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最終章 ヤクザが来たでござる
カルナ=カルア
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「はいはいはいはい、一旦落ち着いて。落ち着きましょう」
会議は踊る。されど進まず。
エイヤレーレと魔王は互いに相手が自分を一方的に敵視していると言い張り、自分を追い詰めていると主張し合い、会談は一歩も進まずに平行線となっていた。
当然だ。
統合失調症の患者同士のののしり合いなんだから。というかこんなもの会議ですらないわ。双方の主張の土台になってるものが互いの妄想の上に成り立ってるんだから、こんなもので何も解決するはずがない。
こんな話し合いを2時間も静観してた俺はアホか。
「だから何度も言っておるように、人間側が儂に対する電波攻撃をやめれば、儂はいつでも和睦する準備はあると言っておる! あと、儂はホリムランドにスパイなど送っておらん!」
魔王はそう言って鉛と錫の合金でできた薄膜で作られた薄っぺらい兜をすぽりと被った。ご丁寧に角のところに切り欠きが入っていて避けるようなデザインになっている。
彼が言うには、この帽子によって電磁波攻撃から脳が守られるらしい。
「何を言ってるの! あなた達が私に集団ストーキングを行っていることは確定的に明らかよ。人間に変身できる魔族を何人も送り込んできているじゃないの! 宰相のアグンがあなた達のスパイなのは分かってるのよ!」
宰相アグン頑張ってるのにホント可哀想。
「一旦インターバルを入れることを提案するのだ」
ラムの提案により、双方一旦休憩を入れて頭を冷やすことにした。魔王城に仕えているメイド達が簡単ではあるが夕食を運んできてくれる。何かのソテーと野菜スープ、それに薄く切ったバケット。
この肉、どうやらサメみたいだ。ナイフを入れると魚特有のほろほろと崩れる感じに肉がバラバラになる。ラムちゃんってサメじゃないのかな? 共食いにならんのかな? と余計な心配をするが、彼女は普通に食べていた。
しかし同じサメ肉でも外で食べてた、加熱しただけでほとんど調味料もない状態とは違う。調理でこんなに美味しくなるんだな。スパイス万歳。
俺が料理に舌鼓を打っているとエイヤレーレが小声で話しかけてきた。
「ケンジ、ダメですよ。毒が入っています」
また始まった。しかも「入ってるかも」じゃなくて「入っています」だ。何の根拠があってそんなことを。って言うか俺もう食べてるんだけど。
「エイヤレーレ、そんなもん入ってないから早く食べな。お腹すいてるだろう? 今ここでエイヤレーレを殺しても魔族側に何のメリットもないし……」
「何故ですか!? 私はホリムランドの女王ですよ。魔族側には殺す動機がある!」
ねえよ。
その女王がろくな護衛もつけずに敵陣に単身乗り込んできて、しかも2ヶ月も戻らないのに捜索隊も出ない。
その時点で相手側もふんわり察してるよ。「いらない子」だって。
俺がエイヤレーレを諭しているとテーブルの向こう側から魔王サイドの話し声も聞こえてきた。
「いいからこれをつけろ、カルナ=カルア、ラム。 これは儂が開発した耐電磁波魔法ヘルムでな。これが無ければ人間共が今も出してる精神干渉波の影響をもろに……」
「ダサいのだ」
「陛下、そんな電磁波なんか出してませんよ。見てくださいあの人間共のアホ面を。奴ら今飯の事しか考えてませんよ」
お前も苦労してるんだな、カルアミルク。同じように魔王サイドの方を眺めていたエイヤレーレが再び話しかけてきた。
「ヤバい奴ね。魔王……電磁波で脳が攻撃されるとか、とても正常な判断力を持ってるとは思えないわ」
お前が言うな。
正直五十歩百歩だ。電磁波も集団ストーカーもたいして変わんねーよ。だが、一体どうしたらいいというのか。
魔王に直接会って、もし敵対的でなければエイヤレーレの「魔族に攻撃されている」という誤解を解き、うまくいけば妄想から解放されて、統合失調症の症状の改善につながるかもしれない。もしうまくいかなくても、最悪魔族が敵対的でないと分かればエイヤレーレの統失の治療にも専念できるかも、と思っていたのだが……
まさか、魔王も統合失調症だとは。
俺は食事を終えてタンブラーに入っていた果実水をくい、と飲む。
果実水の液面を覗き込むと、若干疲れた顔をした自分が映りこんでいた。隣を見るとペカも疲れた様子だ。無理もない。ペカもまだ12歳くらいの子供だ。病人の介護なんかする年じゃない。ヤングケアラーってやつだ。
エイヤレーレもどうやら食事を終えたようで、またぽつりぽつりと魔王を非難する言葉を吐き始める。それに反論するように、魔王もエイヤレーレを罵り始める。収拾がつかない。
「ケンジ、ケンジ」
だんだんとヒートアップし始める魔王とエイヤレーレをしり目に、カルアミルクが席を離れて小声で話しかけてきた。
「お前……どうするつもりなの? これ」
「どうするもこうするも……」
正直どうしようもない。
「さっき小声でなんか魔王と話してたけど、どうだった? 向こうのこちらへの認識はなんか変化あったの?」
カルアミルクは少し考え込んでから口を開く。
「変化……というか、実際に会ってみての感想、なら聞けたが」
ちらり、とカルアミルクは二人を見る。
「集団ストーカーとか、あいつ頭おかしいんじゃないのか? とは、言っていたな」
お互い様だよ。
不思議なことに、統失同士妄想がかみ合って意気投合したりはしなかった。ただただ、互いに相手の妄想に対して戦慄し合っている。自分の妄想については正常な判断は下せないが、どうやら他人の妄想についてはそれを『異常な事』と判断はできるみたいだ。なんとなく、あともう一歩な気はするが。
「カルアミルク、もういっその事環境のいい療養所かなんか作って、二人をそこに……」
「あとな、毎回思ってたけど、俺の名前はカルアミルクじゃなくてカルナ=カルアだから」
「えっ!?」
俺は、電撃に撃たれたようなショックを受けた。
「な……なんてことだ……俺がカルアミルクだと思ってた人物は……別人……!?」
「別人じゃねーよ俺だよ!!」
「カルアミルクなんて人物は……存在しなかった……俺の、妄想?」
「だから存在するよ! カルアミルクじゃねーけど!! お前が名前間違えて覚えてただけだよ!!」
「ケンジぃ、お友達と遊ぶのもいいけど陛下をどうにかしてほしいんだけどぉ?」
「誰が友達だ」
「友達じゃねーよ」
そうだ。それは今どうでもいい。どうやらカルアミルクという人物は俺の頭の中だけに存在する架空の人物だったようだが、しかし今はそれよりも魔王とエイヤレーレの二人の事だ。
「ねぇケンジ♡ 異世界から来たって言う勇者の力でどうにかならないの? なんか特別な力とかないの?」
そうだ。この世界の人間になくて俺にあるもの……今こそ、奴の手を借りるしかあるまい。
「やっさん! 力を貸してくれ!!」
「ひっ! またケンジが光りだした!!」
俺は、光に包まれた。
会議は踊る。されど進まず。
エイヤレーレと魔王は互いに相手が自分を一方的に敵視していると言い張り、自分を追い詰めていると主張し合い、会談は一歩も進まずに平行線となっていた。
当然だ。
統合失調症の患者同士のののしり合いなんだから。というかこんなもの会議ですらないわ。双方の主張の土台になってるものが互いの妄想の上に成り立ってるんだから、こんなもので何も解決するはずがない。
こんな話し合いを2時間も静観してた俺はアホか。
「だから何度も言っておるように、人間側が儂に対する電波攻撃をやめれば、儂はいつでも和睦する準備はあると言っておる! あと、儂はホリムランドにスパイなど送っておらん!」
魔王はそう言って鉛と錫の合金でできた薄膜で作られた薄っぺらい兜をすぽりと被った。ご丁寧に角のところに切り欠きが入っていて避けるようなデザインになっている。
彼が言うには、この帽子によって電磁波攻撃から脳が守られるらしい。
「何を言ってるの! あなた達が私に集団ストーキングを行っていることは確定的に明らかよ。人間に変身できる魔族を何人も送り込んできているじゃないの! 宰相のアグンがあなた達のスパイなのは分かってるのよ!」
宰相アグン頑張ってるのにホント可哀想。
「一旦インターバルを入れることを提案するのだ」
ラムの提案により、双方一旦休憩を入れて頭を冷やすことにした。魔王城に仕えているメイド達が簡単ではあるが夕食を運んできてくれる。何かのソテーと野菜スープ、それに薄く切ったバケット。
この肉、どうやらサメみたいだ。ナイフを入れると魚特有のほろほろと崩れる感じに肉がバラバラになる。ラムちゃんってサメじゃないのかな? 共食いにならんのかな? と余計な心配をするが、彼女は普通に食べていた。
しかし同じサメ肉でも外で食べてた、加熱しただけでほとんど調味料もない状態とは違う。調理でこんなに美味しくなるんだな。スパイス万歳。
俺が料理に舌鼓を打っているとエイヤレーレが小声で話しかけてきた。
「ケンジ、ダメですよ。毒が入っています」
また始まった。しかも「入ってるかも」じゃなくて「入っています」だ。何の根拠があってそんなことを。って言うか俺もう食べてるんだけど。
「エイヤレーレ、そんなもん入ってないから早く食べな。お腹すいてるだろう? 今ここでエイヤレーレを殺しても魔族側に何のメリットもないし……」
「何故ですか!? 私はホリムランドの女王ですよ。魔族側には殺す動機がある!」
ねえよ。
その女王がろくな護衛もつけずに敵陣に単身乗り込んできて、しかも2ヶ月も戻らないのに捜索隊も出ない。
その時点で相手側もふんわり察してるよ。「いらない子」だって。
俺がエイヤレーレを諭しているとテーブルの向こう側から魔王サイドの話し声も聞こえてきた。
「いいからこれをつけろ、カルナ=カルア、ラム。 これは儂が開発した耐電磁波魔法ヘルムでな。これが無ければ人間共が今も出してる精神干渉波の影響をもろに……」
「ダサいのだ」
「陛下、そんな電磁波なんか出してませんよ。見てくださいあの人間共のアホ面を。奴ら今飯の事しか考えてませんよ」
お前も苦労してるんだな、カルアミルク。同じように魔王サイドの方を眺めていたエイヤレーレが再び話しかけてきた。
「ヤバい奴ね。魔王……電磁波で脳が攻撃されるとか、とても正常な判断力を持ってるとは思えないわ」
お前が言うな。
正直五十歩百歩だ。電磁波も集団ストーカーもたいして変わんねーよ。だが、一体どうしたらいいというのか。
魔王に直接会って、もし敵対的でなければエイヤレーレの「魔族に攻撃されている」という誤解を解き、うまくいけば妄想から解放されて、統合失調症の症状の改善につながるかもしれない。もしうまくいかなくても、最悪魔族が敵対的でないと分かればエイヤレーレの統失の治療にも専念できるかも、と思っていたのだが……
まさか、魔王も統合失調症だとは。
俺は食事を終えてタンブラーに入っていた果実水をくい、と飲む。
果実水の液面を覗き込むと、若干疲れた顔をした自分が映りこんでいた。隣を見るとペカも疲れた様子だ。無理もない。ペカもまだ12歳くらいの子供だ。病人の介護なんかする年じゃない。ヤングケアラーってやつだ。
エイヤレーレもどうやら食事を終えたようで、またぽつりぽつりと魔王を非難する言葉を吐き始める。それに反論するように、魔王もエイヤレーレを罵り始める。収拾がつかない。
「ケンジ、ケンジ」
だんだんとヒートアップし始める魔王とエイヤレーレをしり目に、カルアミルクが席を離れて小声で話しかけてきた。
「お前……どうするつもりなの? これ」
「どうするもこうするも……」
正直どうしようもない。
「さっき小声でなんか魔王と話してたけど、どうだった? 向こうのこちらへの認識はなんか変化あったの?」
カルアミルクは少し考え込んでから口を開く。
「変化……というか、実際に会ってみての感想、なら聞けたが」
ちらり、とカルアミルクは二人を見る。
「集団ストーカーとか、あいつ頭おかしいんじゃないのか? とは、言っていたな」
お互い様だよ。
不思議なことに、統失同士妄想がかみ合って意気投合したりはしなかった。ただただ、互いに相手の妄想に対して戦慄し合っている。自分の妄想については正常な判断は下せないが、どうやら他人の妄想についてはそれを『異常な事』と判断はできるみたいだ。なんとなく、あともう一歩な気はするが。
「カルアミルク、もういっその事環境のいい療養所かなんか作って、二人をそこに……」
「あとな、毎回思ってたけど、俺の名前はカルアミルクじゃなくてカルナ=カルアだから」
「えっ!?」
俺は、電撃に撃たれたようなショックを受けた。
「な……なんてことだ……俺がカルアミルクだと思ってた人物は……別人……!?」
「別人じゃねーよ俺だよ!!」
「カルアミルクなんて人物は……存在しなかった……俺の、妄想?」
「だから存在するよ! カルアミルクじゃねーけど!! お前が名前間違えて覚えてただけだよ!!」
「ケンジぃ、お友達と遊ぶのもいいけど陛下をどうにかしてほしいんだけどぉ?」
「誰が友達だ」
「友達じゃねーよ」
そうだ。それは今どうでもいい。どうやらカルアミルクという人物は俺の頭の中だけに存在する架空の人物だったようだが、しかし今はそれよりも魔王とエイヤレーレの二人の事だ。
「ねぇケンジ♡ 異世界から来たって言う勇者の力でどうにかならないの? なんか特別な力とかないの?」
そうだ。この世界の人間になくて俺にあるもの……今こそ、奴の手を借りるしかあるまい。
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俺は、光に包まれた。
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