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学園生活をエンジョイする
制服の試着
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某日。俺の元に再びペッテリがやって来た。
「ふわあ……やはり似合いますね……!私の目は確かだった……!」
ペッテリは仕立てた帝都学園の制服を俺に着せ、満足気に自画自賛した。そう、俺の制服が完成し、俺に試着を頼んで来たのだ。
帝都学園の制服はライトブルーのラインが入った白のブレザーにライトブルーのネクタイ、そしてグレーのズボンなのだが、ペッテリは袖がフリルレースのカッターシャツを用意して、その襟に銀糸で控え目に刺繍し、ブレザーの胸元に金色の糸で魔法陣と帝国紋章を組み合わせたアレンジ紋章のワッペンをつけた、意外にもシンプルに仕立てていた。もっと半透明の布がヒラヒラついてたりとかしてると思ってた。普通に生活しやすい制服で俺は大満足だけど。
俺がそんなことを言うと、ペッテリはフンスッと胸を張って答えた。
「服はデザインも大切ですが、普段着に使うならやはり機能性が第一だと、エルネスティ様ならお考えになると思いましたので……!」
「えっ。もしかして、ペッテリのやりたいようにデザインしていないのですか?」
ペッテリの答えに俺は目を丸くした。俺の服は自由に作って良いって契約しているから、俺が特に何も言わない限り自由にしても良いのに。いや、社会的マナーに反していたり奇抜すぎて恥ずかしい服は勘弁して欲しいけど。
「いえ……やりたいことをやれる範囲でやっていますよ……?」
「ですがもっと改造したかったのでは?」
「せっかくエルネスティ様が2年間お召しになる制服なので……気に入ってもらいたくて……!」
ペッテリはポリポリと頬を掻いて答えた。な、なんだと……。今まで俺の容姿を崇拝してたペッテリが、俺に配慮しただと……!?いや、お前ペッテリのこと何だと思ってたんだとか言われそうだけど、だいたいペッテリは俺の容姿を見ていて、俺自身を見てなかったから……。
それに割と俺の服に関しては自由にやってたからね。普通に女物の服とか仕立てられたこともあったし。まあこの制服もカッターシャツのフリルレースとか、思いっきり女物だけど。俺的には許容範囲だ。
「……エルネスティ様は私のことを十分に理解してくださって色々と配慮してくださるので、私もこれぐらいのことはしたいです……。家具職人の件では、役には立てませんでしたし……」
「いえいえ、元より難しい依頼だったので、仕方ないですよ。ありがとうございます、ペッテリ」
俺が微笑んで礼を言うと、ペッテリは申し訳なさそうに笑った。以前言っていた俺の要望を満たすだろう家具職人には、依頼を断られたらしい。他の家具職人も依頼内容を聞くと敬遠されてしまい、結局適任者が見つからなかったのだ。いざとなれば前世の知識の出番だと考えてたから、別に気にしてないのに。律儀だな。
ちょっと沈んでしまった空気を切り替えるように、ペッテリは話題を変えた。
「それより、着心地はどうですか……!?」
「凄く良いですよ。袖のレースが痒いかと思ってましたが、そうでもありませんし」
「素材から拘っていますから……!」
俺は制服を来てくるっと一回転した。うん。サイズもピッタリだし、動きやすい。流石ペッテリだ。
「どうですか?ヴァイナモ」
「……とてもお似合いです」
俺がヴァイナモに感想を求めると、ヴァイナモは驚きつつも微笑んで答えてくれた。やっぱりヴァイナモに似合ってるって言われると嬉しいな。
「……そう言えば、学園ではヴァイナモ様はエルネスティ様の護衛を出来ないのでしたか……?」
「ああ、学園の『万人平等であるべし』って精神のもと、そう言う取り決めになっている」
「護衛は階層性の権化みたいなものですからね」
ヴァイナモは不服そうに眉を顰めた。不安要素が2人も学園にいるからね。そのことを伝えられた時、ヴァイナモは珍しく父上に対して抗議していた。まあ権力で決まりをねじ曲げるなんて後世に遺恨を残す真似は出来ないから、父上は断固拒否していたけど。あれだけしぶといヴァイナモも珍しかった。それだけ俺のことが心配だったと言う訳で……ちょっと嬉しい、かも。
「ヴァイナモ様、凄く不服そうですね……」
「まあな。と言うより、制服の改造が可能な時点で平等もクソもない気がするのだが」
「まあそれはご都合主義みたいなものでしょうから」
稀に見る口調の荒いヴァイナモに、俺はフォローじゃないフォローを入れた。全くもって平等だと、上級階層の人たちが納得しないからね。何かしらの譲歩が必要だったのだろう。
そう言や前世の友達が言ってたな。「異世界転生のファンタジー学園モノは大体カースト性(ガチ)か平等(笑)かだ」って。流石にそれは偏見だと思うんだけどなあ。『平等(ガチ)』もあると思うんだけど。まあアイツはひねくれた所もあったし、変な思い込みがあったんだろうな。
「それならエルネスティ様が学園へ通っておられる間、ヴァイナモ様は何をなさるのですか……?」
「学園の敷地外で警備をする予定だ。エルネスティ様の危険にいち早く気づけるようにな」
「私は別にそこまでする必要はないと言ったのですが……」
「俺がしたいのです。エルネスティ様はお気になさらず」
俺が苦笑いすると、ヴァイナモはムッとなってそう返して来た。でも一日中学園の外で警備って、非生産的でしょ?いつも俺を護ってくれてるんだし、俺が学園に行ってる間ぐらい自分の時間に充てたら良いのに。まあそれだけ心配してくれてる証拠だから、強くは言えないけど。
「……私にはヴァイナモ様と一緒にいられないエルネスティ様を想像出来ませんね……。御二方はセットみたいな認識でしたので……」
ペッテリはしみじみと言った。確かにペッテリとか、外部の人と会う時はいつもヴァイナモに護衛を任せていたからね。一番安心すると言うか。オリヴァとかサムエルが頼りないって訳ではないんだけどね。
……そう思うと、側にヴァイナモがいないのはちょっと不安だな。
「……ヴァイナモ様ならエルネスティ様の危機に必ず駆けつけてくださると思いますから、思う存分学園生活を楽しんでください……。一生に一度の経験ですので……」
俺の不安を読み取ったのか、ペッテリが遠慮気味にそう言った。……そうだね。側にいないだけで、ヴァイナモはずっと護ってくれるって言ってるし、心配することなんて、なんもないよね。たかが2年、されど2年。楽しまなきゃ損だ。
「……はい。ペッテリの素敵な制服のお陰で、楽しい学園生活が送れそうです」
俺が笑ってそう言うと、ペッテリはキョトンとした後、嬉しそうに目尻を下げた。
* * * * * * * * *
2022/03/16
誤字修正しました。
「ふわあ……やはり似合いますね……!私の目は確かだった……!」
ペッテリは仕立てた帝都学園の制服を俺に着せ、満足気に自画自賛した。そう、俺の制服が完成し、俺に試着を頼んで来たのだ。
帝都学園の制服はライトブルーのラインが入った白のブレザーにライトブルーのネクタイ、そしてグレーのズボンなのだが、ペッテリは袖がフリルレースのカッターシャツを用意して、その襟に銀糸で控え目に刺繍し、ブレザーの胸元に金色の糸で魔法陣と帝国紋章を組み合わせたアレンジ紋章のワッペンをつけた、意外にもシンプルに仕立てていた。もっと半透明の布がヒラヒラついてたりとかしてると思ってた。普通に生活しやすい制服で俺は大満足だけど。
俺がそんなことを言うと、ペッテリはフンスッと胸を張って答えた。
「服はデザインも大切ですが、普段着に使うならやはり機能性が第一だと、エルネスティ様ならお考えになると思いましたので……!」
「えっ。もしかして、ペッテリのやりたいようにデザインしていないのですか?」
ペッテリの答えに俺は目を丸くした。俺の服は自由に作って良いって契約しているから、俺が特に何も言わない限り自由にしても良いのに。いや、社会的マナーに反していたり奇抜すぎて恥ずかしい服は勘弁して欲しいけど。
「いえ……やりたいことをやれる範囲でやっていますよ……?」
「ですがもっと改造したかったのでは?」
「せっかくエルネスティ様が2年間お召しになる制服なので……気に入ってもらいたくて……!」
ペッテリはポリポリと頬を掻いて答えた。な、なんだと……。今まで俺の容姿を崇拝してたペッテリが、俺に配慮しただと……!?いや、お前ペッテリのこと何だと思ってたんだとか言われそうだけど、だいたいペッテリは俺の容姿を見ていて、俺自身を見てなかったから……。
それに割と俺の服に関しては自由にやってたからね。普通に女物の服とか仕立てられたこともあったし。まあこの制服もカッターシャツのフリルレースとか、思いっきり女物だけど。俺的には許容範囲だ。
「……エルネスティ様は私のことを十分に理解してくださって色々と配慮してくださるので、私もこれぐらいのことはしたいです……。家具職人の件では、役には立てませんでしたし……」
「いえいえ、元より難しい依頼だったので、仕方ないですよ。ありがとうございます、ペッテリ」
俺が微笑んで礼を言うと、ペッテリは申し訳なさそうに笑った。以前言っていた俺の要望を満たすだろう家具職人には、依頼を断られたらしい。他の家具職人も依頼内容を聞くと敬遠されてしまい、結局適任者が見つからなかったのだ。いざとなれば前世の知識の出番だと考えてたから、別に気にしてないのに。律儀だな。
ちょっと沈んでしまった空気を切り替えるように、ペッテリは話題を変えた。
「それより、着心地はどうですか……!?」
「凄く良いですよ。袖のレースが痒いかと思ってましたが、そうでもありませんし」
「素材から拘っていますから……!」
俺は制服を来てくるっと一回転した。うん。サイズもピッタリだし、動きやすい。流石ペッテリだ。
「どうですか?ヴァイナモ」
「……とてもお似合いです」
俺がヴァイナモに感想を求めると、ヴァイナモは驚きつつも微笑んで答えてくれた。やっぱりヴァイナモに似合ってるって言われると嬉しいな。
「……そう言えば、学園ではヴァイナモ様はエルネスティ様の護衛を出来ないのでしたか……?」
「ああ、学園の『万人平等であるべし』って精神のもと、そう言う取り決めになっている」
「護衛は階層性の権化みたいなものですからね」
ヴァイナモは不服そうに眉を顰めた。不安要素が2人も学園にいるからね。そのことを伝えられた時、ヴァイナモは珍しく父上に対して抗議していた。まあ権力で決まりをねじ曲げるなんて後世に遺恨を残す真似は出来ないから、父上は断固拒否していたけど。あれだけしぶといヴァイナモも珍しかった。それだけ俺のことが心配だったと言う訳で……ちょっと嬉しい、かも。
「ヴァイナモ様、凄く不服そうですね……」
「まあな。と言うより、制服の改造が可能な時点で平等もクソもない気がするのだが」
「まあそれはご都合主義みたいなものでしょうから」
稀に見る口調の荒いヴァイナモに、俺はフォローじゃないフォローを入れた。全くもって平等だと、上級階層の人たちが納得しないからね。何かしらの譲歩が必要だったのだろう。
そう言や前世の友達が言ってたな。「異世界転生のファンタジー学園モノは大体カースト性(ガチ)か平等(笑)かだ」って。流石にそれは偏見だと思うんだけどなあ。『平等(ガチ)』もあると思うんだけど。まあアイツはひねくれた所もあったし、変な思い込みがあったんだろうな。
「それならエルネスティ様が学園へ通っておられる間、ヴァイナモ様は何をなさるのですか……?」
「学園の敷地外で警備をする予定だ。エルネスティ様の危険にいち早く気づけるようにな」
「私は別にそこまでする必要はないと言ったのですが……」
「俺がしたいのです。エルネスティ様はお気になさらず」
俺が苦笑いすると、ヴァイナモはムッとなってそう返して来た。でも一日中学園の外で警備って、非生産的でしょ?いつも俺を護ってくれてるんだし、俺が学園に行ってる間ぐらい自分の時間に充てたら良いのに。まあそれだけ心配してくれてる証拠だから、強くは言えないけど。
「……私にはヴァイナモ様と一緒にいられないエルネスティ様を想像出来ませんね……。御二方はセットみたいな認識でしたので……」
ペッテリはしみじみと言った。確かにペッテリとか、外部の人と会う時はいつもヴァイナモに護衛を任せていたからね。一番安心すると言うか。オリヴァとかサムエルが頼りないって訳ではないんだけどね。
……そう思うと、側にヴァイナモがいないのはちょっと不安だな。
「……ヴァイナモ様ならエルネスティ様の危機に必ず駆けつけてくださると思いますから、思う存分学園生活を楽しんでください……。一生に一度の経験ですので……」
俺の不安を読み取ったのか、ペッテリが遠慮気味にそう言った。……そうだね。側にいないだけで、ヴァイナモはずっと護ってくれるって言ってるし、心配することなんて、なんもないよね。たかが2年、されど2年。楽しまなきゃ損だ。
「……はい。ペッテリの素敵な制服のお陰で、楽しい学園生活が送れそうです」
俺が笑ってそう言うと、ペッテリはキョトンとした後、嬉しそうに目尻を下げた。
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