30 / 48
第三章 魔法科学校の秋は、イベント盛りだくさん 魔法体育祭と、スティックチーズケーキ
第30話 弁当のリクエスト 再び
しおりを挟む
「ねえイクタ、お弁当を作ってくださいまし」
デボラが放課後、カウンターからオレに声をかけてきた。
「またか。今度はなんだ?」
遠足は、この間やったもんな。次は……あっ。
「体育祭か」
「ですわ」
早いものだ。もうそんな季節か。
「魔法使いにも、体育祭ってあるんだな」
「もちろんですわ。図書館の賢者であるパァイヴィッキ様も、夏休みに絵日記を提出しなければならないほど、当然の行事ですわ」
魔法使いにとっても、体育祭は重要なイベントだ。
今の時代、魔法使いも剣術や格闘術を学ぶ。「魔法使いは後方で仲間を守る、病弱な存在」なんて、もはや過去の話である。
オールラウンドな行動を、求められるのだ。
中にはパァイのような学者一辺倒なヤツもいるが、魔法使いは基本的に文武両道である。
比重がどこにあるかが、重要なのだ。
運動系が得意な生徒は、魔法を強化に使う。
魔法寄りの生徒は、後方支援を担当する。
「デボラ。お前さんは、どの種目に出るんだ?」
「借り物競争ですわ」
なんとベタな。
ただ、そのおかげで練習は必要ない。
デボラが体育祭で、どういうポジションにいるのかはわかった……。
「それで、体力をつけるためにお弁当をいただきたいのですわ」
メニューは、遠足のときと変わらなくていいという。
ただ、それだと芸がないな。もっと別の料理を、出せないか。
「イクタどの! お弁当を予約したい!」
来たぜ。転校生ちゃんが。
「ペル、学校には慣れたか?」
「どうだろうな。まだ二週間弱くらいだしよぉ」
デボラが、「とんでもない!」と手をヒラヒラさせた。
「大人気ですわ。リレーにおいて、ペルさんはエースと言われていますわね」
体育祭の練習において、ペルは頼りになる存在らしい。
「授業中も、マジメですわ」
「エドラ姐さんに、迷惑はかけられないからよお」
ペルは寮に入らず、エドラの部屋に住まわせてもらっているという。
「街のパトロールも、姐さんとやってる。この間は街に入り込んだゴブリンを追い払った。ギルドからこづかいをもらったぜ」
「荒っぽいことは、おまかせしてもよさそうですわ」
デボラが、ペルを称える。
「ですが、ペルさんといえば、歌ですわ」
「ああ。そうそう。なんか、いい声が厨房でも聞こえるって思っていたんだよ!」
ときどき、心が晴れ渡るような声が、音楽室から聞こえてくるのだ。
さすがセイレーンというところか。
「セイレーン族の歌ってのは、『呪われている』ってウワサが立ってるけどよ。あれは外敵を退けているだけなんだ。実際のセイレーンは、歌声で人を癒やすんだぜ」
そうだったのか。
「えっと、ノドアメ的なものはないか? お手本になってくれっつっておだてられて、調子に乗って歌いすぎた」
ペルが、「うぅうん」と、咳き込む。
この時期は、季節の変わり目である。高校初の、体育祭なんだ。カゼでなければ、いいが。
「購買に、イルマ特製のノドアメ型ポーションがあるぞ」
イルマの家は、薬局と提携している。購買で、未成年用のトローチを売っているのだ。
「おっ、イルマ姐さんのトローチか。なら、間違いねえな」
「ただし、味は保証しないぞ」
「ぐえーっ。そうだった」
イルマ家の薬はめちゃくちゃ効くのだが、効能だけに重きが置かれている。そのため、エグみがヤバイ。
「でも、治しておけよ」
「そうする」
ところで、弁当をくれって言っていたな。
「どうした、ペル? お前さんも、体育祭用の弁当がほしいのか?」
「おう! 焼きおにぎりを頼む」
具体的なリクエストが、ペルから飛んできた。
「夏に食べたあのおにぎり、最高だったぜ。家で再現してみたが、ベタベタになっちまうんだよ! だから、あんたに頼みたいっ」
「わかった。用意しておこう。他に、食いたいものはないか?」
「すぐには、思いつかないな。でも、観戦しながら甘いものは食いたいぜ」
なんでも、ペルの母校ではアイスクリームの屋台が出るらしい。
「あ、『アイスクリン』ってやつか」
「そうそう。ちょいシャーベット状の。ウエハースのコーンに、載っているやつだぜ」
わかる。あれって、ときどき無性に食いたくなる味なんだ。懐かしくて。
といっても、オレも昭和世代ではないのだが。
「話を聞いているだけでも、おいしそうですわ」
デボラが、ヨダレをハンカチで拭く。
「デザートか。いいな」
オレの創作意欲に、火がついた。
よし、スイーツを出そう。
弁当であり、売り物じゃなくていいんだ。ガッツリして、運動終わりの女子が楽しめそうなスイーツを、作ってやる。
しかし、オレはスイーツの知識に乏しい。
一応アイデアはあるが、「あれ」は文化祭限定だからな。
「地方によっては、卵焼きを甘くする文化があるというけど」
おやつ代わりに、食べるものだそうだ。
「とはいえ、オレはそっち系の出身じゃねえんだよな」
オレにとって卵焼きは、塩の味である。
「スイーツを作ったことが、ありませんの」
「あるよ、一応……っ!」
オレは、あることを思い出す。
「ありがとう、デボラ。おかげで、アイデアが浮かんだぜ」
オレは、デボラの肩を抱く。
「は、ふぁい」
顔を赤らめて、デボラが視線をオレからそらした。
「よし。あのオヤジに聞いてみる」
「オヤジとは?」
「ドナシアンだ」
昔、オレは彼に頭を下げて、ウェディングケーキの作り方を教わった。
金曜日のモーニングを担当するカフェの店主、ドナシアン・カファロに。
デボラが放課後、カウンターからオレに声をかけてきた。
「またか。今度はなんだ?」
遠足は、この間やったもんな。次は……あっ。
「体育祭か」
「ですわ」
早いものだ。もうそんな季節か。
「魔法使いにも、体育祭ってあるんだな」
「もちろんですわ。図書館の賢者であるパァイヴィッキ様も、夏休みに絵日記を提出しなければならないほど、当然の行事ですわ」
魔法使いにとっても、体育祭は重要なイベントだ。
今の時代、魔法使いも剣術や格闘術を学ぶ。「魔法使いは後方で仲間を守る、病弱な存在」なんて、もはや過去の話である。
オールラウンドな行動を、求められるのだ。
中にはパァイのような学者一辺倒なヤツもいるが、魔法使いは基本的に文武両道である。
比重がどこにあるかが、重要なのだ。
運動系が得意な生徒は、魔法を強化に使う。
魔法寄りの生徒は、後方支援を担当する。
「デボラ。お前さんは、どの種目に出るんだ?」
「借り物競争ですわ」
なんとベタな。
ただ、そのおかげで練習は必要ない。
デボラが体育祭で、どういうポジションにいるのかはわかった……。
「それで、体力をつけるためにお弁当をいただきたいのですわ」
メニューは、遠足のときと変わらなくていいという。
ただ、それだと芸がないな。もっと別の料理を、出せないか。
「イクタどの! お弁当を予約したい!」
来たぜ。転校生ちゃんが。
「ペル、学校には慣れたか?」
「どうだろうな。まだ二週間弱くらいだしよぉ」
デボラが、「とんでもない!」と手をヒラヒラさせた。
「大人気ですわ。リレーにおいて、ペルさんはエースと言われていますわね」
体育祭の練習において、ペルは頼りになる存在らしい。
「授業中も、マジメですわ」
「エドラ姐さんに、迷惑はかけられないからよお」
ペルは寮に入らず、エドラの部屋に住まわせてもらっているという。
「街のパトロールも、姐さんとやってる。この間は街に入り込んだゴブリンを追い払った。ギルドからこづかいをもらったぜ」
「荒っぽいことは、おまかせしてもよさそうですわ」
デボラが、ペルを称える。
「ですが、ペルさんといえば、歌ですわ」
「ああ。そうそう。なんか、いい声が厨房でも聞こえるって思っていたんだよ!」
ときどき、心が晴れ渡るような声が、音楽室から聞こえてくるのだ。
さすがセイレーンというところか。
「セイレーン族の歌ってのは、『呪われている』ってウワサが立ってるけどよ。あれは外敵を退けているだけなんだ。実際のセイレーンは、歌声で人を癒やすんだぜ」
そうだったのか。
「えっと、ノドアメ的なものはないか? お手本になってくれっつっておだてられて、調子に乗って歌いすぎた」
ペルが、「うぅうん」と、咳き込む。
この時期は、季節の変わり目である。高校初の、体育祭なんだ。カゼでなければ、いいが。
「購買に、イルマ特製のノドアメ型ポーションがあるぞ」
イルマの家は、薬局と提携している。購買で、未成年用のトローチを売っているのだ。
「おっ、イルマ姐さんのトローチか。なら、間違いねえな」
「ただし、味は保証しないぞ」
「ぐえーっ。そうだった」
イルマ家の薬はめちゃくちゃ効くのだが、効能だけに重きが置かれている。そのため、エグみがヤバイ。
「でも、治しておけよ」
「そうする」
ところで、弁当をくれって言っていたな。
「どうした、ペル? お前さんも、体育祭用の弁当がほしいのか?」
「おう! 焼きおにぎりを頼む」
具体的なリクエストが、ペルから飛んできた。
「夏に食べたあのおにぎり、最高だったぜ。家で再現してみたが、ベタベタになっちまうんだよ! だから、あんたに頼みたいっ」
「わかった。用意しておこう。他に、食いたいものはないか?」
「すぐには、思いつかないな。でも、観戦しながら甘いものは食いたいぜ」
なんでも、ペルの母校ではアイスクリームの屋台が出るらしい。
「あ、『アイスクリン』ってやつか」
「そうそう。ちょいシャーベット状の。ウエハースのコーンに、載っているやつだぜ」
わかる。あれって、ときどき無性に食いたくなる味なんだ。懐かしくて。
といっても、オレも昭和世代ではないのだが。
「話を聞いているだけでも、おいしそうですわ」
デボラが、ヨダレをハンカチで拭く。
「デザートか。いいな」
オレの創作意欲に、火がついた。
よし、スイーツを出そう。
弁当であり、売り物じゃなくていいんだ。ガッツリして、運動終わりの女子が楽しめそうなスイーツを、作ってやる。
しかし、オレはスイーツの知識に乏しい。
一応アイデアはあるが、「あれ」は文化祭限定だからな。
「地方によっては、卵焼きを甘くする文化があるというけど」
おやつ代わりに、食べるものだそうだ。
「とはいえ、オレはそっち系の出身じゃねえんだよな」
オレにとって卵焼きは、塩の味である。
「スイーツを作ったことが、ありませんの」
「あるよ、一応……っ!」
オレは、あることを思い出す。
「ありがとう、デボラ。おかげで、アイデアが浮かんだぜ」
オレは、デボラの肩を抱く。
「は、ふぁい」
顔を赤らめて、デボラが視線をオレからそらした。
「よし。あのオヤジに聞いてみる」
「オヤジとは?」
「ドナシアンだ」
昔、オレは彼に頭を下げて、ウェディングケーキの作り方を教わった。
金曜日のモーニングを担当するカフェの店主、ドナシアン・カファロに。
0
お気に入りに追加
545
あなたにおすすめの小説
女神様の使い、5歳からやってます
めのめむし
ファンタジー
小桜美羽は5歳の幼女。辛い境遇の中でも、最愛の母親と妹と共に明るく生きていたが、ある日母を事故で失い、父親に放置されてしまう。絶望の淵で餓死寸前だった美羽は、異世界の女神レスフィーナに救われる。
「あなたには私の世界で生きる力を身につけやすくするから、それを使って楽しく生きなさい。それで……私のお友達になってちょうだい」
女神から神気の力を授かった美羽は、女神と同じ色の桜色の髪と瞳を手に入れ、魔法生物のきんちゃんと共に新たな世界での冒険に旅立つ。しかし、転移先で男性が襲われているのを目の当たりにし、街がゴブリンの集団に襲われていることに気づく。「大人の男……怖い」と呟きながらも、ゴブリンと戦うか、逃げるか——。いきなり厳しい世界に送られた美羽の運命はいかに?
優しさと試練が待ち受ける、幼い少女の異世界ファンタジー、開幕!
基本、ほのぼの系ですので進行は遅いですが、着実に進んでいきます。
戦闘描写ばかり望む方はご注意ください。

異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。
老女召喚〜聖女はまさかの80歳?!〜城を追い出されちゃったけど、何か若返ってるし、元気に異世界で生き抜きます!〜
二階堂吉乃
ファンタジー
瘴気に脅かされる王国があった。それを祓うことが出来るのは異世界人の乙女だけ。王国の幹部は伝説の『聖女召喚』の儀を行う。だが現れたのは1人の老婆だった。「召喚は失敗だ!」聖女を娶るつもりだった王子は激怒した。そこら辺の平民だと思われた老女は金貨1枚を与えられると、城から追い出されてしまう。実はこの老婆こそが召喚された女性だった。
白石きよ子・80歳。寝ていた布団の中から異世界に連れてこられてしまった。始めは「ドッキリじゃないかしら」と疑っていた。頼れる知り合いも家族もいない。持病の関節痛と高血圧の薬もない。しかし生来の逞しさで異世界で生き抜いていく。
後日、召喚が成功していたと分かる。王や重臣たちは慌てて老女の行方を探し始めるが、一向に見つからない。それもそのはず、きよ子はどんどん若返っていた。行方不明の老聖女を探す副団長は、黒髪黒目の不思議な美女と出会うが…。
人の名前が何故か映画スターの名になっちゃう天然系若返り聖女の冒険。全14話+間話8話。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
HOT 1位!ファンタジー 3位! ありがとうございます!
父親が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
その他、多数投稿しています!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-
ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。
断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。
彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。
通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。
お惣菜お安いですよ?いかがです?
物語はまったり、のんびりと進みます。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

伝説の魔術師の弟子になれたけど、収納魔法だけで満足です
カタナヅキ
ファンタジー
※弟子「究極魔法とかいいので収納魔法だけ教えて」師匠「Σ(゚Д゚)エー」
数十年前に異世界から召喚された人間が存在した。その人間は世界中のあらゆる魔法を習得し、伝説の魔術師と謳われた。だが、彼は全ての魔法を覚えた途端に人々の前から姿を消す。
ある日に一人の少年が山奥に暮らす老人の元に尋ねた。この老人こそが伝説の魔術師その人であり、少年は彼に弟子入りを志願する。老人は寿命を終える前に自分が覚えた魔法を少年に託し、伝説の魔術師の称号を彼に受け継いでほしいと思った。
「よし、収納魔法はちゃんと覚えたな?では、次の魔法を……」
「あ、そういうのいいんで」
「えっ!?」
異空間に物体を取り込む「収納魔法」を覚えると、魔術師の弟子は師の元から離れて旅立つ――
――後にこの少年は「収納魔導士」なる渾名を付けられることになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる