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砲撃のパラディン大佐隊編(【05】の裏)
158【交換ついでに合同演習編63】訓練二日目:中央地獄道
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【パラディン大佐隊・第十一班第一号ブリッジ】
ロノウェ
「〝レフト〟……またしても思いきったな……中央なしで〝ファイアー・ウォール〟縦二列……」
レラージュ
「今、軍艦が一隻発進しました。あちらは〝護衛隊〟を一隻にしたようです」
ロノウェ
「一隻!? それってありか!?」
レラージュ
「〝配分も自由〟だそうだからありでしょう。いずれにしろ、俺も思いきったと思いますが。〝砲撃隊〟五十九隻で、〝魚〟六十隻を全滅させる作戦ですよ」
ロノウェ
「ってことは、あの〝ファイアー・ウォール〟は、〝ロールケーキ〟が三枚・三枚か」
レラージュ
「一枚はちょっとだけ欠けてますけどね」
ロノウェ
「おい……まさか、あれで中央は通ってかねえよな?」
レラージュ
「そうですね。六班と七班だけ通ってもらいましょうか」
ロノウェ
「何?」
レラージュ
「全班〝壁〟の外を通ったら、あの〝ファイアー・ウォール〟は全艦反転して砲撃してくるでしょう。三隊に分けてリスクを減らします」
ロノウェ
「……もっともらしいこと言ってるが、おまえ、六班を全滅させようと思ってねえか?」
レラージュ
「そんなことは思ってないですよ。全滅しても仕方がないとは思ってますが」
ロノウェ
「やっぱり思ってんじゃねえか!」
***
【パラディン大佐隊・第六班第一号ブリッジ】
六班長・ラムレイ
「〝先生〟……前半のこと、やっぱりお怒りになってるんですね……」
副長
「まさに、地獄への一本道……」
六班長・ラムレイ
「だが、運がよければ生きて通り抜けられるかもしれない! 〝レフト〟の〝護衛隊〟はたった一隻! 何としてでも生き残り、うちがあの〝護衛隊〟をしとめる! そして〝先生〟に見直してもらう!」
クルーA
「班長……もう〝飴ちゃん〟より〝先生〟なんですね……」
クルーB
「でも、この後半でうちのチームが勝てば延長戦に持ちこめる。そこでまた勝てば〝飴ちゃん〟五個ゲットできる。そう考えれば、班長のモチベーションは俺たちにとっても好都合!」
クルーA
「好都合って……」
クルーC
「それでは、あの一本道は、〝飴ちゃん〟への一本道かもしれないんだな!」
クルーB
「そうだ! 俺たちには〝先生〟より〝飴ちゃん〟だ!」
クルーA
「どっちのモチベーションも何だかな……」
***
【パラディン大佐隊・第七班第一号ブリッジ】
七班長・カットナー
「前半、あんなに頑張ったのに、たまたま配置が中央だったばっかりに……!」
クルーA
「それより、うちの前が六班だったせいかもしれませんよ、班長」
***
【パラディン大佐隊・第三班第一号ブリッジ】
エリゴール
「ほう、三隊に分けるか。まあ、当然と言えば当然だな」
副長補佐
「うちは九班の後を追っていけばいいんですよね?」
エリゴール
「いや、うちは他の班のアシストに回る」
副長補佐
「アシスト?」
ロノウェ
「〝レフト〟……またしても思いきったな……中央なしで〝ファイアー・ウォール〟縦二列……」
レラージュ
「今、軍艦が一隻発進しました。あちらは〝護衛隊〟を一隻にしたようです」
ロノウェ
「一隻!? それってありか!?」
レラージュ
「〝配分も自由〟だそうだからありでしょう。いずれにしろ、俺も思いきったと思いますが。〝砲撃隊〟五十九隻で、〝魚〟六十隻を全滅させる作戦ですよ」
ロノウェ
「ってことは、あの〝ファイアー・ウォール〟は、〝ロールケーキ〟が三枚・三枚か」
レラージュ
「一枚はちょっとだけ欠けてますけどね」
ロノウェ
「おい……まさか、あれで中央は通ってかねえよな?」
レラージュ
「そうですね。六班と七班だけ通ってもらいましょうか」
ロノウェ
「何?」
レラージュ
「全班〝壁〟の外を通ったら、あの〝ファイアー・ウォール〟は全艦反転して砲撃してくるでしょう。三隊に分けてリスクを減らします」
ロノウェ
「……もっともらしいこと言ってるが、おまえ、六班を全滅させようと思ってねえか?」
レラージュ
「そんなことは思ってないですよ。全滅しても仕方がないとは思ってますが」
ロノウェ
「やっぱり思ってんじゃねえか!」
***
【パラディン大佐隊・第六班第一号ブリッジ】
六班長・ラムレイ
「〝先生〟……前半のこと、やっぱりお怒りになってるんですね……」
副長
「まさに、地獄への一本道……」
六班長・ラムレイ
「だが、運がよければ生きて通り抜けられるかもしれない! 〝レフト〟の〝護衛隊〟はたった一隻! 何としてでも生き残り、うちがあの〝護衛隊〟をしとめる! そして〝先生〟に見直してもらう!」
クルーA
「班長……もう〝飴ちゃん〟より〝先生〟なんですね……」
クルーB
「でも、この後半でうちのチームが勝てば延長戦に持ちこめる。そこでまた勝てば〝飴ちゃん〟五個ゲットできる。そう考えれば、班長のモチベーションは俺たちにとっても好都合!」
クルーA
「好都合って……」
クルーC
「それでは、あの一本道は、〝飴ちゃん〟への一本道かもしれないんだな!」
クルーB
「そうだ! 俺たちには〝先生〟より〝飴ちゃん〟だ!」
クルーA
「どっちのモチベーションも何だかな……」
***
【パラディン大佐隊・第七班第一号ブリッジ】
七班長・カットナー
「前半、あんなに頑張ったのに、たまたま配置が中央だったばっかりに……!」
クルーA
「それより、うちの前が六班だったせいかもしれませんよ、班長」
***
【パラディン大佐隊・第三班第一号ブリッジ】
エリゴール
「ほう、三隊に分けるか。まあ、当然と言えば当然だな」
副長補佐
「うちは九班の後を追っていけばいいんですよね?」
エリゴール
「いや、うちは他の班のアシストに回る」
副長補佐
「アシスト?」
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