102 / 390
9月 リリィさんと海 (後編)
6 話をしようリリィさん
しおりを挟む
「リリィさん、ちょっと立って」
俺は涙ぐみ背を向けて多分キレているリリィさんの背中にそう告げて、小さな白いクーラーボックスから立たせたが、リリィさんは俺の方に向く気配がない。
俺は、そのクーラーボックスに手をかけ90度向きを変えて置き直し、
「座っていいよ」
俺の座れる部分を確保して、リリィさんの座るクーラーボックスの余った、リリィさんが座って残った部分に腰かけて、リリィさんの背中に俺の背中をくっつけた。
俺は涙ぐみ背を向けて多分キレているリリィさんの背中にそう告げて、小さな白いクーラーボックスから立たせたが、リリィさんは俺の方に向く気配がない。
俺は、そのクーラーボックスに手をかけ90度向きを変えて置き直し、
「座っていいよ」
俺の座れる部分を確保して、リリィさんの座るクーラーボックスの余った、リリィさんが座って残った部分に腰かけて、リリィさんの背中に俺の背中をくっつけた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
5
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる