【完結】兄ちゃんに飼われた夏休み

ナツキ

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3、刺される

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目が覚めると、玲央の両手首はベッドの格子に縛られていた。顔が焼けるように熱く、ジンジンと痛かった。足は拘束されていないものの、股間に違和感を感じた。おそらく、後孔にアナルプラグが刺されているのだと玲央は推測した。

「起きた?」
そばでゲームをしていた光太が、玲央の目覚めに瞬時に気付いた。

「兄ちゃん、ごめん……」

こうなっては、もう謝るしか残された道はなかった。

「そうだぞ?  お前は兄ちゃんのこと好きなのに、上手にオナれないなんて、ダメな子だな」

優しいトーンで、髪を撫でながら囁いた。

「お仕置き、受けるよな?」

はい、としかない問いだった。


サイドテーブルの上に置かれた注射器をおもむろに手に取り、少し液体を出して空気を抜いた。
その様子を見た玲央は、虚ろな表情から一変し恐怖でこわばらせた。

「兄ちゃッ……、それ何?!」

「これか?   ハハ、これなあ、最近バイトしてるとこからもらったんだよ」
そう言って玲央の首もとに針を近付けた。

「なッ!  や、やめて」

「動くなよ」

プス、と刺しゆっくりと薬剤を注入した。

「お前が、淫乱になれるお薬だよ」

「……や、イヤだッッ兄ちゃん!!」

玲央は、瞳に涙を溜め絶叫した。










「━━んッアッ、ぁあッ」

全身が敏感な性感帯となった玲央を、光太は愛おしそうに舌を這わせた。小さな乳首はチロチロと舐めると硬い突起となり、光太はそれを爪ではじいた。

「ぁあんっ!  アッ♡」

光太は指と舌で玲央の火照った身体を愛撫し、緩やかな刺激を与え続けた。そうすると、玲央は喜んでかわいい声を出して喘ぐのだった。

「なあ、玲央、気持ちイイ?」

「気持ちイッ!!  ンァ♡ア━━ッ」

「だよなあ。お前のチンコ、がっちがちに硬くなって、先走りでヌルヌルヌルヌルしてるもんな」

「さわって、兄ちゃッ、玲央のチンコさわってぇええ♡」

「ダメだよ、お仕置きなんだからなあ」
自分を求める弟に、光太は多幸感を覚えた。
そして、これ以上の至福を欲し、光太は自分のハーフパンツについていた紐を引き抜き、玲央の陰茎に結んだ。

「はぁ、はぁ、兄ちゃん、キツいよ」

  

光太は、玲央にハメたアナルプラグのスイッチを押した。

「??  ━━━んああ゛あ゛ッ!!」

振動と同時に、玲央の意識が散り、味わったことのない快感に唾液が溢れ、口元から滴り落ちた。

「んぁあっ、あ゛っ!!  あ゛っ!!」

根元をキツく絞められた玲央の陰茎は苦しそうに膨張していく。

「な゛にッ、ごれ゛っあ゛━━ッ」

「アナルバイブだって。プラグにもいろいろあるんだなあ。気持ちイイ?」

「やっ、━━━あ゛あ゛あ゛おがじクなっちゃう゛━━ッ!!」

手足をバタつかせて喘ぎ、悶える玲央に、光太は恍惚の表情を向ける。光太は、玲央の脚をM字に折り曲げ、膝を押さえつけながら玲央に秘めた被虐心を煽った。

「遠隔操作もできて、お散歩プレイもできるらしいよ?   玲央、一緒にお外行くか?」

「やっぁ゛ッ」

「雑踏の中で、玲央のアナルにはこんなプラグハメて、ナカをギュルギュルかき回されながら歩くか?   お前のはしたない喘ぎ顔、みんなに見てもらうか?」

「ゃ゛ッダメぇっ」

「それとも、みんなに見られて興奮しちゃうかな?  我慢できなくなって、街中でイッちゃうんじゃないか?」

「あ゛っ♡」

言ってはみたものの、そんな行為は、光太が許さなかった。玲央のすべてはオレのもの。玲央がトロトロになった姿は誰にも見せたくなかった。

「ああ、そうだ。オレのザーメン、ナカに入れたままプラグで蓋して歩こうか。そこら中の汚ないサラリーマンどもに、変態玲央の姿見てもらえよ。それでビルの隙間に引っ張られて、罵られながらキモいおやじに犯されろよ」

イヤだ。光太はそんなこと、望んでいなかった。なのに、口からはそんな言葉を発してしまう。

「♡♡♡あぁあ゛ッ━━━」

「何人、ハメてくれるだろうな?  ちゃんと、お前のだらしなくよがった顔で誘えよ。立派な公衆便所になれたら、家に帰ってこい。おなか、タプタプになって、ぐちゅぐちゅに緩みきった尻の穴を、オレの前で四つんばいになって見せるんだ」

そう言って、光太はプラグのスイッチを押し、出力を最大に変えた。

「や゛ぁ゛ッッ!!  にぃちゃぁア゛っ!!  いだい゛ッ!!  い゛キ゛たい゛━━━ッ」

「ハハ、根元縛ってると、ザーメン出せないんだってな。玲央、苦しい?」

「くる゛しっ……はずしでっ!  おねがい゛ぃ゛━━っ!!」

「ダメに決まってるだろ?  お仕置きなんだからさ」

玲央は、頭の上で拘束された両腕をバタつかせて悶え苦しんでいた。

「ぁあ゛っなんが変゛ッ、変゛になる゛ぅ゛うう゛う゛!!!」

腰を反り上げて、ピクピクと痙攣し、絶叫した。

「はぁ゛っはぁ゛っはぁ゛っ━━━」



「あれ、もしかして玲央、イッた?  ザーメン出さずにイッちゃったのか?」

「いわ、ないで……はぁっ」

「メスイキってやつ?  お前、アナルでイくなんて、ほんとド変態だな」

「はぁっはぁっ」

「兄ちゃんの許可なくイッちゃうなんて、悪い子だな」


光太はうごめくプラグを引き抜き、反り立った大きなペニスを勢いよく挿入し、余韻に浸った玲央の脳天に火花を散らせた。
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