68 / 295
冒険と成長の三姉妹
ストーキングなう
しおりを挟む
【アルバート家玄関】
「気を付けてな、絶対に無理はするなよ!」
ヒイロの声に三姉妹は笑顔で手を振って、3人だけでのクエスト挑戦に出掛けて行った。玄関のドアを見つめるヒイロ
「もしかして…ヒイロさん…付いて行きたい…んじゃ…ないですか?…いえ…さっきから…ソワソワして…落ち着かない…ご様子…ですから…」
ミルの言う通り、明らかにヒイロはいつもと様子が違った。それもそのハズヒイロが行けば、半日で十分片付けられるクエストではあるが…三姉妹だけでの初めてのクエスト、気になって仕方がないようだ…
【近くの林】
「あと30分程進むと平原に出ますの。ソコに今回の目標【ディーウルフ】の群れの発見報告が多いらしいですの」
「どんなモンスターなの?」
「3~10匹で群れを形成しているらしいよ。ディーププルーの瞳をしているのと、Dランク冒険者の経験値稼ぎ相手に選ばれるところから【ディーウルフ】って付いたらしい
ちなみに、姉さんが取り込んでいる【ヴォィドゥルフ】に比べれば、かなり弱い魔物なんだって」
【ヴォィドゥルフ】
かつてアリスの故郷だった【ヴォィド】の村を壊滅させた時に、初めて目撃された事からその名がついた
「野生動物のウルフより、かなり攻撃的で皮膚も硬く速くて強いらしいですの」
「2人とも物知りだねぇ!出来た妹たちでお姉ちゃん鼻が高いよぉ(笑)」
「いやいや、私たちだけで初めてのクエストなんだから、姉さんも少しは勉強しようよw」
そんな話をしながら歩いていると、ひらけた場所に出た…平原の中にチラホラ岩が突き出ている
「ここが、その【ディーウルフ】さんのセイソクチなのかなぁ?」
「姉さん…もう少し緊張感を持とうよ……」
「ふむふむ…見渡してみても…モンスターは居ないみたいですの……ですから!カルーア姉さまももう少し肩のチカラを抜きましょう!」
「だからって!私の胸を揉むんじゃぁないよ!」
少し緊張気味のカルーアをリラックスさせる為か?それとも、単なる自分の満足の為か?サーシャはカルーアの胸を背後から揉んでいた。が、すかさずカルーアの肘打ちが炸裂した
「うーん…でもぉ…本当にウルフさん…見当たらないね?ココは違うのかなぁ?」
長女のアリスは緩く話しているが、一応周りの警戒はしている。ヒイロから教え込まれた事なので、素直に実践していた
「本当に見当たりませんの…今のウチにお昼にしませんか?ミルちゃんが作ってくれた、お弁当食べたいですの!」
「そうだね…私の探知魔法にも、モンスターの気配はないし…そうしようか!」
アリスは手頃な岩を刀で横切りして、断面を平らにした。ちょうど3人が座れる平面になった
「いただきまぁす!」X3
三姉妹はミルが作ってくれた、サンドウィッチを食べ始めた。水筒には出掛け前にサーシャがいれてくれたハーブティーが入っている
「うん、イイ香りだね…落ち着くよ、ありがとうねサーシャ!」
「お姉さま達に喜んで貰えて嬉しいですの!」
「3人とも美味しそうに食べてるなぁ…俺の分も何か用意してくれば良かったな…」
三姉妹から結構離れた場所から、遠眼鏡を使って三姉妹を見守るヒイロの姿があった
三姉妹は同じ向きで座り弁当を食べている
すると、食べ物の匂いに釣られたのか、三姉妹の背後50メートル程の位置にある洞穴から、ディーウルフが姿を現した
しかし、三姉妹は食べながらおしゃべりしていて【ディーウルフ】の接近に気付いていない
(このままじゃマズイ!)
ヒイロは慌てて足元にあるミカンくらいの石を拾い、三姉妹の背後に向けて投石した
「ボスっ!」
突如、三姉妹の背後で音がした!振り返った三姉妹は【ディーウルフ】の接近に気が付いた
アリスは足元に置いておいたソードを持ち身構えた。カルーアは呪文の詠唱を始めた。サーシャは鉄球を構えた
4匹の【ディーウルフ】が襲いかかる
カルーアが放った雷の魔法が、その内の1匹に命中した!
「十字斬っ!」
アリスは二本のソードを交差させて斬りかかった!そうする事で命中率が上がる
「ギャイン!」
アリスも1匹を倒した!残りの2匹が揃ってカルーアを襲う!サーシャがその2匹目掛けて鉄球を投げた
「ガンダルハンマー!」
サーシャが鉄球に魔法力を流し込むと、鉄球が見る間に3倍くらいに大きくなり、2匹に命中した!驚く姉の2人
「武闘会で1回戦でアドルさんに負けた【ガルダン】さんって居たでしょ?」
しかし、その試合はあまりに決着が早かった為、2人とも覚えていないようだ
(哀れガルダンw)
「武闘会の後、たまたま【ガルダン】さんに会って教えてもらったんですの!」
なんとかヒイロの手助けもあり、無事にクエストを達成した三姉妹
仕留めた【ディーウルフ】4匹の血抜きをして、袋に詰め込んだ三姉妹
【行きは良い良い帰りは怖い】
初のクエスト達成に喜んでいるが、帰り道に予想外の事が待ち構えているとは、この時の三姉妹は知る由もなかった
続く
「気を付けてな、絶対に無理はするなよ!」
ヒイロの声に三姉妹は笑顔で手を振って、3人だけでのクエスト挑戦に出掛けて行った。玄関のドアを見つめるヒイロ
「もしかして…ヒイロさん…付いて行きたい…んじゃ…ないですか?…いえ…さっきから…ソワソワして…落ち着かない…ご様子…ですから…」
ミルの言う通り、明らかにヒイロはいつもと様子が違った。それもそのハズヒイロが行けば、半日で十分片付けられるクエストではあるが…三姉妹だけでの初めてのクエスト、気になって仕方がないようだ…
【近くの林】
「あと30分程進むと平原に出ますの。ソコに今回の目標【ディーウルフ】の群れの発見報告が多いらしいですの」
「どんなモンスターなの?」
「3~10匹で群れを形成しているらしいよ。ディーププルーの瞳をしているのと、Dランク冒険者の経験値稼ぎ相手に選ばれるところから【ディーウルフ】って付いたらしい
ちなみに、姉さんが取り込んでいる【ヴォィドゥルフ】に比べれば、かなり弱い魔物なんだって」
【ヴォィドゥルフ】
かつてアリスの故郷だった【ヴォィド】の村を壊滅させた時に、初めて目撃された事からその名がついた
「野生動物のウルフより、かなり攻撃的で皮膚も硬く速くて強いらしいですの」
「2人とも物知りだねぇ!出来た妹たちでお姉ちゃん鼻が高いよぉ(笑)」
「いやいや、私たちだけで初めてのクエストなんだから、姉さんも少しは勉強しようよw」
そんな話をしながら歩いていると、ひらけた場所に出た…平原の中にチラホラ岩が突き出ている
「ここが、その【ディーウルフ】さんのセイソクチなのかなぁ?」
「姉さん…もう少し緊張感を持とうよ……」
「ふむふむ…見渡してみても…モンスターは居ないみたいですの……ですから!カルーア姉さまももう少し肩のチカラを抜きましょう!」
「だからって!私の胸を揉むんじゃぁないよ!」
少し緊張気味のカルーアをリラックスさせる為か?それとも、単なる自分の満足の為か?サーシャはカルーアの胸を背後から揉んでいた。が、すかさずカルーアの肘打ちが炸裂した
「うーん…でもぉ…本当にウルフさん…見当たらないね?ココは違うのかなぁ?」
長女のアリスは緩く話しているが、一応周りの警戒はしている。ヒイロから教え込まれた事なので、素直に実践していた
「本当に見当たりませんの…今のウチにお昼にしませんか?ミルちゃんが作ってくれた、お弁当食べたいですの!」
「そうだね…私の探知魔法にも、モンスターの気配はないし…そうしようか!」
アリスは手頃な岩を刀で横切りして、断面を平らにした。ちょうど3人が座れる平面になった
「いただきまぁす!」X3
三姉妹はミルが作ってくれた、サンドウィッチを食べ始めた。水筒には出掛け前にサーシャがいれてくれたハーブティーが入っている
「うん、イイ香りだね…落ち着くよ、ありがとうねサーシャ!」
「お姉さま達に喜んで貰えて嬉しいですの!」
「3人とも美味しそうに食べてるなぁ…俺の分も何か用意してくれば良かったな…」
三姉妹から結構離れた場所から、遠眼鏡を使って三姉妹を見守るヒイロの姿があった
三姉妹は同じ向きで座り弁当を食べている
すると、食べ物の匂いに釣られたのか、三姉妹の背後50メートル程の位置にある洞穴から、ディーウルフが姿を現した
しかし、三姉妹は食べながらおしゃべりしていて【ディーウルフ】の接近に気付いていない
(このままじゃマズイ!)
ヒイロは慌てて足元にあるミカンくらいの石を拾い、三姉妹の背後に向けて投石した
「ボスっ!」
突如、三姉妹の背後で音がした!振り返った三姉妹は【ディーウルフ】の接近に気が付いた
アリスは足元に置いておいたソードを持ち身構えた。カルーアは呪文の詠唱を始めた。サーシャは鉄球を構えた
4匹の【ディーウルフ】が襲いかかる
カルーアが放った雷の魔法が、その内の1匹に命中した!
「十字斬っ!」
アリスは二本のソードを交差させて斬りかかった!そうする事で命中率が上がる
「ギャイン!」
アリスも1匹を倒した!残りの2匹が揃ってカルーアを襲う!サーシャがその2匹目掛けて鉄球を投げた
「ガンダルハンマー!」
サーシャが鉄球に魔法力を流し込むと、鉄球が見る間に3倍くらいに大きくなり、2匹に命中した!驚く姉の2人
「武闘会で1回戦でアドルさんに負けた【ガルダン】さんって居たでしょ?」
しかし、その試合はあまりに決着が早かった為、2人とも覚えていないようだ
(哀れガルダンw)
「武闘会の後、たまたま【ガルダン】さんに会って教えてもらったんですの!」
なんとかヒイロの手助けもあり、無事にクエストを達成した三姉妹
仕留めた【ディーウルフ】4匹の血抜きをして、袋に詰め込んだ三姉妹
【行きは良い良い帰りは怖い】
初のクエスト達成に喜んでいるが、帰り道に予想外の事が待ち構えているとは、この時の三姉妹は知る由もなかった
続く
2
お気に入りに追加
427
あなたにおすすめの小説
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
【R18】もう一度セックスに溺れて
ちゅー
恋愛
--------------------------------------
「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」
過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。
--------------------------------------
結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
【R18】僕の筆おろし日記(高校生の僕は親友の家で彼の母親と倫ならぬ禁断の行為を…初体験の相手は美しい人妻だった)
幻田恋人
恋愛
夏休みも終盤に入って、僕は親友の家で一緒に宿題をする事になった。
でも、その家には僕が以前から大人の女性として憧れていた親友の母親で、とても魅力的な人妻の小百合がいた。
親友のいない家の中で僕と小百合の二人だけの時間が始まる。
童貞の僕は小百合の美しさに圧倒され、次第に彼女との濃厚な大人の関係に陥っていく。
許されるはずのない、男子高校生の僕と親友の母親との倫を外れた禁断の愛欲の行為が親友の家で展開されていく…
僕はもう我慢の限界を超えてしまった… 早く小百合さんの中に…
憧れの童顔巨乳家庭教師といちゃいちゃラブラブにセックスするのは最高に気持ちいい
suna
恋愛
僕の家庭教師は完璧なひとだ。
かわいいと美しいだったらかわいい寄り。
美女か美少女だったら美少女寄り。
明るく元気と知的で真面目だったら後者。
お嬢様という言葉が彼女以上に似合う人間を僕はこれまて見たことがないような女性。
そのうえ、服の上からでもわかる圧倒的な巨乳。
そんな憧れの家庭教師・・・遠野栞といちゃいちゃラブラブにセックスをするだけの話。
ヒロインは丁寧語・敬語、年上家庭教師、お嬢様、ドMなどの属性・要素があります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる