ワタシは夫と結婚して子供が出来て幸せな毎日を送っていた。
だが、年いくごとにますます固い絆で結ばれていく父親と息子。
だんだん自分の存在が家族の中で薄れていく。

「オ シ エ テ・・・ ワ タ シ ハ ダ レ ? 」

それに反比例するかのように孤独なワタシ。
思わず悲しさを感じてしまう。

ある朝、家の渡り廊下を通るとき、壁にかかった鏡を覗くと、
鏡に映った後ろの壁に黒いひび割れを見つける。
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