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12月 健太郎は人を愛せない
34 夜陰1
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「健太郎……
ついて来て……」
レストランを出て、エレベーターを降りたエントランスホールにあるフロントでしばらく話をしていたレイアさんは俺の手を握って……
再びエレベーターへと連れて行った。
俺達の他には誰も乗っていないエレベーターの表示を見ていたのだが……
「どこにですか?」
聞かずにはいられなかった。
柔らかく温かい手が俺を包んで、肩にもたれかかるレイアさん……
凄くいいにおいがする。
だから、聞かずにはいられなかった。俺の考えている事と、どのくらい違うのか知りたかったから。
ついて来て……」
レストランを出て、エレベーターを降りたエントランスホールにあるフロントでしばらく話をしていたレイアさんは俺の手を握って……
再びエレベーターへと連れて行った。
俺達の他には誰も乗っていないエレベーターの表示を見ていたのだが……
「どこにですか?」
聞かずにはいられなかった。
柔らかく温かい手が俺を包んで、肩にもたれかかるレイアさん……
凄くいいにおいがする。
だから、聞かずにはいられなかった。俺の考えている事と、どのくらい違うのか知りたかったから。
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