、響は麗が出張から戻ってきたら思い切って訊ねてみようと決心した。
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そして年明けに麗が戻ってきたその日。
響が気を利かせて告げた言葉に、麗は思いっきり動揺した。
『麗ちゃん。僕に遠慮しないで、いつでも彼氏の家に泊まりに行っていいんだからね?』
9歳下の弟にまで心配されて、しかも妙な気遣いまでされた麗は、乾いた笑みを零してお礼を言う事しか出来なかったのだ。
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セイラ、響の「麗ちゃん」呼びがうつりました。
麗、弟に彼氏がいない事を心配されるお話でした。そして「囚われ~」をご存知の方はお気づきでしょうが、このメンバーの中で若葉だけヴァンパイアなので、見た目と実年齢が一致していません。年寄りくさいのはある意味当然かも?
そしていつの間にかお気に入り登録2000件、ありがとうございます!
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次も番外編続きます。
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