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執事

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執事が話し出した。

そして、アリサは、カルキニーに相手をされなくなったから、寂しくなってきた。
寝室も別々、、
抱かれるのは、子供を作る時だけ、しかもタンパク。
妹を抱く時とは違い、全く愛情を感じられなかった。

そんな不満が溜まっていた時に、夜会があった。

夜会で、ルイを合わせた。
ルイは、綺麗な人を商品として考えていたから、食いつくのはわかっていた。

偶然ではなく、必然。

でも、選んだのはアリサだ。
次の日にホイホイと会いに行ったからな。
夜会だけでうまく行くとは思わなかったのにな。

浅はかなんだろうな。
それで、
ルイは、商品を調教した。
優しくされて、スキンシップも少しずつ増やした。
たくさんの男に触られても、大丈夫なようにね。

昼間だったから、警戒もしなかった。
そして、ルイと関係を持ち、調教された。

お酒を飲んで抱かれることは、とても快感だったようで、病みつきになった。

ルイは、2度同じ女を抱かないから、次次へ、、相手を変えていった。

それが今だな。。


「うそ、、、」


俺たちの復讐です。
申し訳ありません。



前公爵が話し出した。

「カルキニー。お前も浅はかだ。執事に仕事を任せすぎだ。公爵は、任せられない。私が元に戻る。アルデンとカリアサの子を継がせる。または、養子を考える。」

「そんな父上、、、」

「少し学びなさい。」

「はい。申し訳ありません。アリサとは離婚します。」

「当然だな。アリサとは離婚。こんなことが世間にバレたらどうするだ。わかってるよな、伯爵」

「申し訳ありません。」

「アリサはどうなるの?そんな、、、」

「今の状態では、1週間もしたら、禁断状態になるだろうから、元に戻るのは難しいだろうな。娼婦になればいい。」


「カリアサ!!なんとかしなさい。あなたがわるいのよ。あなたの妹なのに、、、」

「私はもう関係ありません」


「醜い傷があるくせに!幸せになるなんて許せない!」

「わたしの傷は、妹が原因作った。あのときは、妹のせいにするな。と言って治療をしてくれなかった。
私は理不尽な要求にも耐えてきたわ。」

「だからなんなの!!」

「今回のことは、アリサを甘やかした両親にも責任があるわ。夫以外の人と関係を持った。それは自分の責任よ。自分でその責任を持たないと、、、」

「可愛いアリサなのに、、あんたなんか醜い傷があるのに、、、」


「この十字架の傷がくれたものは、永遠の愛。アルデンと知り合うことができたのですもの。幸せな生活。私は、良かったと思っています。」

アルデンが抱きしめてくれた。
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