☆あ・み・だ・ん☆

わらいしなみだし

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『編み物男子部』?ができるまで。

14 乳首事件 2*

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 何故体育の授業が問題って?
 もちろん着替えるから。
 まだ自分の状態を目にしていないので、はっきり言って怖い。
 どこかがジンジン痺れてきて、さっきよりもその感覚が大きくなってきているのを知っているから。
 何も知らないって、恐怖しかない。
 この感覚も、その感覚によってもたらされる感情も何もかもが怖かった。

 体育は三時限目。まだ誰も俺の異常に気がついていない。休憩時間になって、俺の側を陣取る神崎川さえも……。

 そう思っていた。
 そう思っていたのに!
 俺はあいつの口角の片方が淫らに上がっていることを知らなかった。

 体育の授業が始まる前の休憩時間に生徒達は体操服に着替える。A組B組が合同で男女別々なのでA組で男子が着替えB組で女子が着替えることになっている。

 B組の男子生徒がどんどん入っていくのと共にA組の女子生徒が徐々に教室から去っていった。教室の扉が閉まる。

 俺はいつものように体操着の入った袋を取り出し着替え始めようとしたら、既に着替えが終わっている神崎川が不穏な笑みを浮かべて俺の側に近づいてくる。

「な、なんだよ……」何か、嫌な予感がしてたじろぐ。
 カッターシャツのボタンに手を掛けて、上から順に外していく。

「鳴海。ココ、どうしたんだ」
 イヤらしい笑みでカッターシャツからチラリと見えた俺の左の乳首を触り出した。その乳首は半分ほど擦れて勃ち上がっている。
 それを俺は知らないでいた。 

「ちょ、ちょっと何するんだよ!」
 突然の感覚に体がビクンとし、大きな声をあげてその右手を叩こうとしたら、左手で俺の腰を抱き寄せる。

「俺をからかっているのか?や、やめろよ!や、いい加減に……」
 触っていた乳首を摘まみ出して親指と中指の腹でこね繰り始めた。

「ば、馬鹿!あ、ちょ、ちょっとま、ああっ、な、何して…」
 声のトーンがいつもとは違う。その声を聞いたクラス内の男子が俺たちの方を凝視する。

「いいね~もっと面白いことしようや、な、鳴海」
 そう言って、乳首から手が離れたかと思えば、そこに顔を寄せてきた。

「何する……や!もう、なんなん…あぁ……なんだよ……うっ!」
 右手は俺の体に手を回し、完全に俺は囚われていて動けない。
 それをいいことに、乳首を舐め吸い付き出した。

「ああっ!」思わず大きな声が出る。

 体を屈めながら何度も舐め上げ吸い付かれる行為をしながら、俺を上目使いで見遣る。少し乳首から顔を離して自分の上唇を舌で舐める。妖艶な瞳がそこにあった。

「やっぱり鳴海、俺が思った通り感度めちゃめちゃいいな。そそるぜ」

 な、何言ってるんだ?
 胸の奥が灼けつくようだ。
 それが乳首の先から奥まで伝わる快感だなんて俺は知る由もない。
 ただただ知らないものへの恐怖で首を振って嫌がる。

 そう言ってもう一度俺の乳首に口を寄せていく。今度はその目線をこの行為を凝視して着替え途中のまま固まっている男子生徒達を見渡して、見せつけるかのように乳首舐めあげる。

 俺の変な声のトーンが止まらない。それがちょっとした喘ぎ声だということを、俺は知らない。
 ただただ、逃げようとするが、なかなか行為は終わらない。たった数秒が数十秒にも感じて、時間の感覚が狂っていく。

「や、やめろよ、やめてって!いい加減にしてくれ……ってば……あ、ああっ!や!」
 顔を仰け反らせながら、その行為から燻ったものを逃がそうとする。
 懸命に体を離そうと力を入れるが、腰と脇の下を両手で固定された体はびくともしない。

 最後に軽く歯を立てて甘噛みをし、名残惜しそうにリップ音をさせて離れていった。
 ……と、思いきや。
 乳首の上の方を強く吸い付かれた。

「おい、羨ましそうな顔してるな……いいぜ、相手してやるよ」
 その行為を固唾を呑みながら見ていた男子生徒全員に言葉を放つ。
 表情は獲物を捕らえるような肉食獣。

 次の瞬間、一番近くにいるTシャツを脱いだまま固まってる男子が標的にされた。
後ろから羽交い締めにされ、両手で乳首を摘まみ上げられ、一瞬で両方の乳首を勃ち上がらせる。先を爪で弾かれる。あっという間の出来事だった。
「お、おい……ちょ、う、ぁぁ……」
「お前、彼女いるだろ?ココ、彼女に舐められてるだろ?」
 彼の耳元で囁いているように見えるが、普通の声の大きさなので、教室内の皆に一言一句聞かれている。
 反応に満足したら、今度はその隣にいる生徒を羽交い締めにして同じように両手で乳首を触り、あっという間に勃ち上がらせた。今度は指の腹で左右にこね繰りまくる。
「ああ……、あ、やめ……いやだ……」
「彼女いるけど、ココまで開発されてないのか?してもらえよ、ココでも感じるだろ?」

 固まっていた生徒達が慌てて着替え始めた。次、自分の番かもしれないという恐怖を感じながら。それを察したのか、教室内の男子を見渡し、一人一人に言い渡す。

「誰一人、俺から逃げんじゃねーよ。逃げたら……覚悟しな」

 その言葉が呪縛のように誰もそこから動かなくなった。それからはあいつのしたい放題で、ここにいる男子生徒全員が餌食になった。
 乳首を摘まみ上られ、指の腹でこねくりされる者や、乳首を引っ張られる者、爪先で先端を弾かれる者、多種多岐にわたる。
 後ろから代わる代わる羽交い締めにされ、誰一人あいつの腕力に抗うことも出来ず、耳元で言葉攻めにあい、ただただ受け側はその波、引き出された快楽を素直に受け止めるしかなかった。

 我慢する声、艶かしい声、喘ぎ声、様々な啼き声が……。
 その反応を見ながら個々に性体験判断をしていく。

 そのうちの一人、女の裸を見ただけでイキそうだな……って言われていた男子生徒が
「皇帝様……」
 艶っぽい声で神崎川を見つめていた。
 もちろん俺が知ることはなく。

 俺は教室で起こっている出来事を見回して

「ちょっとした地獄絵だ……。」

 心の中でそう呟いた。

 体操着からもわかるほど男子生徒は乳首を勃たせていた。
 涼しい顔をした神崎川を除いてここにいるすべての男子生徒が神崎川にイかされていた。
 俺だけが左の乳首だけ。舐められて、軽く吸われて歯をたてて甘噛みされ……。
 濡れたままの乳首がちょっとした快楽を俺に与える。

 こんなの、知らない。
 こんなの、何なの?
 俺のカラダ、どうしちゃったんだよ……。
 ジンジン疼く。乳首の先も、どこかわからない場所さえも……。

 この状態で、授業を受けなきゃいけないだなんて……どんな拷問なんだ?

 そんな中。
 体育の授業中、男子生徒全員の痛い視線を受けながら俺は授業を受けるしかなかった。




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