上 下
63 / 80

結婚式

しおりを挟む
JUNEブライドがよくって、6月20日にあげることにした。


親族だけの挙式。
写真を撮りたくて。

エステに行き、
体磨く。

霧矢くんにはすこし我慢してもらってる

「楽しみにしてるよ。」って言ってもらえた。


ちょうどこのときに、脱毛もすることにし、全身をツルツルにして、綺麗にした。
どこ触ってもツルツル。
髪もツヤツヤ。


すこし痩せて、顔のラインをしっかりした。


ポスター撮影も兼ねている。

Kグループのプライダル部門。
直接経営は、関係ないんだけど、
Kグループの傘下に入ったので、鏡社長に、依頼された。


最近結婚式や披露宴をする人が減り、
写真を撮ることをメインに始めた会社である。

親戚や友人数名を呼んで、簡単な式もできる。安くて思い出に残るのはいい。



もちろん写真だけでも良い。

二人だけで、式をあげたかったけど、お互いの両親だけ見せることにした。





モデルになって欲しいと言われたので、霧矢くんが引き受けた。

結婚式と撮影会同時に行われることになった。


梅雨なのにその日は晴れていて、
青空に白いウエディングドレスが映える。


霧矢くんとは、1週間あっていない。
私は実家に帰っている。

メールだけ。

「忙しいけど、瑞希に会いたい。瑞希が足らない。」

そうこの前の研修旅行は、4日だった。
あの時は今より忙しくなく、
本当にくるしかったみたい。
でも、この1週間は、忙しいので、
ゆっくりメールする時間もなかった。

結婚式の2日前からは、休みで、今までの疲れをとるために、爆睡をしていたらしい。

「瑞希、、明日だね。やっと瑞希に会える。早く会いたい。」


「霧矢くん。、私も早く会いたい。
綺麗になった私をみて欲しくて無理を言ってごめんね。一生に一度だから、、、」

「大丈夫だよ。我慢してるよ。明日楽しみにしている。」



次の日、瑞希に会えたのは、式の直前。
ギリギリまで会わないと瑞希が決めた。

今日は、瑞希のしたいようにさせてあげようと思う。
でも正直、かなりの我慢。
瑞希不足。

準備ができたみたいで、行くと、

「霧矢君」

「瑞希。。。。」

放心状態になってる。

「霧矢君?」

「ああ。瑞希。綺麗。さあ。。行こうか。」

バージンロードを歩き、家族だけの幸せな時間だった。

結婚式したので、奥様になった。と実感できた。

撮影も順調に進み、家族に見守られながら結婚式が終わった




しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

妹の螺旋

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:7pt お気に入り:5

私の婚約者はちょろいのか、バカなのか、やさしいのか

恋愛 / 完結 24h.ポイント:220pt お気に入り:2,755

もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:219,952pt お気に入り:6,632

王太子の仮初めの婚約者

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:15,934pt お気に入り:1,715

侯爵夫人の甘やかな降伏

恋愛 / 完結 24h.ポイント:56pt お気に入り:17

恋人に夢中な婚約者に一泡吹かせてやりたかっただけ

恋愛 / 完結 24h.ポイント:497pt お気に入り:2,897

処理中です...