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〜〜奏クラス〜〜帝二の場合 『お仕置き』
しおりを挟む「お仕置きしよっか。ねぇ、二人とも俺の寝室においでよ。」
まるで死刑宣告でも受けたように、俺は絶望していた。
彗月さんの身体を何度も汚した罰により、奏に酷い目に合わされる。そんな未来が脳裏をよぎる。
俺と彗月さんが抱き合う姿を冷酷な瞳で見つめながら、奏は妖艶な笑みを浮かべた。
歪んだ快楽に満ちた顔に、ゾッと背筋が冷たくなる。
「帝二、ほら・・俺のアレ舐めてくれるよね?」
「奏せんせ」
「何?それとももう突っ込まれてよがり狂いたい?いつもみたいにさぁ。」
制止しようと声を上げた俺の言葉に被せて、彼は威圧的な言葉を吐いた。
「奏先生・・っ」
彗月さんは初めて自分の過酷な運命を自覚したように、怯えて立ちすくんでいる。
冷酷なこの男のクラスに入った時点で、俺たちの運命は決まっていた。
人を痛ぶり心に深い傷を負わせるのが好きな変態。
それでも絶対的な遺伝子の前で俺たちに反論は許されなかった。
この男を睨みつけ殴ったところで、俺たちの立場は少しも変わらない。
「あのね、お前らは俺の妊娠候補生。それがどういうことかわかるよね?」
「すみません、俺が悪かった。彗月さんは関係ない。俺が無理矢理、」
「帝二君・・っ違う・・!!」
「俺が無理矢理彗月さんを、」
「帝二・・お前さぁ、俺に無理矢理犯されるのが好きだと思ってたけど、無理矢理犯すのも好きだったんだ?良い趣味してるじゃん。」
こいつは何をするかわからない。
俺はどうにか奏の怒りを自分だけに向けようと必死だった。
「彗月の前で・・俺に無理矢理犯されて泣き喚きたい?」
「奏せんせ・・・っ・・・」
彗月さんが泣いているのを見て、俺は自分の浅はかさを呪いたい気持ちになる。
「それとも、彗月・・・お前から愛されたい?帝二の前で抱いてやろうか?」
「やめろ!彗月さんに手出すな・・!」
「帝二・・・なら出来るよね?彗月の前で、俺にキスして?」
クチュッ・・・
舌が深く絡む。何度も味わうように口内を犯していく。
(こいつ・・いつもキスなんてしたことねぇくせに、、)
「先生・・!やめてください・・・俺、こんなふうにするの嫌です・・っ」
「彗月・・・それって、俺と二人きりで朝までゆっくり種付けしてほしいって意味かな?」
「・・・はい・・・そうです・・・。」
彗月さんからの言葉を引き出せたことに心底満足したように微笑む奏が憎くてたまらなかった。
優越感と快楽に浸る瞳で、俺を見下ろし笑う。
「彗月さん・・!」
「ごめんね帝二君、俺・・先生と二人きりが良いんだ。」
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