253 / 342
女人禁制の☆あみだん☆開始!
17 部会へ 5
しおりを挟む
生徒会長の号令で雑談していた部の代表たちが静かになる。
緊張感が漂う中、俺は生徒会長の顔を見た。
生徒会室を見渡す生徒会長は見渡した端の俺に目が合った途端、視線をそのままにして俺に微笑みかけた。
編み物部……同好会で認可出来ると態々教室まで来て教えてくれた生徒会長。
俺は座ったまま深々と頭を下げた。
生徒会長の隣に座っている田岡がそれを見て生徒会長……那瑠樹と云う名の彼にウインクしながら右膝で小突いた。
生徒会長が部の予算の話を始めた。
予算の話になると部長たちの目の色が変わってまるで戦場のようだ。
俺はそれに圧倒されながらただただそれを見ているだけだった。
新しく認可することになった男子編み物同好会の話になった瞬間、一人の女生徒が席を立ち異議を唱え出した。
「『家庭科部』があるのに何故『男子編み物同好会』なんか認可するのですか?それも男子だけなんておかしいです!新しい同好会を作らずにその同好会の人達は全員『家庭科部』に入るべきです!」
「それは家庭科部の部長である君だけの意見ですよね?生徒会は同好会の顧問から数日前に申請を受理し、生徒会は内容も精査して認可しています。部会ではその報告をしたまでです。何か問題でも?」
編み物部……同好会の認可?本当に認可されたんだ……
それも、「男子」だけの編み物同好会が……!
感慨深げにその事を浸っていたいけど、異議を唱えている女生徒の余りの剣幕にたじろいでしまう。
その彼女の言葉を難なくかわす生徒会長の話は鮮やかだ。
「同じ内容の部があるのは問題だと思います!その認可は間違っています。そもそも男子だけというのは性差別です!」
性差別……そんなことを思って男子だけの編み物部を作ろうとは思っていなかった。それなのに、どうしてどんなこと言うの?
ガタン!
俺はからだが震えるのが止められず、何か反論したくて思わず立ち上がってしまった。
突然俺が立ち上がる音を聞いて視線が全部集中する。
「翔琉?なんで此処に?」
「あ……あの……えっと……」
智さんに言葉をかけられどうしていいかわからずその場で固まってしまった。しっかりしなきゃ……いけないのに。
同好会を認可して貰える場だというのに。
俺が編み物部の代表として此処にいるという事にその重大さに足がすくみそうになる。
「彼が男子編み物同好会の代表の鳴海翔琉君だ」
突然の事だったけど部屋中の視線が気になりつつも生徒会長に紹介された俺は頭を下げた。
「この子が勝手に同好会を作ろうとしたのね?ねぇ、ぼく。どうして家庭科部に入部しようとしなかったのか、説明しなさいよ。それと女性蔑視の男子だけというのもね!」
緊張感が漂う中、俺は生徒会長の顔を見た。
生徒会室を見渡す生徒会長は見渡した端の俺に目が合った途端、視線をそのままにして俺に微笑みかけた。
編み物部……同好会で認可出来ると態々教室まで来て教えてくれた生徒会長。
俺は座ったまま深々と頭を下げた。
生徒会長の隣に座っている田岡がそれを見て生徒会長……那瑠樹と云う名の彼にウインクしながら右膝で小突いた。
生徒会長が部の予算の話を始めた。
予算の話になると部長たちの目の色が変わってまるで戦場のようだ。
俺はそれに圧倒されながらただただそれを見ているだけだった。
新しく認可することになった男子編み物同好会の話になった瞬間、一人の女生徒が席を立ち異議を唱え出した。
「『家庭科部』があるのに何故『男子編み物同好会』なんか認可するのですか?それも男子だけなんておかしいです!新しい同好会を作らずにその同好会の人達は全員『家庭科部』に入るべきです!」
「それは家庭科部の部長である君だけの意見ですよね?生徒会は同好会の顧問から数日前に申請を受理し、生徒会は内容も精査して認可しています。部会ではその報告をしたまでです。何か問題でも?」
編み物部……同好会の認可?本当に認可されたんだ……
それも、「男子」だけの編み物同好会が……!
感慨深げにその事を浸っていたいけど、異議を唱えている女生徒の余りの剣幕にたじろいでしまう。
その彼女の言葉を難なくかわす生徒会長の話は鮮やかだ。
「同じ内容の部があるのは問題だと思います!その認可は間違っています。そもそも男子だけというのは性差別です!」
性差別……そんなことを思って男子だけの編み物部を作ろうとは思っていなかった。それなのに、どうしてどんなこと言うの?
ガタン!
俺はからだが震えるのが止められず、何か反論したくて思わず立ち上がってしまった。
突然俺が立ち上がる音を聞いて視線が全部集中する。
「翔琉?なんで此処に?」
「あ……あの……えっと……」
智さんに言葉をかけられどうしていいかわからずその場で固まってしまった。しっかりしなきゃ……いけないのに。
同好会を認可して貰える場だというのに。
俺が編み物部の代表として此処にいるという事にその重大さに足がすくみそうになる。
「彼が男子編み物同好会の代表の鳴海翔琉君だ」
突然の事だったけど部屋中の視線が気になりつつも生徒会長に紹介された俺は頭を下げた。
「この子が勝手に同好会を作ろうとしたのね?ねぇ、ぼく。どうして家庭科部に入部しようとしなかったのか、説明しなさいよ。それと女性蔑視の男子だけというのもね!」
1
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる