71 / 953
闘技会
アキーエ無双
しおりを挟む
アキーエはコボルトと対峙して出方を伺っているようだった。
アキーエに譲渡した模倣スキルは【格闘士】【下肢筋力上昇】の2つだ。
レベルは1とはいえ、いきなり新しく2つのスキルを覚えたのだ、自身の動きに戸惑いがあるに決まっている。
いつでもフォローできるように構える。
おそらく【下肢筋力上昇】でスピードを上げて間合いを測りながら魔法で戦うのだろう。
そして相手が近づいた場合には【格闘士】で対応すのが‥
アキーエがコボルトに向かってダッシュした‥
あれ?
アキーエは猛ダッシュでコボルトに近づくと前蹴りを繰り出した。
見事な前蹴りのつま先がコボルトの腹部に突き刺さる。
ダメージを受けて後ろにたたらを踏むコボルトに対してアキーエは追い討ちをかける。
左右のガントレットを使い、コボルトに連打を浴びせる。
たまらずコボルトが剣を横なぎに払うが、それを華麗にかわして回し蹴りを放った。
コボルトはかろうじて防御したようだが、後ろに尻餅をつく。
そこにアキーエは溜めていた魔力を放つ。
「炎球!」
アキーエの放った魔法はコボルトに着弾し、コボルトは火だるまになる。
「ふぅ。上手くいったわ。」
いやいやいや‥
なんじゃそれ‥
【格闘士】だけであればレベル1だからコボルトと戦える事はできないだろう。
しかし【下肢筋力上昇】があることで蹴りの威力がとんでもなく上がっている。
その事でCランクモンスターのコボルトと渡り合うことが‥
いや、違うから。
「ア、アキーエ?なぜそんな戦い方を‥」
「いやね。どれだけ動けるか試しただけよ。普段は魔法メインで考えてるわ。立ち回りはこれから特訓するけど、今のスキルでどれだけ戦えるか確かめたかっただけ。」
なるほど‥
しかしあの状態で蹴られたら致命傷になるんじゃないか?
これからはアキーエの蹴りには十二分に注意することにしよう‥
「な~に考えてるのよ。大丈夫、ちゃんと自分の役割はわかってるつもりよ。」
そう言いながらアキーエは俺の身体を軽く叩く。
か、かるくない‥
アキーエにスキルを譲渡した事を、少しだけ後悔しながら帰路に着くのだった。
次の日からはスキルの模倣を再開した。
今日はAランクパーティ『戦神の矛』の拠点に向かっている。
『戦神の矛』には【指揮】と【探索】のスキルを持ったバラックスさんとシクーさんがいる。
2人のスキルは是非模倣したいと思っている。
そして‥
30分後くらいに何故かバラックスさんと対峙していた‥
「俺は言葉で教えるのが下手だからな!こうやって身体を使えって教えるのが1番だ!」
ふむ。
ザッ脳筋め‥
『戦神の矛』の滞在している宿に着いたらバラックスさんしかいなかったので、とりあえず闘技会の件から話をしたらこうなった‥
他のパーティメンバーの模倣もしたいので、できれば他の人の話も聞きたいから宿でしばらく待たせて欲しいなんて言ったのが間違いだった。
「よしっ!それじゃ行くぞー!」
脳筋が突っ込んできた!
アキーエに譲渡した模倣スキルは【格闘士】【下肢筋力上昇】の2つだ。
レベルは1とはいえ、いきなり新しく2つのスキルを覚えたのだ、自身の動きに戸惑いがあるに決まっている。
いつでもフォローできるように構える。
おそらく【下肢筋力上昇】でスピードを上げて間合いを測りながら魔法で戦うのだろう。
そして相手が近づいた場合には【格闘士】で対応すのが‥
アキーエがコボルトに向かってダッシュした‥
あれ?
アキーエは猛ダッシュでコボルトに近づくと前蹴りを繰り出した。
見事な前蹴りのつま先がコボルトの腹部に突き刺さる。
ダメージを受けて後ろにたたらを踏むコボルトに対してアキーエは追い討ちをかける。
左右のガントレットを使い、コボルトに連打を浴びせる。
たまらずコボルトが剣を横なぎに払うが、それを華麗にかわして回し蹴りを放った。
コボルトはかろうじて防御したようだが、後ろに尻餅をつく。
そこにアキーエは溜めていた魔力を放つ。
「炎球!」
アキーエの放った魔法はコボルトに着弾し、コボルトは火だるまになる。
「ふぅ。上手くいったわ。」
いやいやいや‥
なんじゃそれ‥
【格闘士】だけであればレベル1だからコボルトと戦える事はできないだろう。
しかし【下肢筋力上昇】があることで蹴りの威力がとんでもなく上がっている。
その事でCランクモンスターのコボルトと渡り合うことが‥
いや、違うから。
「ア、アキーエ?なぜそんな戦い方を‥」
「いやね。どれだけ動けるか試しただけよ。普段は魔法メインで考えてるわ。立ち回りはこれから特訓するけど、今のスキルでどれだけ戦えるか確かめたかっただけ。」
なるほど‥
しかしあの状態で蹴られたら致命傷になるんじゃないか?
これからはアキーエの蹴りには十二分に注意することにしよう‥
「な~に考えてるのよ。大丈夫、ちゃんと自分の役割はわかってるつもりよ。」
そう言いながらアキーエは俺の身体を軽く叩く。
か、かるくない‥
アキーエにスキルを譲渡した事を、少しだけ後悔しながら帰路に着くのだった。
次の日からはスキルの模倣を再開した。
今日はAランクパーティ『戦神の矛』の拠点に向かっている。
『戦神の矛』には【指揮】と【探索】のスキルを持ったバラックスさんとシクーさんがいる。
2人のスキルは是非模倣したいと思っている。
そして‥
30分後くらいに何故かバラックスさんと対峙していた‥
「俺は言葉で教えるのが下手だからな!こうやって身体を使えって教えるのが1番だ!」
ふむ。
ザッ脳筋め‥
『戦神の矛』の滞在している宿に着いたらバラックスさんしかいなかったので、とりあえず闘技会の件から話をしたらこうなった‥
他のパーティメンバーの模倣もしたいので、できれば他の人の話も聞きたいから宿でしばらく待たせて欲しいなんて言ったのが間違いだった。
「よしっ!それじゃ行くぞー!」
脳筋が突っ込んできた!
10
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる