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第三章〜サードフィル〜
第八十一話「ミラちゃんと酒庫 Part1」
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「なんでまた、完成されたウイスキーなんて気になったの?」
素朴な疑問だった。
俺が先導して、酒庫のある地下三階に通じる地下階段を降っていた。足元に埋め込まれた魔灯のおかげで、松明などを手に持たずとも自然体で階段を降りることが出来る。それでも万が一のために、俺がミラちゃんを受け止められるように前を歩いていた。
「それは……」
力のない返答が途中で途切れた。
ミラちゃんは壁に手を添えながら、その小さな体に備わっている短くて小さな足で、俺の歩幅に合わせようと必死について来ていたのだ。俺は素直にしまった! と思った。すぐに歩幅を十一歳の少女に俺の方から合わせた。
すると、ミラちゃんは一息ついたように壁から手を離し、ゆったりとした面持ちで答えてくれた。
「あたし、自分で造った義肢に一度も満足できたこと無くって……。あ、これは話しましたよね。だから、凄いお酒を造るショウゴさんが、納得のいくウイスキーってどんなのだろうって……ずっと知りたかったんです」
「……」
俺は言葉が出てこなかった。
迷ったのだ。時に、真実は少しだけ期待を裏切ってくるから。というのも、完成されたウイスキー? 納得のいくウイスキー? なんじゃそりゃ!! という気持ちで今、俺の心は一杯だからである。
一度でも、ウイスキー職人の口から聞いたことがあるだろうか……「この酒こそが生涯最高の仕事だ」などと。いや、ない、ないね! あるわけ無い! そんな寝言を言う奴が言うなら、今すぐその舌を引っこ抜いてやりたいぐらいだよ、まったく。
ウイスキーに限らず、酒の品質つまり、香味を全て操ることの出来るやつはこの世に存在しない、筈だ……(魔法があるから絶対とは言わないが)。少なくとも、前世の地球でそんな人や機械は存在しなかったはずである。
仮に、機械の弾き出した数値上では完璧な酒というものは存在するかもしれないが、その酒が飲んだ人の心を掴んで離さない名酒になり得るのか、と言われれば一体どこの誰が命をかけて肯定できるだろうか……。
てな訳で、ミラちゃんにいま気軽に返事してしまうのは憚られた。がっかりさせたく無いからね。
「そっか、まぁとりあえずその目で見て思ったことを教えてよ」
「はい」
ミラちゃんの返事は、芯の入った中々いい返事だった。静かに燃える暖炉のようにその熱意が伝わってくる。これは俺もしっかり案内しないといけないな。
「さぁ、着いた」
俺にとっては宝物庫と言っても過言ではない、酒庫。しっかり木を組んで一列三段の棚を造れば、酒樽を一万樽は貯蔵出来るほどの広い空間を誇っている。とはいえ、今はまだウオッカ樽が五十に、ウイスキー樽が二百の二百五十樽しかない零細蒸留所だな、ハハッ、これからこれから。
酒庫に着くとミラちゃんが広い空間のどこかを、その大きな目で捉えながら何かに思いを馳せているような感じがした。
「なんだか、ここに来る度に故郷を思い出します」
そういえばミラちゃんも何度かここに来ているんだっけな。
「故郷ってことは、ドワーフ王国の事?」
「はい、私の故郷でも私たちが作った物を保管する倉庫がたくさんあるんです。そこは本当にドワーフの聖域で、その場に立っているだけで、その作品を作ったドワーフの息遣いが聞こえてくる程、賑やかな場所なんです」
倉庫なのに賑やか……、そこには誰もいないはずなのに寂しくない。そんな感じだろうか? そうであれば、ミラちゃんの言っていることはよくわかる。前世でも、ウイスキー樽が眠る酒庫を訪れる度に強く思うことがあった。
