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第三章 王子改造計画
24、計画失敗……なの?
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「それでは、おば様、今日もありがとうございました。コーデリアもまた明日ね」
シモン王子が挨拶をすると隣に立つコーデリアも可愛らしく腰を落とした。
「シモン王子、ご機嫌よう」
「シモン王子、気をつけておかえり下さいね」
「はい」
わたくしとコーデリアはシモン王子を送り出すと二人で肩を落とした。
「て、手強いですわ」
「本当に! 本当に演技なのよ? 信じてお母様!」
コーデリアからシモン王子の本性は聞いて納得したのですが、あの再顔合わせから更に一年が経ってもシモン王子のわたくしに対する態度は一向に変わりません。
わたくしから見たら幼い頃から可愛がってきた素直で、優しく甘え上手なシモン王子のままなのです。
「そうねぇ。いくらわたくしが話を振ったりしても全然乗ってこないし、コーデリアを信じていない事はないけれど、一年経ってもよくわからないの……」
わたくしが首を傾げてうーんと考えているとコーデリアは地団駄を踏みました。
「それでも! 王子は腹黒でぜーんぶ演技なんだってば!! 私と二人でいる時はすっごいのよ!」
「それはそうかもしれないけれど……。きっとわたくしには見せたくないのねぇ」
「ほんと……そうなのね」
「それよりコーデリアはシモン王子のハートはゲット出来て?」
「ゔ……」
「あら? また、無理だったの?」
「またって言わないで!」
「でももう一年よ。来月にはお披露目の婚約発表もあるし、そろそろ幼馴染というよりも初恋にシフトした方が良いんじゃないかしら?」
「もう!! そんなのはわかってるの! でも、難しいのよ……」
そう言って下を向いたコーデリアは本当に悩んでいるようです。
はっきりいって、わたくしから見ると二人の関係はコーデリアの片思いになってしまってようですの。
シモン王子の態度は全く変わりません。
勿論コーデリアの言葉は信じておりますが、シモン王子がコーデリアを見る目からは特別な物を何も感じません。
でも、コーデリアがシモン王子を見つめる瞳は日に日に熱を帯びて、一年経った今ではわたくしから見たらシモン王子を追いかけ回している風にも見えました。
シモン王子も婚約者である手前お付き合いくださっていますが、少し呆れているのかもしれません。
そうなのです。
このまま行くと婚約破棄まっしぐらなのです。
「ねぇ、コーデリア。貴方はシモン王子と二人の時はどんなお話をしているの? あまり上手く行っているようには見えないのよ」
「そ、それは、そうなんだけど……」
「貴女の希望通り、魔法の授業は一緒に受けられるようにしたし、二人きりでのお茶会もスケジュールに入れたわ。でも、もうそろそろ作戦を変えた方がいいと思うの」
わたくしが淡々と今の状況を話すとコーデリアの表情が見る見ると変わり、気の強い悪役令嬢コーデリアへと変わった。
最近になってわかったが、コーデリアは自らを否定されると強制力が働くのか悪役令嬢になってしまうようなのです。
わたくしも既に何度かこの状態になったコーデリアを経験しているのでグッと身構えました。
これから、叱責が飛んでくるのです。
「だから、お母様はダメなのよ!! わたくしの希望を何も叶えられないお母様には何の価値もないわ!! さっさとシモン王子との仲を取り持つ方法でも考えなさいよ! 役立たずね!」
そう言ってコーデリアは持っていた扇子をわたくしに向かって振り上げました。
もう十歳となったコーデリアの力はかなり強いので、わたくしくは衝撃を覚悟して目をつぶりました。
「やめろ!! コーデリア!! いくらお前の思い通りにならないからって母上に当たるな! だから、シモンにも嫌われるんだぞ! シモンもお前に追いかけまわされて困ってると言ってるぞ!」
振り上げたコーデリアの手首を掴んだアーノルドが目を吊り上げてコーデリアを睨みつけていました。
