恵と凛の妄想幕末2  とある事件

わらいしなみだし

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第一部 暗雲

第三話 4

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齊藤「そういえば、局長と副長には離れが宛がわれている……休息所とか何とか……」
永倉「ああ、そうじゃ。だから山南さんなん殿は見どもの休息所で療養しておったからのう」
沖田「俺、時々お食事運びました」
原田「そうなんか?そういうこたぁ下っ端の隊士がするんやろ?」
沖田「えへへっ!」
藤堂「オレ、山南やまなみさんの休息所など知らないのに、沖田だけが知っているのか?」
沖田「いえ……少なくとも先生や土方さん……あ、山崎さん松原さんは知っているかな?井上さん齊藤さんもですよね?!同じ部隊ですから……」
齊藤「ああ、知っている。行ったことはないがな」
井上「そうだな、知って居るよ」
藤堂「オレは土方部隊だからなぁ……。新八さん左之助さんはご存じでしたか?」
永倉「わしは歳殿に聞いて心得ておったが、顔を出しては居らぬでのう」
原田「俺は新さんからあることは聞いてるんやけん。行っても……なぁ……療養してるんやけぇ、どうしても遠慮してもうて……」
藤堂「新八さんは場所までは?」
永倉「あることしか知らん。わしはそこまで存じておらん」
藤堂「オレだけじゃ……なかったのだな……」
沖田「藤堂さん、それは致し方ないですよ。俺たちは山南やまなみ部隊の隊長ですし、藤堂さんたちは土方部隊の隊長なのですから……。不測の事態の時に山南さんの処へ赴いて報告、指示を仰がなければいけない立場なのですよ」
藤堂「だが、オレは土方さんの休息所なんか知らないぞ!」
原田「あ、俺もや……」
永倉「わしも心得て居らぬ……。安藤さんも心得て居らぬのではあるまいかのう?」
沖田「まぁ、土方さんは毎日屯所にいますし……」
永倉「そういえば、わし等隊長格にも休息所が宛がわれるとの事よのう」
原田「そうなんか?」

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