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二人の側近
しおりを挟むアルバートに、エドワードとの情事を目撃されてしまった。
それもかなりハードな、変態行為。
彼は裏切られたと、ショックを受けたことが丸わかりな表情をしている。
不倫相手に妻を寝取られた、亭主のような顔。
現場を押さえられた・・・!と、こちらが冷や汗をかくほどの緊張感に包まれる。
いや、そもそもこれは浮気でも不倫でもない。
私は何人でも夫を持つことができるBL界の最強チートキャラ、ルイス王子なのだから。
自分を落ち着かせ、自信を取り戻すとアルバートに向けて手を差し伸べた。
「アルバート。お前もこちらへ来て、私を愛してくれないか・・・?」
イケメンの上目遣い最強!!
アルバートは苦しそうな顔をしながらしばらく沈黙していたが、決意したようにベッドの上へのぼってきた。
側近二人と、複数プレイ。
この世界に来てからというもの、イケメンチートキャラの凄さを思い知ることばかりだ。
アルバートは、私たち二人の変態的行為を見て、すでに興奮しきった下半身を露出した。
垂れ目、色白、黒髪、と、私の好みど真ん中の彼は、恥ずかしそうに自らの性器をぎゅっと握る。
「王子・・・もう・・・我慢できません・・・・」
今すぐにでも射精したいというほど、切羽詰まっているらしい。
彼をベッドに寝かせると、その上に跨り、ペニスを体内に埋めていく。
「あ・・っ・・・王子・・・ッ・・・・そんな・・・」
アルバートは、結合部をじっと見つめながら、声を上げた。
「あぁ・・・大きい・・・・」
彼の反ったペニスは、騎乗位で挿入すると私のイイところにちょうど引っかかる形をしている。
「あぁ・・・・二人とも・・・なんて、いやらしい・・・」
エドワードは、二人のセックスを見つめながら、自分のペニスを扱き始めた。
イケメン二人に囲まれて、快楽に耽る。
この世のものとは思えない快感に溺れながら、私は一心不乱に腰を振っていた。
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