「アーノルド、いいのですよ。子供の癇癪くらいは受け止めますわ」
「母上はコーデリアに甘すぎます! だから、こいつはこんなに我が儘になったんです! もう、お前は部屋に戻れ!」
アーノルドがそう言って手を話すとコーデリアは一歩下がって、わたくしを見つめました。
その目は正気に戻っている様で、後悔が浮かんでいました。
「コーデリア、気にしなくていいのよ。これからの事はまた、一緒に、考えましょうね」
「……ご、ごめんなさい」
コーデリアはそれだけ言うと走って行ってしまいました。
「ふん」
わたくしは、コーデリアを呆れたように見ているアーノルドの手を取りました。
「アーノルド、貴方はコーデリアのお兄様なのですよ。もっと優しくしなくてはならないわ」
「嫌ですよ。僕はこの一年あいつを見て本当に嫌いになりました。あんなコーデリアの婚約者であるシモンに同情しているくらいです」
そう言うともうすでにわたくしより高い背中が去っていってしまいました。
そうなのです。
この一年で状況は着々と物語通りになってしまったのです。
シモン王子の性格さえ変われば、コーデリアが王子を好きになりさえすればハッピーエンドになると思っていたのです。
それが今はコーデリアとシモン王子はうまく行っていない。
アーノルドはコーデリアを、嫌っている。
コーデリアは度々起こる強制力の癇癪で周りから物語通りの悪役令嬢コーデリアそのものの性格だと思われている。
唯一違うのは母であるわたくしはコーデリアの味方だと言うことくらいなのです。
わたくしは最近、どうすれば物語から抜け出せるのかがわからず頭を悩ませているのでした。
多分このまま主人公ミアが登場したらシモン王子は、そちらに行ってしまうでしょう。
最近は前王派も大人しくなって、現王家も安定しているようですもの。
その時、アーノルドのあの調子では、シモン王子を応援しそうですわ。
そして、婚約は破棄されてしまうのです。
お忙しいレオポルト様は相変わらず子供達を愛していますから、その後に起こるであろうゴタゴタを考えると頭が痛くなります。
わたくしは現状を変えべく、踵を返すとコーデリアの部屋に向かいました。
なんとか、なんとか、しなくては!!
シモン王子が挨拶をすると隣に立つコーデリアも可愛らしく腰を落とした。
「シモン王子、ご機嫌よう」
「シモン王子、気をつけておかえり下さいね」
「はい」
わたくしとコーデリアはシモン王子を送り出すと二人で肩を落とした。
「て、手強いですわ」
「本当に! 本当に演技なのよ? 信じてお母様!」
コーデリアからシモン王子の本性は聞いて納得したのですが、あの再顔合わせから更に一年が経ってもシモン王子のわたくしに対する態度は一向に変わりません。
わたくしから見たら幼い頃から可愛がってきた素直で、優しく甘え上手なシモン王子のままなのです。
「そうねぇ。いくらわたくしが話を振ったりしても全然乗ってこないし、コーデリアを信じていない事はないけれど、一年経ってもよくわからないの……」
わたくしが首を傾げてうーんと考えているとコーデリアは地団駄を踏みました。
「それでも! 王子は腹黒でぜーんぶ演技なんだってば!! 私と二人でいる時はすっごいのよ!」
「それはそうかもしれないけれど……。きっとわたくしには見せたくないのねぇ」
「ほんと……そうなのね」
「それよりコーデリアはシモン王子のハートはゲット出来て?」
「ゔ……」
「あら? また、無理だったの?」
「またって言わないで!」
「でももう一年よ。来月にはお披露目の婚約発表もあるし、そろそろ幼馴染というよりも初恋にシフトした方が良いんじゃないかしら?」
「もう!! そんなのはわかってるの! でも、難しいのよ……」
そう言って下を向いたコーデリアは本当に悩んでいるようです。
はっきりいって、わたくしから見ると二人の関係はコーデリアの片思いになってしまってようですの。
シモン王子の態度は全く変わりません。
勿論コーデリアの言葉は信じておりますが、シモン王子がコーデリアを見る目からは特別な物を何も感じません。
でも、コーデリアがシモン王子を見つめる瞳は日に日に熱を帯びて、一年経った今ではわたくしから見たらシモン王子を追いかけ回している風にも見えました。
シモン王子も婚約者である手前お付き合いくださっていますが、少し呆れているのかもしれません。
そうなのです。
このまま行くと婚約破棄まっしぐらなのです。
「ねぇ、コーデリア。貴方はシモン王子と二人の時はどんなお話をしているの? あまり上手く行っているようには見えないのよ」
「そ、それは、そうなんだけど……」
「貴女の希望通り、魔法の授業は一緒に受けられるようにしたし、二人きりでのお茶会もスケジュールに入れたわ。でも、もうそろそろ作戦を変えた方がいいと思うの」
わたくしが淡々と今の状況を話すとコーデリアの表情が見る見ると変わり、気の強い悪役令嬢コーデリアへと変わった。
最近になってわかったが、コーデリアは自らを否定されると強制力が働くのか悪役令嬢になってしまうようなのです。
わたくしも既に何度かこの状態になったコーデリアを経験しているのでグッと身構えました。
これから、叱責が飛んでくるのです。
「だから、お母様はダメなのよ!! わたくしの希望を何も叶えられないお母様には何の価値もないわ!! さっさとシモン王子との仲を取り持つ方法でも考えなさいよ! 役立たずね!」
そう言ってコーデリアは持っていた扇子をわたくしに向かって振り上げました。
もう十歳となったコーデリアの力はかなり強いので、わたくしくは衝撃を覚悟して目をつぶりました。
「やめろ!! コーデリア!! いくらお前の思い通りにならないからって母上に当たるな! だから、シモンにも嫌われるんだぞ! シモンもお前に追いかけまわされて困ってると言ってるぞ!」
振り上げたコーデリアの手首を掴んだアーノルドが目を吊り上げてコーデリアを睨みつけていました。
「アーノルド、いいのですよ。子供の癇癪くらいは受け止めますわ」
「母上はコーデリアに甘すぎます! だから、こいつはこんなに我が儘になったんです! もう、お前は部屋に戻れ!」
アーノルドがそう言って手を話すとコーデリアは一歩下がって、わたくしを見つめました。
その目は正気に戻っている様で、後悔が浮かんでいました。
「コーデリア、気にしなくていいのよ。これからの事はまた、一緒に、考えましょうね」
「……ご、ごめんなさい」
コーデリアはそれだけ言うと走って行ってしまいました。
「ふん」
わたくしは、コーデリアを呆れたように見ているアーノルドの手を取りました。
「アーノルド、貴方はコーデリアのお兄様なのですよ。もっと優しくしなくてはならないわ」
「嫌ですよ。僕はこの一年あいつを見て本当に嫌いになりました。あんなコーデリアの婚約者であるシモンに同情しているくらいです」
そう言うともうすでにわたくしより高い背中が去っていってしまいました。
そうなのです。
この一年で状況は着々と物語通りになってしまったのです。
シモン王子の性格さえ変われば、コーデリアが王子を好きになりさえすればハッピーエンドになると思っていたのです。
それが今はコーデリアとシモン王子はうまく行っていない。
アーノルドはコーデリアを、嫌っている。
コーデリアは度々起こる強制力の癇癪で周りから物語通りの悪役令嬢コーデリアそのものの性格だと思われている。
唯一違うのは母であるわたくしはコーデリアの味方だと言うことくらいなのです。
わたくしは最近、どうすれば物語から抜け出せるのかがわからず頭を悩ませているのでした。
多分このまま主人公ミアが登場したらシモン王子は、そちらに行ってしまうでしょう。
最近は前王派も大人しくなって、現王家も安定しているようですもの。
その時、アーノルドのあの調子では、シモン王子を応援しそうですわ。
そして、婚約は破棄されてしまうのです。
お忙しいレオポルト様は相変わらず子供達を愛していますから、その後に起こるであろうゴタゴタを考えると頭が痛くなります。
わたくしは現状を変えべく、踵を返すとコーデリアの部屋に向かいました。
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