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身体の相性
しおりを挟む「鈴宮さん・・・っ・・」
「お前は昔からココが弱いよな?可愛いよ。」
気難しく融通が効かない、めんどくさい男。元カレ、鈴宮 隆晴。
群れず媚びず我が道をいく強さ、信念を持っている。そして何よりイケメン。
「あれからずっと・・・お前のことだけ想っていた。」
「嘘・・そんなわけない・・っ・・・あ・・」
私の秘部を口で愛撫しながら、彼は甘い言葉を吐いた。
気難しく扱いにくい男。
この男は、ベッドでのギャップがすごい。
奉仕の精神で、自分よりも私の快楽を優先し、挿入前に何度も絶頂を味わされる。
「そんなにじっくりしちゃ・・・やだ・・・っ」
敏感な部分を舌で刺激され、中のイイところを指で執拗に責められる快感に、私は声が抑えられない。
「そこぉ・・・だめえ・・両方・・・一緒に攻めないで・・っ・・あぁぁっ!!」
指の角度が完璧だった。
イイところをピンポイントで攻める彼に、私の身体は淫らに開かれ潮を吹く。
「もう我慢できない。挿れるぞ。」
「あ・・っ・・あ~・・・あ・・・」
「・・っ・・・・く・・・っ、あ・・・」
お互いの唇からイイ声が漏れる。
水崎君のテクニックもすごいけれど、鈴宮さんとは身体の相性が抜群によかった。
♢♢♢
出勤前に彼の朝ごはんまで用意する私は、やはり尽くしてしまう体質なのだろう。
男に尽くす人生は、振られたあの日に捨てたはずなのに。
「朝食美味かった。じゃあまた今夜。」
「今夜?」
「今夜また部屋に来る。仕事以外はずっとお前に触れていたい。」
(こ・・殺し文句を平気で言うの、、辞めてよね・・っ)
人を寄せ付けない普段の冷たい態度とは一転、二人きりの時間はとことん甘ったるい。
彼を拒絶して追い返すはずが、朝食まで用意してもてなしてしまった。
「鈴宮・・?出張から戻っていたのか?」
「橘さん・・、ご無沙汰してます。」
朝から完璧に美しく理性的なイケメンとばっちり目が合い、私は息を飲む。
部屋から立ち去ろうと扉を出た鈴宮の目の前に、私の恋人・・橘 嶺二が立っていた。
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