それは木の色が艶やかで、荒らしい原酒と賑やかな会話をしていく予定の若々しい樽から、気が遠くなるほどの時間をウイスキーと共に過ごしてきた年季の入った爺さん樽。それらに囲まれると、ウイスキー造りに携わった人間たちの情念をまざまざと感じるのだ。
ウイスキーの香味の約七割を決めてしまう樽による熟成、その為に酒庫では作り手の様々な苦悩と試行錯誤を経た工夫が見受けられる。ウイスキーの熟成は、温度や湿度、蒸留所のある地域の風土によって、大きく左右されてしまうからだ。
俺の酒庫は、空調を調整できるようになっている為に、比較的ウイスキーへの影響はフラットな状態だが、ゆくゆくはいろんな環境下でウイスキーを熟成させ、この世界の気候や風土を象徴するような、味わいを熟成によって生み出したいと考えている。
「少し、わかる気がするよ」
「……やっぱりショウゴさんは、私たちドワーフと感性が似ていると思います。私の知っている人間は誰も理解してくれませんでしたから」
ミラちゃんは嬉しさと過去の寂しさが織り交ざったような顔をして微笑んだ。やっぱり、ミラちゃんの反応を見るに物作りのレベルにおいても、人間とドワーフの種族間には大きな違いがあるみたいだな。
「ミラちゃん、とりあえず樽の側を歩いてみようか」
「側を、ですか?」
「うん」
「……わかりました!」
ミラちゃんは俺の提案に少しだけ不思議そうな顔を見せたが、すぐにニコッと笑って承諾してくれた。
俺とミラちゃんはウオッカの樽を除いた、レーンの上に並べられている二百樽ものウイスキー樽のそばを歩いていった。地下に存在する酒庫に窓はなく、一面黒い煉瓦によって敷き詰められた壁に、魔灯の暖かなオレンジの光が反射している。少しひんやりとしている、そんな酒庫内を歩いていると、ミラちゃんがある匂いを嗅ぎ取った。
「お酒……、お酒の匂いがしますよ! ここだけすごい強い匂いがします!」
「ふふっ、気づいたみたいだね」
ミラちゃんは時空魔法が掛かっている酒樽が並んでいるところで、お酒の匂いを感じとったようだ。
時空魔法を使ってウイスキーの熟成をして気づいた事がある。それは時空魔法を掛けられた樽から出ていく天使の分け前が、凝縮され促進した時間の分だけ蒸発しているということだ。
魔法がかかった酒樽は、一月で四年分もの時間が実際に経過した事になる。つまり、一月で四年分の天使の分け前が樽の中から消えている事になる。
だからこそ、普通は感じ取れない天使の分け前の存在をミラちゃんは気付けたのだ。
「この匂いの正体はね気化したお酒なんだよ」
「気化ってお水が蒸発して無くなっちゃうやつですよね」
「うん、そうだよ」
「でも、樽の中に入れてるのになんで減っちゃうんですか?」
「それはね、ウイスキーが樽の中で酸素や木材と触れ合う事で、樽を通過してお空へと昇っていってしまうからなんだ」
「え! じゃぁ、長い時間が経ってしまったら、せっかく造ったウイスキーが無くなっちゃうじゃないですか! それならもっと密封された容器に移した方が良いんじゃないですか……凄く勿体無い気がします」
ミラちゃんは大切な宝物を無くしてしまった子供のように、ショックを受けたようだった。
勿体無い……か。確かになぁ、俺は天使の分け前と呼ばれているこの現象がウイスキーにとって必要不可欠な酒造過程だと知っているから、そう思わなくなって久しいが、ふふっ確かに勿体無い。
「でもねミラちゃん。凄く勿体無いってことは、ウイスキーが凄く贅沢な飲み物だって事だよね」
「えっ……はい! そう思います! 私はまだ飲んだ事がないけど、叔父さんやアントンのおじさん、ユリアンヌお姉さんも凄い美味しそうに飲んでいたし、私も匂いを嗅いだ時に、一瞬で凄い綺麗なお花畑とか、キラキラした黄金色の麦畑が見えたから、凄いお酒なんだ! と思ってたんです」
あはははっ、一体君は、いつの間にウイスキーを調べてたんだいミラちゃん。でもそうか、彼女がドナートさんの元を離れここに残った理由は、偏に俺の造る酒を知るため。俺が思っていた以上にミラちゃんは好奇心旺盛であり、いい発想力を持っているみたいだ。
さすがは天才ドワーフ少女。
「長い年月をかけて、酒樽から蒸発して天に登っていくウイスキーを天使の分け前と、僕たちウイスキー職人は呼んでいるんだよ」
「天使の分け前……なんだか、とっても素敵な響きだと思います」
ミラちゃんは、この言葉を大事に胸にしまうように聞き入れて、俺を見上げて嬉しそうに弾けた笑顔を見せてくれた。
====天使の分け前====
蒸溜したウイスキーはすぐに樽貯蔵されますが、貯蔵期間中に樽からは毎年2~4%のウイスキーが蒸発し消失します。ということは、10年もののウイスキーだと、最初に樽詰されたときから、おおよそ18%~34%も減ってしまっていることになります。
しかし、この間、ウイスキーは樽の成分を吸収し、また、樽を通して酸素と接触するなどして熟成しているのです。もったいないなとも思いますが、この蒸発、消失がなければウイスキーの品質は向上しないのです。
これを天使の分け前と呼んでいます。
==============
・作者後書き
先日スペイサイド蒸留所が出しているBLACKADDER-raw cask-を飲める機会があったんですが、酒瓶の中に酒樽の木片が沈んでいて面白かったです。
味はもちろん抜群でした。モルトの熟成された風味と酒樽の味(めちゃ樽の木材の味)
が、口の中で線香花火のようにスパークして消えていく、そんな一杯でした。
あ、お高いですよ笑
みなさんが、最近飲んだ、もしくは飲んだ事のある不思議な一杯を、よければ感想で教えてくださいね。
素朴な疑問だった。
俺が先導して、酒庫のある地下三階に通じる地下階段を降っていた。足元に埋め込まれた魔灯のおかげで、松明などを手に持たずとも自然体で階段を降りることが出来る。それでも万が一のために、俺がミラちゃんを受け止められるように前を歩いていた。
「それは……」
力のない返答が途中で途切れた。
ミラちゃんは壁に手を添えながら、その小さな体に備わっている短くて小さな足で、俺の歩幅に合わせようと必死について来ていたのだ。俺は素直にしまった! と思った。すぐに歩幅を十一歳の少女に俺の方から合わせた。
すると、ミラちゃんは一息ついたように壁から手を離し、ゆったりとした面持ちで答えてくれた。
「あたし、自分で造った義肢に一度も満足できたこと無くって……。あ、これは話しましたよね。だから、凄いお酒を造るショウゴさんが、納得のいくウイスキーってどんなのだろうって……ずっと知りたかったんです」
「……」
俺は言葉が出てこなかった。
迷ったのだ。時に、真実は少しだけ期待を裏切ってくるから。というのも、完成されたウイスキー? 納得のいくウイスキー? なんじゃそりゃ!! という気持ちで今、俺の心は一杯だからである。
一度でも、ウイスキー職人の口から聞いたことがあるだろうか……「この酒こそが生涯最高の仕事だ」などと。いや、ない、ないね! あるわけ無い! そんな寝言を言う奴が言うなら、今すぐその舌を引っこ抜いてやりたいぐらいだよ、まったく。
ウイスキーに限らず、酒の品質つまり、香味を全て操ることの出来るやつはこの世に存在しない、筈だ……(魔法があるから絶対とは言わないが)。少なくとも、前世の地球でそんな人や機械は存在しなかったはずである。
仮に、機械の弾き出した数値上では完璧な酒というものは存在するかもしれないが、その酒が飲んだ人の心を掴んで離さない名酒になり得るのか、と言われれば一体どこの誰が命をかけて肯定できるだろうか……。
てな訳で、ミラちゃんにいま気軽に返事してしまうのは憚られた。がっかりさせたく無いからね。
「そっか、まぁとりあえずその目で見て思ったことを教えてよ」
「はい」
ミラちゃんの返事は、芯の入った中々いい返事だった。静かに燃える暖炉のようにその熱意が伝わってくる。これは俺もしっかり案内しないといけないな。
「さぁ、着いた」
俺にとっては宝物庫と言っても過言ではない、酒庫。しっかり木を組んで一列三段の棚を造れば、酒樽を一万樽は貯蔵出来るほどの広い空間を誇っている。とはいえ、今はまだウオッカ樽が五十に、ウイスキー樽が二百の二百五十樽しかない零細蒸留所だな、ハハッ、これからこれから。
酒庫に着くとミラちゃんが広い空間のどこかを、その大きな目で捉えながら何かに思いを馳せているような感じがした。
「なんだか、ここに来る度に故郷を思い出します」
そういえばミラちゃんも何度かここに来ているんだっけな。
「故郷ってことは、ドワーフ王国の事?」
「はい、私の故郷でも私たちが作った物を保管する倉庫がたくさんあるんです。そこは本当にドワーフの聖域で、その場に立っているだけで、その作品を作ったドワーフの息遣いが聞こえてくる程、賑やかな場所なんです」
倉庫なのに賑やか……、そこには誰もいないはずなのに寂しくない。そんな感じだろうか? そうであれば、ミラちゃんの言っていることはよくわかる。前世でも、ウイスキー樽が眠る酒庫を訪れる度に強く思うことがあった。
それは木の色が艶やかで、荒らしい原酒と賑やかな会話をしていく予定の若々しい樽から、気が遠くなるほどの時間をウイスキーと共に過ごしてきた年季の入った爺さん樽。それらに囲まれると、ウイスキー造りに携わった人間たちの情念をまざまざと感じるのだ。
ウイスキーの香味の約七割を決めてしまう樽による熟成、その為に酒庫では作り手の様々な苦悩と試行錯誤を経た工夫が見受けられる。ウイスキーの熟成は、温度や湿度、蒸留所のある地域の風土によって、大きく左右されてしまうからだ。
俺の酒庫は、空調を調整できるようになっている為に、比較的ウイスキーへの影響はフラットな状態だが、ゆくゆくはいろんな環境下でウイスキーを熟成させ、この世界の気候や風土を象徴するような、味わいを熟成によって生み出したいと考えている。
「少し、わかる気がするよ」
「……やっぱりショウゴさんは、私たちドワーフと感性が似ていると思います。私の知っている人間は誰も理解してくれませんでしたから」
ミラちゃんは嬉しさと過去の寂しさが織り交ざったような顔をして微笑んだ。やっぱり、ミラちゃんの反応を見るに物作りのレベルにおいても、人間とドワーフの種族間には大きな違いがあるみたいだな。
「ミラちゃん、とりあえず樽の側を歩いてみようか」
「側を、ですか?」
「うん」
「……わかりました!」
ミラちゃんは俺の提案に少しだけ不思議そうな顔を見せたが、すぐにニコッと笑って承諾してくれた。
俺とミラちゃんはウオッカの樽を除いた、レーンの上に並べられている二百樽ものウイスキー樽のそばを歩いていった。地下に存在する酒庫に窓はなく、一面黒い煉瓦によって敷き詰められた壁に、魔灯の暖かなオレンジの光が反射している。少しひんやりとしている、そんな酒庫内を歩いていると、ミラちゃんがある匂いを嗅ぎ取った。
「お酒……、お酒の匂いがしますよ! ここだけすごい強い匂いがします!」
「ふふっ、気づいたみたいだね」
ミラちゃんは時空魔法が掛かっている酒樽が並んでいるところで、お酒の匂いを感じとったようだ。
時空魔法を使ってウイスキーの熟成をして気づいた事がある。それは時空魔法を掛けられた樽から出ていく天使の分け前が、凝縮され促進した時間の分だけ蒸発しているということだ。
魔法がかかった酒樽は、一月で四年分もの時間が実際に経過した事になる。つまり、一月で四年分の天使の分け前が樽の中から消えている事になる。
だからこそ、普通は感じ取れない天使の分け前の存在をミラちゃんは気付けたのだ。
「この匂いの正体はね気化したお酒なんだよ」
「気化ってお水が蒸発して無くなっちゃうやつですよね」
「うん、そうだよ」
「でも、樽の中に入れてるのになんで減っちゃうんですか?」
「それはね、ウイスキーが樽の中で酸素や木材と触れ合う事で、樽を通過してお空へと昇っていってしまうからなんだ」
「え! じゃぁ、長い時間が経ってしまったら、せっかく造ったウイスキーが無くなっちゃうじゃないですか! それならもっと密封された容器に移した方が良いんじゃないですか……凄く勿体無い気がします」
ミラちゃんは大切な宝物を無くしてしまった子供のように、ショックを受けたようだった。
勿体無い……か。確かになぁ、俺は天使の分け前と呼ばれているこの現象がウイスキーにとって必要不可欠な酒造過程だと知っているから、そう思わなくなって久しいが、ふふっ確かに勿体無い。
「でもねミラちゃん。凄く勿体無いってことは、ウイスキーが凄く贅沢な飲み物だって事だよね」
「えっ……はい! そう思います! 私はまだ飲んだ事がないけど、叔父さんやアントンのおじさん、ユリアンヌお姉さんも凄い美味しそうに飲んでいたし、私も匂いを嗅いだ時に、一瞬で凄い綺麗なお花畑とか、キラキラした黄金色の麦畑が見えたから、凄いお酒なんだ! と思ってたんです」
あはははっ、一体君は、いつの間にウイスキーを調べてたんだいミラちゃん。でもそうか、彼女がドナートさんの元を離れここに残った理由は、偏に俺の造る酒を知るため。俺が思っていた以上にミラちゃんは好奇心旺盛であり、いい発想力を持っているみたいだ。
さすがは天才ドワーフ少女。
「長い年月をかけて、酒樽から蒸発して天に登っていくウイスキーを天使の分け前と、僕たちウイスキー職人は呼んでいるんだよ」
「天使の分け前……なんだか、とっても素敵な響きだと思います」
ミラちゃんは、この言葉を大事に胸にしまうように聞き入れて、俺を見上げて嬉しそうに弾けた笑顔を見せてくれた。
====天使の分け前====
蒸溜したウイスキーはすぐに樽貯蔵されますが、貯蔵期間中に樽からは毎年2~4%のウイスキーが蒸発し消失します。ということは、10年もののウイスキーだと、最初に樽詰されたときから、おおよそ18%~34%も減ってしまっていることになります。
しかし、この間、ウイスキーは樽の成分を吸収し、また、樽を通して酸素と接触するなどして熟成しているのです。もったいないなとも思いますが、この蒸発、消失がなければウイスキーの品質は向上しないのです。
これを天使の分け前と呼んでいます。
==============
・作者後書き
先日スペイサイド蒸留所が出しているBLACKADDER-raw cask-を飲める機会があったんですが、酒瓶の中に酒樽の木片が沈んでいて面白かったです。
味はもちろん抜群でした。モルトの熟成された風味と酒樽の味(めちゃ樽の木材の味)
が、口の中で線香花火のようにスパークして消えていく、そんな一杯でした。
あ、お高いですよ笑
みなさんが、最近飲んだ、もしくは飲んだ事のある不思議な一杯を、よければ感想で教えてくださいね。
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