281 / 295
アリス IN 異世界日本
久しぶりの来客
しおりを挟む
【キッチン】
「出たぞぉ…」
「気持ち良かったぁ!」
クタクタに疲れているヒイロに反して、ルンルン気分のコハラコの2人がお風呂場から出てきた
「気持ち良かったぁ?」
「手を出したんですの?」
「馬鹿っ!する訳ないだろっ!」
コハラコの「気持ち良かったぁ」発言に、ヒイロの行動を怪しんだカルーアだが…彼の表情からワガママな5歳児の相手に疲れただけ、なのが容易に想像出来た
「お姉様、サーシャ達も入りましょうか?」
「そうだね………サーシャ?」
「何ですの?」
「エッちい事したらシバくよ?」
「も、もちろんですの(汗)」
(サーシャには分かりますの…お姉様のアノ目は冗談が入り込む余地が無い、マジな時ですの!…流石に昨日ホテルで、あれだけ可愛がっちゃった翌日ですし、今日は諦めますの…)
カルーアとサーシャがお風呂場に向かった
ヒイロがコハラコを見ると…髪の毛以外はビタ濡れのままだった。彼女を呼び寄せ、ボディタオルで全身を拭いてあげた
「ふひゅー!えへへ♪」
どうやらコハラコは、ヒイロに丁寧にお世話してもらったのが凄く嬉しい様だ。その彼女の笑顔がヒイロを優しい気持ちにさせた
「コハラコちゃんも飲むか?」
ヒイロは野菜ジュースを取り出して、コハラコの前に出した
「飲むー!ゴキュ…ゴキュ…ブヒャー!」
コハラコは野菜ジュースもご満悦だ
「カルーア、サーシャ!俺達は先に寝るからな?」
「分かったよ、おやすみ!」
「おやすみなさいですの!」
「おやすみなさいノ!」
コハラコはサーシャの言い方の一部分を真似た様だ。ヒイロは彼女をベッドのほぼ中央に寝かせ、添い寝する様に横で寝た
「ヒイロも強いの?」
「俺は、あまり強くないな」
戦いの為に生み出されてしまったコハラコは、まず強さに興味が湧くようだ
「ヒイロ、優しいから、コハラコが守るの!」
「そうか、ありがとうな。コハラコちゃんは優しいんだね」
ヒイロは彼女(コハラコ)がイシス防衛戦で三姉妹をイキナリ襲って来て、かなりの強さだったと聞かされていたので多少警戒していたが、丁寧に接すれば心優しい娘だと知った。そんなコハラコがヒイロの目を見て言う
「ヒイロをヒイロと呼ぶから、ヒイロもコハラコと呼んで!」
「そうか…そろそろ寝ようかコハラコ?」
「うん、おやすみなさいの!」
コハラコは恐ろしい吸血鬼からは程遠い愛くるしい笑顔を魅せた
(この笑顔も俺が守るべき者だな)
ヒイロを信頼したコハラコは、出会ったばかりのヒイロの横で無防備に寝息を立て始めた
……………………
「ぐすっ…父上…ちちうえぇ…」
コハラコは寝ながら泣き始めた。とんでもない戦闘スペックを誇っていても、彼女はまだ生まれて5年の幼女だ。父親の死を短期間で乗り越えられるハズもなく、夢で父親の事を思い出して泣いていた。ヒイロは彼女を優しく抱き締めた
「ちち…うえ…」
コハラコはヒイロに父親の温もりを感じたのか?眠りながらも、ヒイロを抱き締め返した
【翌朝】
「ピンポーン!」
サーシャとミルが、少し遅めの朝食の準備をしていた時、来客を知らせるチャイムが鳴った
カルーアとヒイロが洗面所で抱擁と接吻をしてイチャイチャしていたので、ひとりする事の無いコハラコが玄関の扉を開けた
「誰なの?」
「リフォームの依頼を受けてやって来た大工です……おや!可愛いお嬢さんだねぇ…」
「リフォーム?そんなの頼んだのかいヒイロ?」
「いや、覚えは無いぞ?」
家のリフォームなど頼んだ覚えが無いヒイロ。新手の勧誘かと思い、チャチャッと洗顔を終わらせ玄関に向かおうとする
「お前、強いの?」
相変わらずコハラコは、初対面の相手を見ると同じ質問をしていた
「お嬢さん…お兄さん達と気持ち良い事しない?」
「気持ち良い?…お風呂よりなの?」
「うんうん、お風呂の中で気持ち良くしても良いんだな!」
「お兄さん達は凄いんだよぉ(笑)」
その声を聞いた途端ミルの身体がビクン!と反応した。ヒイロもそのいやらしい声に聞き覚えがあった
「ほぉ、良い根性してるな!」
「家族の方ですか?…あっ!?」
大工の兄弟は出て来たヒイロの顔を見た途端、全身に戦慄が走った!
