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第7章 イベントクエスト編 

オロチとの最終決戦

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「よう! …… お嬢ちゃん…… 派手だな」

しまった!! 着替え忘れた……

「ここにいたのか。帝に話を通した…… どうした?」

花魁姿で項垂れてると、救世主メシアの副リーダーの【聖女の楯】ランドさん来ました。

「気にするな…… 迎撃体制は?」

「我等から重装騎士級機神20機、名も無き傭兵が砲撃兵装機神15機、戦狂いも近接特化機神17機参戦予定だ」

「私も愛機で参戦させてもらうよ」

【教官】こと、ウィンドさんが来ました。

「教官さん! 機神持ってたんですか!」

「ああ…… 凄い格好だな…… だが、綺麗だ」

「えっ…… ああ! 忘れてた~……」

「教官は機神持ちかよ。俺はコイツで殺ってやるがな!」

【狂剣】…… グローリーさんが大剣を二本掲げる。魔力を感じる…… 魔剣かな?

その後は…… 万が一に備えて、首都圏から緑人の避難を開始! 浄化装置を設置して部隊分けが終わる頃に……

「神社に配置した各部隊から連絡! 迎撃に成功! オロチは首都方面に逃走した模様!」

「来るな…… 準備急げ! 複数来るぞ!」

私達プレイヤーの作戦は、機神でオロチの動きを封じ込めて、叩く!戦術です。

重装備の騎士型が鎖や網を用意して、オロチを絡めとり袋叩きにします。

「来るなら来やがれ! 蛇ヤロー!」

「…… 観測班から伝令! 地中を動く巨大反応を感知! 数は…… 8体!? 来ます!!!」

「首都が囲まれた! 迎撃しろ!」

「4体までが限界だ! どうすれば……」

「!?、オロチ後方に反応! 熊の機神です!」

「なに!?」

「後輩だ。俺と後輩達で2体やる。デンライ! 残りを頼むぞ!」

「じゃあ、私も「カナエちゃんは待機!」!?」

「この手のボスは、何かある事が多い…… 不測の事態に備えて、カナエちゃんには待機して欲しい」

「わかりました…… 待機します」

「よし、行くぞ!!」

ヒーロー(ジノ)さん達がそれぞれ別々のオロチに向かう。

(8体の…… オロチか…… 普通に考えると…… ヤマタノオロチかな? 合体するのかな…… 弱点は…… お酒だっけ~? でも、機械だから効かないかな?)

「おい…… 仮面のヒーローが!」

「えっ…… ええ~!? すごい…… 大きい!!!」

そこには…… 巨大化したヒーロー(ジノ)さんがいました。

 ・
 ・
 ・

 ~ ジノ ~

『ヒーローさん、どうします?』

「そっちの1体を任せる!」

『了解! 行くぞ! みんな!!』

『『『『了解!!!』』』』

クマカジャー達がオロチに向かう…… 心強い後輩達だ。

俺も、もう1体のオロチと向き合う!

『ギシャ~~!!!』

機械の巨大な大蛇が俺を威嚇する!

「さあ、俺達も『ホーリーブリザード』始めよう……『ガンモード』か!」

俺は、オロチに聖と氷属性の砲撃を放つ! オロチも毒を吐くが聖属性で相殺できた。

「コイツは、『ソードモード』どうだ?」

砲撃をしながら接近して、斬撃を放つ!?

「再生するのか……」

斬った先から傷口が泡立ち塞がる! 厄介だな……

「大きさが違い過ぎるか…… ベル、切り札を1枚切るぞ!」

『了解だよ♪ マスター』

「『ガイアタイタン』」

ベルと俺はフォームをチェンジすると…… 体が光り出して…… 俺は…… 全長18㍍の巨人になった。

「これなら、どうだ?『ソードモード』うおりゃ~!!!」

巨大なガンソードで、オロチを切り裂く!

『マスター!? 再生してるよ!』

切り裂いた胴体が泡立ち、再生を始める!?

「コイツは…… 時間が掛かりそうだな?」

改めてガンソードを構え直し、オロチを見据える……

「再生するなら…… 再生しなくなるまで…… 殺るまでだ!!!」

ガンソードで、オロチの身体を裂いた!

さあ…… 俺達とオロチの根比べだ!!!

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