【※R-18】私のイケメン夫たちが、毎晩寝かせてくれません。

aika

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『誰が一番?』

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「じゃあ次の質問!!一番好きな声は?」

いつき、お前さすがにしつこすぎ・・・これなんの質問なんだよ?」

夕方、帰宅するなり上着と鞄を豪快に投げ置いたいつきが、キラキラと輝く瞳を私に向けた。
かれこれ小一時間ほど彼の質問ぜめに合っている私の元へ、いずみがやれやれと助け舟を出す。

まゆたんの好みを知り尽くすための質問!!一番好きな顔とか、一番好きな髪型とか、色々聞いて近づこうと思ってさ~。」

「近づけるってどうやんの、整形?」

「いや、せめて雰囲気とか近づけようって思って!!」

呆れ顔の泉に、樹は誇らしげに返答する。

「どうせ深くは考えてなかったんだろ。まぁ・・樹らしいっつうか。」

「一番なんて決められないよ・・みんな大好きなんだもん。」

こんな質問ぜめは勘弁してほしい。夫たちはそれぞれ魅力的なイケメンたちで、優劣なんてつけようもないのだから。

「うわ、繭たん可愛いっ!!俺も大好き!!」


「さっきから何の話してるんだ?」

「馬鹿みたいだけど、聞いてたら結構面白かったよ。樹の質問。」

ダイニングテーブルでお茶を飲んでいた煌大こうだいあいも、何事かとこちらへ移動してきた。

「繭さんの好みを知り尽くそうって、樹が色々質問してて、」

「面白そうだな、それ。俺も参加していいか?」

「待って、俺の質問まだ終わってないから!一番好きな声は?」

答えないと一生付き纏われそうな樹の勢いに押されて、夫たちの声を思い浮かべる。

「声・・・?う~ん・・・桜雅おうが君・・・?」

「確かに桜雅の声って独特だよね。俺も結構好きかも。」

愛がうんうん、と相槌を打つ。

「じゃあ、一番好きなにおいは?誰だ?」

煌大が私を試すように見つめて、新たな質問を投げかける。

「うわ、煌大・・お前変態っぽい質問やめろ。」

「さすが煌大さん!めちゃエロイ質問してくるじゃん!!」

夫たちが悪ノリして盛り上がり始めた。
収拾がつかなくなる前に、席を立とうと決意する。

「におい・・・?!みんな大好きだし・・選ぶなんて出来ないです・・・!」

「繭・・・可愛いこと言うじゃん。」

愛が感心したように、よしよしと私の頭を撫でる。
私の夫たちはみんな優しくてカッコよくて魅力的で、全員私の一番だ。その言葉に嘘はない。

「俺の繭たん超可愛いっしょ?!ちなみに、一番好きな”テンションが高い男”は、俺だって言ってくれたんだよね~♡」

「誰がお前の繭たんだよ。つうかそれ、無理矢理言わせてんじゃん。」

「樹くらいだろ、そんなテンション高い奴。」

私がこっそり席を立ってからも、夫たちは楽しそうにワイワイ話し込んでいた。



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