「おい、ロリコン兄弟!今日は一体何の用事だ、あぁん!」
「うげっ!?」
「ヒイロさんだな!」
来客していたのは、以前ミルに男の娘playを強要したローリー、コーンのロリコン大工兄弟だった
……………………………………
「なるほど、キングス王子からの依頼か?」
「は、はい!大切な客の家を良い様にリフォームしろ!と、御依頼を頂きまして…」
「そういう事なんだな…」
ロリコン兄弟はヒイロの家と知り、【蛇に睨まれた蛙】の様になった
「全く!テメェらは本当に懲りてねぇな!俺の家族に要らん事したら自分で飯を食えない身体にしてやる!って、言っただろうがっ!」
「今度わたしの家族にいやらしい真似をしたら…古代十三獣神(マルバァス)を悶絶させた、わたしの雷撃魔法をお見舞いするからね!!」
「Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ!すんませんしたっ!」
「し、失礼したんだな!」
ヒイロとカルーアはロリコン兄弟にガッツリ釘を刺しておいた。とりあえず契約書を見せてもらうと…確かにキングス王子の署名と、王家の判子が押されていた
「ピンポーン!」
更に来客を告げるチャイムが鳴った。王子は昼から来ると言っていた。時間はまだ10時前だった?、今度は誰だろう?と思い扉を開けると…懐かしい顔が立っていた
「お久しぶりね、あれから変わりはないかしら?」
続く
「出たぞぉ…」
「気持ち良かったぁ!」
クタクタに疲れているヒイロに反して、ルンルン気分のコハラコの2人がお風呂場から出てきた
「気持ち良かったぁ?」
「手を出したんですの?」
「馬鹿っ!する訳ないだろっ!」
コハラコの「気持ち良かったぁ」発言に、ヒイロの行動を怪しんだカルーアだが…彼の表情からワガママな5歳児の相手に疲れただけ、なのが容易に想像出来た
「お姉様、サーシャ達も入りましょうか?」
「そうだね………サーシャ?」
「何ですの?」
「エッちい事したらシバくよ?」
「も、もちろんですの(汗)」
(サーシャには分かりますの…お姉様のアノ目は冗談が入り込む余地が無い、マジな時ですの!…流石に昨日ホテルで、あれだけ可愛がっちゃった翌日ですし、今日は諦めますの…)
カルーアとサーシャがお風呂場に向かった
ヒイロがコハラコを見ると…髪の毛以外はビタ濡れのままだった。彼女を呼び寄せ、ボディタオルで全身を拭いてあげた
「ふひゅー!えへへ♪」
どうやらコハラコは、ヒイロに丁寧にお世話してもらったのが凄く嬉しい様だ。その彼女の笑顔がヒイロを優しい気持ちにさせた
「コハラコちゃんも飲むか?」
ヒイロは野菜ジュースを取り出して、コハラコの前に出した
「飲むー!ゴキュ…ゴキュ…ブヒャー!」
コハラコは野菜ジュースもご満悦だ
「カルーア、サーシャ!俺達は先に寝るからな?」
「分かったよ、おやすみ!」
「おやすみなさいですの!」
「おやすみなさいノ!」
コハラコはサーシャの言い方の一部分を真似た様だ。ヒイロは彼女をベッドのほぼ中央に寝かせ、添い寝する様に横で寝た
「ヒイロも強いの?」
「俺は、あまり強くないな」
戦いの為に生み出されてしまったコハラコは、まず強さに興味が湧くようだ
「ヒイロ、優しいから、コハラコが守るの!」
「そうか、ありがとうな。コハラコちゃんは優しいんだね」
ヒイロは彼女(コハラコ)がイシス防衛戦で三姉妹をイキナリ襲って来て、かなりの強さだったと聞かされていたので多少警戒していたが、丁寧に接すれば心優しい娘だと知った。そんなコハラコがヒイロの目を見て言う
「ヒイロをヒイロと呼ぶから、ヒイロもコハラコと呼んで!」
「そうか…そろそろ寝ようかコハラコ?」
「うん、おやすみなさいの!」
コハラコは恐ろしい吸血鬼からは程遠い愛くるしい笑顔を魅せた
(この笑顔も俺が守るべき者だな)
ヒイロを信頼したコハラコは、出会ったばかりのヒイロの横で無防備に寝息を立て始めた
……………………
「ぐすっ…父上…ちちうえぇ…」
コハラコは寝ながら泣き始めた。とんでもない戦闘スペックを誇っていても、彼女はまだ生まれて5年の幼女だ。父親の死を短期間で乗り越えられるハズもなく、夢で父親の事を思い出して泣いていた。ヒイロは彼女を優しく抱き締めた
「ちち…うえ…」
コハラコはヒイロに父親の温もりを感じたのか?眠りながらも、ヒイロを抱き締め返した
【翌朝】
「ピンポーン!」
サーシャとミルが、少し遅めの朝食の準備をしていた時、来客を知らせるチャイムが鳴った
カルーアとヒイロが洗面所で抱擁と接吻をしてイチャイチャしていたので、ひとりする事の無いコハラコが玄関の扉を開けた
「誰なの?」
「リフォームの依頼を受けてやって来た大工です……おや!可愛いお嬢さんだねぇ…」
「リフォーム?そんなの頼んだのかいヒイロ?」
「いや、覚えは無いぞ?」
家のリフォームなど頼んだ覚えが無いヒイロ。新手の勧誘かと思い、チャチャッと洗顔を終わらせ玄関に向かおうとする
「お前、強いの?」
相変わらずコハラコは、初対面の相手を見ると同じ質問をしていた
「お嬢さん…お兄さん達と気持ち良い事しない?」
「気持ち良い?…お風呂よりなの?」
「うんうん、お風呂の中で気持ち良くしても良いんだな!」
「お兄さん達は凄いんだよぉ(笑)」
その声を聞いた途端ミルの身体がビクン!と反応した。ヒイロもそのいやらしい声に聞き覚えがあった
「ほぉ、良い根性してるな!」
「家族の方ですか?…あっ!?」
大工の兄弟は出て来たヒイロの顔を見た途端、全身に戦慄が走った!
「おい、ロリコン兄弟!今日は一体何の用事だ、あぁん!」
「うげっ!?」
「ヒイロさんだな!」
来客していたのは、以前ミルに男の娘playを強要したローリー、コーンのロリコン大工兄弟だった
……………………………………
「なるほど、キングス王子からの依頼か?」
「は、はい!大切な客の家を良い様にリフォームしろ!と、御依頼を頂きまして…」
「そういう事なんだな…」
ロリコン兄弟はヒイロの家と知り、【蛇に睨まれた蛙】の様になった
「全く!テメェらは本当に懲りてねぇな!俺の家族に要らん事したら自分で飯を食えない身体にしてやる!って、言っただろうがっ!」
「今度わたしの家族にいやらしい真似をしたら…古代十三獣神(マルバァス)を悶絶させた、わたしの雷撃魔法をお見舞いするからね!!」
「Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ!すんませんしたっ!」
「し、失礼したんだな!」
ヒイロとカルーアはロリコン兄弟にガッツリ釘を刺しておいた。とりあえず契約書を見せてもらうと…確かにキングス王子の署名と、王家の判子が押されていた
「ピンポーン!」
更に来客を告げるチャイムが鳴った。王子は昼から来ると言っていた。時間はまだ10時前だった?、今度は誰だろう?と思い扉を開けると…懐かしい顔が立っていた
「お久しぶりね、あれから変わりはないかしら?」
続く
0
お気に入りに追加
427
あなたにおすすめの小説
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
【R18】もう一度セックスに溺れて
ちゅー
恋愛
--------------------------------------
「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」
過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。
--------------------------------------
結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
【R18】僕の筆おろし日記(高校生の僕は親友の家で彼の母親と倫ならぬ禁断の行為を…初体験の相手は美しい人妻だった)
幻田恋人
恋愛
夏休みも終盤に入って、僕は親友の家で一緒に宿題をする事になった。
でも、その家には僕が以前から大人の女性として憧れていた親友の母親で、とても魅力的な人妻の小百合がいた。
親友のいない家の中で僕と小百合の二人だけの時間が始まる。
童貞の僕は小百合の美しさに圧倒され、次第に彼女との濃厚な大人の関係に陥っていく。
許されるはずのない、男子高校生の僕と親友の母親との倫を外れた禁断の愛欲の行為が親友の家で展開されていく…
僕はもう我慢の限界を超えてしまった… 早く小百合さんの中に…
憧れの童顔巨乳家庭教師といちゃいちゃラブラブにセックスするのは最高に気持ちいい
suna
恋愛
僕の家庭教師は完璧なひとだ。
かわいいと美しいだったらかわいい寄り。
美女か美少女だったら美少女寄り。
明るく元気と知的で真面目だったら後者。
お嬢様という言葉が彼女以上に似合う人間を僕はこれまて見たことがないような女性。
そのうえ、服の上からでもわかる圧倒的な巨乳。
そんな憧れの家庭教師・・・遠野栞といちゃいちゃラブラブにセックスをするだけの話。
ヒロインは丁寧語・敬語、年上家庭教師、お嬢様、ドMなどの属性・要素があります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる