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第一部 暗雲
第三話 5
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永倉「まず手始めに総司が持てる筈だが?」
沖田「ええー?!俺、そういうの、要らないですよ。ここに部屋があるのに……ここで十分楽しいのに……。絶対要りません!断固、お断りします!」
原田「俺は欲しいねぇ。休息所があれば嫁さんをここに呼び寄せて住まわせることも出来るんやないか?」
沖田「原田さん、とても嬉しそうですね!」
永倉「新撰組一の愛妻家だからのう」
齊藤「独り静かに居られる場所が確保出来るのは有り難い」
藤堂「休息所?特別な扱いを受けるのはこの上なく喜ばしいが、本当に一人一人に休息所?眉唾物では?」
永倉「いや、そのようだ。まだ先のことみたいだがのう」
藤堂「ふうん。そういえば、山南さんは傷が癒えてから漸く屯所には復帰しているが……どうも様子がおかしくはないか?」
原田「お!それも気付いたか!平助はよく見てるねぇ。いい観察力やけん」
永倉「ああ、山南殿が抜けた後のことは全て歳殿が執り行っていたからのう。歳殿は山南殿に職務を返す所存がないのではあるまいか?ある意味。二人は好敵手であるからのう」
井上「好敵手か……」
齊藤「そうかもな」
藤堂「でも、それはおかしいですよね?復帰したら山南さんに職務を返すべきでは?」
沖田「そう簡単には……」
藤堂「何故だ?何故簡単ではないのだ?」
永倉「総司が言いたいのは多分だが、山南殿が現場を離れすぎて居るから簡単には戻れない、そう思って居るだけであろう」
藤堂 「キッ!!」
原田「ほうかぁ?俺は違ごう気がするんやけん……」
沖田「山南さんは気遣いが出来る人ですから……波風をたてたくないのでしょう……。それと、土方さんに遠慮があるのかもしれません」
井上「ああ、そのようだ……」
沖田「ええー?!俺、そういうの、要らないですよ。ここに部屋があるのに……ここで十分楽しいのに……。絶対要りません!断固、お断りします!」
原田「俺は欲しいねぇ。休息所があれば嫁さんをここに呼び寄せて住まわせることも出来るんやないか?」
沖田「原田さん、とても嬉しそうですね!」
永倉「新撰組一の愛妻家だからのう」
齊藤「独り静かに居られる場所が確保出来るのは有り難い」
藤堂「休息所?特別な扱いを受けるのはこの上なく喜ばしいが、本当に一人一人に休息所?眉唾物では?」
永倉「いや、そのようだ。まだ先のことみたいだがのう」
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原田「お!それも気付いたか!平助はよく見てるねぇ。いい観察力やけん」
永倉「ああ、山南殿が抜けた後のことは全て歳殿が執り行っていたからのう。歳殿は山南殿に職務を返す所存がないのではあるまいか?ある意味。二人は好敵手であるからのう」
井上「好敵手か……」
齊藤「そうかもな」
藤堂「でも、それはおかしいですよね?復帰したら山南さんに職務を返すべきでは?」
沖田「そう簡単には……」
藤堂「何故だ?何故簡単ではないのだ?」
永倉「総司が言いたいのは多分だが、山南殿が現場を離れすぎて居るから簡単には戻れない、そう思って居るだけであろう」
藤堂 「キッ!!」
原田「ほうかぁ?俺は違ごう気がするんやけん……」
沖田「山南さんは気遣いが出来る人ですから……波風をたてたくないのでしょう……。それと、土方さんに遠慮があるのかもしれません」
井上「ああ、そのようだ……」
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