104 / 694
第3章 魔術覚醒編
第104話 書物に「答え」はなく、ステファノは「問い」を見つける。
しおりを挟む
仕事がないというのは他の人の手前とても気まずいのだが、ステファノは今は勉強が自分の仕事だと割り切るように努めた。
朝食の後、早速ネルソンの書斎に籠って王立アカデミーへの入学準備に取り掛かった。
「まずは下調べだよね。『食材を見もしないで献立を決める奴があるか!』って、親方によく怒られたっけ」
部屋の半分ほどを占める書架を見て歩くことにした。
「旦那様が言った通り、薬学と医学関係の本が多いな。薬学はちょっと興味があるけど、今は後回しにしておこう」
最初から脱線するわけにはいかない。第一に必要なのは魔力を発する技術。第二にギフトの育て方であった。
「やっぱり魔術の入門書があると良いんだろうなあ。とりあえず『魔術』『魔力』と名のつく書物を抜き出してみよう」
思った通りというべきか、魔術関係の蔵書は少なかった。ステファノは1回目の収穫を机に並べた。
「うーん。『魔力』は全滅かあ。『魔術』が2冊あっただけ運が良かったのかな?」
ノートを広げ、発見した2冊の書名と著者を記録した。
「エミリオ著『初級魔術大全』か。術の使い方が書かれていると良いんだけど」
「ハンブル著『魔術発動媒体のいろいろとその特徴』ね。どんなことが書かれているのかな?」
ステファノはまず「初級魔術大全」の中身から見て行くことにした。
「う~。ちょっと期待していた感じと違うなあ。こっちの期待が間違っているのかもしれないけど」
「大全」の方は「初級魔術のカタログ」という感じで、世の中に広まっている初級魔術にどんなものがあるかを整理したものだった。体系化の方法は、「魔術系統」「難易度」「人気度」「有用度」を著者が格づけした結果になっていた。
「『難易度』と『有用度』って、この人の個人的意見みたいだな。有名な学者さんなのかもしれないけど、1人の意見をそのまま丸呑みするってのもね。」
「『人気度』の測定方法も書かれて……いないね? そもそも魔術の人気度って、情報として価値があるのかしら?」
「結局客観的に評価できるのって『魔術系統』だけなんじゃないかなあ。ふーん。何だか『諸説あり』っていう項目が多い気がするな」
魔術系統は一般的な、「火」「水」「風」「雷」「土」「光」の分類に従っていた。その根拠について何か述べていないかと探してみたが、ステファノには見つけることができなかった。
「項目数は圧倒的に『火』と『水』に集中しているね。一番少ないのが『光』か。『灯』の術、1点張りだもんな」
「雷」と「土」についても項目数が少なく、人気度も低い魔術分類と書かれていた。
「『雷魔術』の初級魔術が『雷(小)』ってどうなんでしょう。術の宣言時、どうやって発音するのかな?」
実際には「かっこしょう」とは発音しないらしい。単に「雷」とだけ発声する。
「(中)」や「(大)」の時はどうするのかなと、ステファノは素朴な疑問を抱いた。
「土魔術も少ないね。『土塁(小)』? それって使いどころってあるのかな?」
入り口の狭い「雷」と「土」から上級魔術者2人を輩出していることが不思議に思えた。
「『雷神』ガルと『土竜』ハンニバル。ガル老師の雷魔術はギフトと関係しているかもしれない。ハンニバルさんの魔術がどういうものか、要チェックだね。」
気になるポイントや疑問、確認したい事実などをステファノは独自の方法でノートに記録した。
「そう言えば、このノートも読み直してみると良いって言われたな。こいつも研究対象の1つに含めよう」
忘れずにメモを取った。
「良し。詳しい内容は後で読み込むとして、今は一旦これくらいにしておこう。次は『媒体』の方ね」
長杖や短杖くらいならステファノも聞き知っていたが、それ以外にも随分と様々な発動媒体があるようだった。
「巻物、指輪、ネックレス、ペンダント、鏡、水晶玉、クリスタル、人骨、人形、宝剣……。え~? これって、何でも良いんじゃないの? そもそも発動媒体ってどういう働きをして、なぜ必要なの?」
ステファノは「魔術発動媒体」あるいは「魔術発動」の原理についてどこかに記述がないかと探してみたが、この本の中には見つからなかった。
「う~ん……。何だかはぐらかされているような感じ。知りたいことが抜けてるんだよなあ、どっちの本も」
「媒体」の方には、「魔術発動媒体」は魔術の発動を助け、術の威力を高める効果があると書かれているが、使用した場合と使用しない場合の差や、各媒体同士の違いなどは記載されていない。
「携帯しやすいとか、入手が困難とか、希少とか書いてあるけど、それって『魔術媒体』としての属性というより『その物』本来の特徴じゃないかな?」
どうにも歯がゆく、消化不良になりそうな著作であった。これ以上この2冊を読み込んでいると、欲求不満で著者に文句を言いたくなりそうだ。
ステファノは一旦2冊の探求を中止して、方向を変えてみることにした。
「料理は肉ばかりじゃないからね。肉に飽きたら魚だってあるさ」
「大全」と「媒体」を脇に寄せて、ステファノは別の本を探しに書架へと向かった。
「ギフトのことを書いた本はないかなあ……。あ、そうだ!」
ステファノは何も学問として何かを勉強しようとしているのではない。あくまでも「自分の魔力を動かすため」であり、「自分のギフトをより深く知るため」である。
だったら、「ギフトの練習」も併せて行えば良いではないか?
ステファノのギフトは「諸行無常」。「物」や「人」の来し方行く末を「視る/観る」能力である。
「ギフトの眼でも『視』ながら探したら、何か見つかるかも? 良し、やってみよう!」
「色は匂へど、散りぬるを――」
通常の意識では「ギフトに関したタイトル」を探しながら、体の奥では「ギフトに反応するタイトル」を求める。
やってみると、結構難しいことだった。右手と左手で違う図形を描くような……。
「違うな。求めているものは1つ。求め方が違うだけなんだ。言ってみれば、1つの曲の歌詞と旋律みたいなもんだ。歌を歌っているつもりでやってみよう」
でたらめな旋律に「ギフト名」を乗せて歌ってみた。
「色は匂へど~、散りぬるを~」
不思議なことに歌にしてしまうと、「意識が自由になる」気がした。残りの意識で「ギフトに関するタイトル」を探す。
まるで鼻歌を歌いながら探し物をするように、ステファノの旋律は自然なものになって行った。
「色は~匂へど~~、散り~ぬるを~~……」
シャーン……。
どこかで小さな鈴がいくつか鳴った気がした。書架の一角から聞こえるような――。
「色は~匂へど~~、散り~ぬるを~~……」
シャーン……。
隣の書架に移ると音は少し大きくなった。だが、ここでもない。
「色~は~匂~へ~ど~~、散~り~ぬ~る~を~~~……」
シャ、シャーン……。
最後の書架ではっきりと鈴の音が響いた。この棚には、表紙の取れた書籍や糸で綴っただけの覚書、手書きのノート、書簡の入った箱などが積まれていた。
一番下の段に粗末な木箱が置いてあった。ネルソン邸の内装とは不釣り合いの、反り返った安物の木箱。
その箱がステファノの歌に応えて光っていた。
――――――――――
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
◆次回「第105話 ギフトは詠唱に乗り7つの波動を呼ぶ。」
いろはにほへと、ちりぬるを。
その文字が聞こえた。それは声ではなかった。男の声でもなく、女の声でもなかった。
大人の声でも子供の声でもなかった。
文字の声であり、概念そのものであった。
「諸行無常」の概念そのものが、「いろはにほへと、ちりぬるを」の光となってステファノの本質と共鳴した。
……
◆お楽しみに。
朝食の後、早速ネルソンの書斎に籠って王立アカデミーへの入学準備に取り掛かった。
「まずは下調べだよね。『食材を見もしないで献立を決める奴があるか!』って、親方によく怒られたっけ」
部屋の半分ほどを占める書架を見て歩くことにした。
「旦那様が言った通り、薬学と医学関係の本が多いな。薬学はちょっと興味があるけど、今は後回しにしておこう」
最初から脱線するわけにはいかない。第一に必要なのは魔力を発する技術。第二にギフトの育て方であった。
「やっぱり魔術の入門書があると良いんだろうなあ。とりあえず『魔術』『魔力』と名のつく書物を抜き出してみよう」
思った通りというべきか、魔術関係の蔵書は少なかった。ステファノは1回目の収穫を机に並べた。
「うーん。『魔力』は全滅かあ。『魔術』が2冊あっただけ運が良かったのかな?」
ノートを広げ、発見した2冊の書名と著者を記録した。
「エミリオ著『初級魔術大全』か。術の使い方が書かれていると良いんだけど」
「ハンブル著『魔術発動媒体のいろいろとその特徴』ね。どんなことが書かれているのかな?」
ステファノはまず「初級魔術大全」の中身から見て行くことにした。
「う~。ちょっと期待していた感じと違うなあ。こっちの期待が間違っているのかもしれないけど」
「大全」の方は「初級魔術のカタログ」という感じで、世の中に広まっている初級魔術にどんなものがあるかを整理したものだった。体系化の方法は、「魔術系統」「難易度」「人気度」「有用度」を著者が格づけした結果になっていた。
「『難易度』と『有用度』って、この人の個人的意見みたいだな。有名な学者さんなのかもしれないけど、1人の意見をそのまま丸呑みするってのもね。」
「『人気度』の測定方法も書かれて……いないね? そもそも魔術の人気度って、情報として価値があるのかしら?」
「結局客観的に評価できるのって『魔術系統』だけなんじゃないかなあ。ふーん。何だか『諸説あり』っていう項目が多い気がするな」
魔術系統は一般的な、「火」「水」「風」「雷」「土」「光」の分類に従っていた。その根拠について何か述べていないかと探してみたが、ステファノには見つけることができなかった。
「項目数は圧倒的に『火』と『水』に集中しているね。一番少ないのが『光』か。『灯』の術、1点張りだもんな」
「雷」と「土」についても項目数が少なく、人気度も低い魔術分類と書かれていた。
「『雷魔術』の初級魔術が『雷(小)』ってどうなんでしょう。術の宣言時、どうやって発音するのかな?」
実際には「かっこしょう」とは発音しないらしい。単に「雷」とだけ発声する。
「(中)」や「(大)」の時はどうするのかなと、ステファノは素朴な疑問を抱いた。
「土魔術も少ないね。『土塁(小)』? それって使いどころってあるのかな?」
入り口の狭い「雷」と「土」から上級魔術者2人を輩出していることが不思議に思えた。
「『雷神』ガルと『土竜』ハンニバル。ガル老師の雷魔術はギフトと関係しているかもしれない。ハンニバルさんの魔術がどういうものか、要チェックだね。」
気になるポイントや疑問、確認したい事実などをステファノは独自の方法でノートに記録した。
「そう言えば、このノートも読み直してみると良いって言われたな。こいつも研究対象の1つに含めよう」
忘れずにメモを取った。
「良し。詳しい内容は後で読み込むとして、今は一旦これくらいにしておこう。次は『媒体』の方ね」
長杖や短杖くらいならステファノも聞き知っていたが、それ以外にも随分と様々な発動媒体があるようだった。
「巻物、指輪、ネックレス、ペンダント、鏡、水晶玉、クリスタル、人骨、人形、宝剣……。え~? これって、何でも良いんじゃないの? そもそも発動媒体ってどういう働きをして、なぜ必要なの?」
ステファノは「魔術発動媒体」あるいは「魔術発動」の原理についてどこかに記述がないかと探してみたが、この本の中には見つからなかった。
「う~ん……。何だかはぐらかされているような感じ。知りたいことが抜けてるんだよなあ、どっちの本も」
「媒体」の方には、「魔術発動媒体」は魔術の発動を助け、術の威力を高める効果があると書かれているが、使用した場合と使用しない場合の差や、各媒体同士の違いなどは記載されていない。
「携帯しやすいとか、入手が困難とか、希少とか書いてあるけど、それって『魔術媒体』としての属性というより『その物』本来の特徴じゃないかな?」
どうにも歯がゆく、消化不良になりそうな著作であった。これ以上この2冊を読み込んでいると、欲求不満で著者に文句を言いたくなりそうだ。
ステファノは一旦2冊の探求を中止して、方向を変えてみることにした。
「料理は肉ばかりじゃないからね。肉に飽きたら魚だってあるさ」
「大全」と「媒体」を脇に寄せて、ステファノは別の本を探しに書架へと向かった。
「ギフトのことを書いた本はないかなあ……。あ、そうだ!」
ステファノは何も学問として何かを勉強しようとしているのではない。あくまでも「自分の魔力を動かすため」であり、「自分のギフトをより深く知るため」である。
だったら、「ギフトの練習」も併せて行えば良いではないか?
ステファノのギフトは「諸行無常」。「物」や「人」の来し方行く末を「視る/観る」能力である。
「ギフトの眼でも『視』ながら探したら、何か見つかるかも? 良し、やってみよう!」
「色は匂へど、散りぬるを――」
通常の意識では「ギフトに関したタイトル」を探しながら、体の奥では「ギフトに反応するタイトル」を求める。
やってみると、結構難しいことだった。右手と左手で違う図形を描くような……。
「違うな。求めているものは1つ。求め方が違うだけなんだ。言ってみれば、1つの曲の歌詞と旋律みたいなもんだ。歌を歌っているつもりでやってみよう」
でたらめな旋律に「ギフト名」を乗せて歌ってみた。
「色は匂へど~、散りぬるを~」
不思議なことに歌にしてしまうと、「意識が自由になる」気がした。残りの意識で「ギフトに関するタイトル」を探す。
まるで鼻歌を歌いながら探し物をするように、ステファノの旋律は自然なものになって行った。
「色は~匂へど~~、散り~ぬるを~~……」
シャーン……。
どこかで小さな鈴がいくつか鳴った気がした。書架の一角から聞こえるような――。
「色は~匂へど~~、散り~ぬるを~~……」
シャーン……。
隣の書架に移ると音は少し大きくなった。だが、ここでもない。
「色~は~匂~へ~ど~~、散~り~ぬ~る~を~~~……」
シャ、シャーン……。
最後の書架ではっきりと鈴の音が響いた。この棚には、表紙の取れた書籍や糸で綴っただけの覚書、手書きのノート、書簡の入った箱などが積まれていた。
一番下の段に粗末な木箱が置いてあった。ネルソン邸の内装とは不釣り合いの、反り返った安物の木箱。
その箱がステファノの歌に応えて光っていた。
――――――――――
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
◆次回「第105話 ギフトは詠唱に乗り7つの波動を呼ぶ。」
いろはにほへと、ちりぬるを。
その文字が聞こえた。それは声ではなかった。男の声でもなく、女の声でもなかった。
大人の声でも子供の声でもなかった。
文字の声であり、概念そのものであった。
「諸行無常」の概念そのものが、「いろはにほへと、ちりぬるを」の光となってステファノの本質と共鳴した。
……
◆お楽しみに。
2
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
【完結】魔法大戦 〜失われた古代魔法で無双する!〜
加瀬 一葉
ファンタジー
王立魔法学校。高等部に編入してきた冴えない生徒ラフィト。エリートが集うこの学校で、辺境出身のラフィトは落ちこぼれの劣等生なのだが……。
実は彼は、失われたはずの古代魔法を操る一族の末裔。魔族の脅威が増す時代に、ラフィトは人類を救うことができるのか?
過去と現在が交錯する、魔法ファンタジー。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる