恵と凛の妄想幕末2  とある事件

わらいしなみだし

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第二部 建白書

第六話 2

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  二人を苦しげに見つめながら

山南「こんなになってしまうまで……私としたことが…………」
安藤「や……や……まなみ……」
山南「苦しいんだね……」  手をとる
新田「や……」   
山南「無理しないでおくれ。話をあとでゆっくり聞かせてもらうから……」  手をとる
新田「あ……あり……」
山南「こんな苦痛を……虐げることをしてしまっていただなんて……気付かなくてすまなかった。私が悪かった。何もかも見ずにいた私が……。私がもっと早く気付けば何かしてやれたかも知れぬというのに………………。くっ……」
安藤「い、いえ……そん……な……」
新田「う……」
山南「言葉が殆ど出ない状態まで……鎮痛薬とかは?」

   微かだけど安藤の目が否を示す

山南「…………。そうか……もうそれさえ効かないのだね……私が最後まで責任を持って君たちを看るから……何があっても最後までいるよ……。御苦労であったな。…………。すまない……少しだけこの場を離れるよ……」



   局長の部屋の前



山南「先生、先生は居られますか?」
近藤「誰だ?」
山南「山南です」
近藤「入れ」
山南「失礼します」
  「先生……いえ、局長である近藤さん」
近藤「改まってどうした?山南、話してみろ」
山南「近藤さんは、あの二人を何故あんな風にしてしまったのですか……?」
 
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