学院の魔女の日常的非日常

只野誠

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夏の終わりは地底で涼みながらの虫駆除な非日常

夏の終わりは地底で涼みながらの虫駆除な非日常 その6

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「あのクソ虫、厄介ごとを他の虫に押し付けやがった!」
 マーカスが叫んだ。
 そして、マーカスは黒次郎に命令を飛ばすことに集中させる。
 その頬を冷や汗が垂れていく。
 あまり状況はよくない事が、マーカスの表情から誰にでも知ることができた。
「どういうこと?」
 と、スティフィが状況を確認するべくマーカスに駆け寄る。
「今、必死に逃げてますが、オオグロヤマアリの…… 恐らくは女王アリに追われています。黒次郎はやられませんが、捕まれば魔法陣の方は無事ではすみませんよ」
 マーカスはそう答えて、何かぶつぶつと言いながら黒次郎に命令を飛ばし続けている。
 ここからでは見えないが幽霊犬の黒次郎と女王アリの攻防が続いているようだ。
 それを聞いてミアがいち早く動こうとするが、
「ミア、動かないで、ここから先に出たらダメよ」
 スティフィがそれを止める。
「でも……」
 何とも言えない表情をミアは浮かべる。
 ミアを止めたスティフィにはわかっている。
 ミアは荷物持ち君で始祖虫の攻撃を一度防いでいる。だからこそ危険なことを。
 始祖虫が再度ミアを視認したら、今度こそ確実に殺せるように複数の触手で攻撃してくるはずだ。
 始祖虫はミアの魔術に対して少なくとも防御態勢を取っていた。ミアの魔術も、それなりに有効になる攻撃ではあると言うことだ。
 それを考えると始祖虫が次にミアを見逃すとは思えない。
 だから、ミアを決して始祖虫に視認させてはいけない。恐らく次の攻撃は荷物持ち君でも防げない。
「なんとか防虫の陣まで逃げてきますから、ここで女王アリの対処を! もう結構近くまで来てます」
 マーカスもそのことをわかっているのか、そう叫ぶが、その表情は険しい。
 必死の攻防は曲がりくねった巣の壁の向こう側で続いているのだろうが、現状を把握できているのはマーカス一人だ。
「わかった、女王アリの対処は吾輩に任せろ」
 そう言ってハベル教官がいち早く仮借呪文を唱え始める。
「ハベル教官の竜炎、やっと拝めるのか?」
 エリックだけが場違いのように期待した表情を見せてはしゃいでいる。
 巣の奥のほうから定期的に鳴る地響きとは別の地響きが、近くから聞こえ始める。
 その音から、近い位置まで黒次郎は移動してきているのがわかる。
「でかい図体だけあって動きは緩慢です、行けます、やって見せますよ」
 マーカスが必死に黒次郎に命令を飛ばしているが、その表情はやはり険しい。
 それにマーカス自身も限界が近いようで呼吸が深く荒い。
「酸にだけは気を付けなさいよ」
 スティフィが注意を飛ばすが、それすらもう聞いている余裕がなさそうだ。
「スティフィの幻術は?」
 ミアが焦って聞くと、
「あれはもう無理よ。再度契約し直さないと無理。一度っきりの奥の手だもの」
 スティフィも打つ手なしとばかりに視線を落とす。
 ただこれ以上先に行くと、恐らく始祖虫に視認される可能性が非常に高くなる。
 下手に出れば、それこそ死につながる。
 これ以上奥深く巣穴の先に行くことはできない。
「そうですか…… あっ、私の魔術ならここからでも…… あと一回行けます! 動きが遅いというなら援護できます! 距離があるので精度はよくありませんが足止めくらいには!」
「魔法陣だけには当てないでよ、ミア」
 スティフィもマーカスの様子を見る限り、黒次郎はともかく魔法陣が無事に届くのは厳しそうに思える。
 なんらかの手は打たないといけないが、確かに魔術の拡張により通常の視界外からでも攻撃することができるミアの使徒魔術なら確かに有効かもしれない。
「が、がんばります! 多分こっち側ですよね……」
 そう言ってミアは黒次郎がいる方向を予想して杖をかざす。
 左手の人差し指と親指で円を作り杖の先端と合わせて狙いをつける。
「大いなる御方、その御威光をお示しください」
 呪文というよりは祈りにも似た言葉をミアが唱える。
 その呪文をきっかけにミアの視界が変化していき、岩の壁の向こう側まで見通すことができる。それで狙いを定めるために女王アリを探す。
 すぐにミアの頭を再び痛みが襲う。ミアはそれを強靭な精神力でねじ伏せる。
 魔術で拡張された視界で、ここからでは見えないはずの大きなオオグロヤマアリを探し出し、ミアはそれを知覚することができた。
「いた、視認できました! 行きます!」
 すぐにオオグロヤマアリだけを魔術の対象にしてミアは目を閉じ、そして開く。
 ただ今は壁の向こう側なので何があったかなど分かりようはない。
「結果は?」
 と、スティフィに聞かれるが、魔術が終了してしまった今、ミアにもそれを知覚することはもうできない。
 そして、ミアは激しい頭痛に襲われて、その場に座り込む。
 スティフィがミアに肩を貸し、無理やり立たせ、巣の入口のほうへと少しでも下がらせる。
「足止めくらいには…… なりましたね。いえ、足止め成功です、距離は離せました! 助かりましたよ、もうすぐそこ、来ます!!」
 ミアの代わりにマーカスが報告し、そして叫ぶ。
 巣の地面を滑るように大きな広げられたままの巻物が巣の奥底から移動してくる。
 少し遅れて、炎に焙られ全身から煙を出しながら大きな、それこそムルンオオカブトよりも大きな蟻が、巣をも破壊しながら猛烈に怒り狂い追いかけて来る。
「あれが女王アリかよ、クッソでけぇな!」
 エリックが興奮気味に叫ぶ。
 ハベル教官が足を引きづりながらも前に出る。
 右手に集めておいた魔力が、紅蓮に燃え盛る炎へと一瞬で変化する。
 巻物が、黒次郎がハベル教官を超えたところで、真っ赤に燃える右手を前に勢いよく突き出す。
 その瞬間、紅蓮の業火が、視界全てを焼いつくしていく。
 ミアの使う使徒魔術など足元にも及ばない火力ですべてを焼き尽くしていく。
 剥き出しの岩が燃え、融解し溶岩化するほどの熱量を伴う竜の息吹は、オオグロヤマアリの女王をいとも簡単に飲み込み燃やし尽くしていく。
 一瞬で原型すらとどめてないほど焼き尽くし灰とし、さらにその灰をも焼き尽くしていく。
「すげぇ…… やっぱりハベルさんは英雄だよ!!」
 エリックが興奮したように叫び、焼けた匂いを嗅いでそのまま咽た。
 スティフィですらその光景に驚いている。
「本物を見ると、ミアの魔術がお遊びに思えるわね」
「そ、そんなぁ…… でも、本当に桁違いの火力ですね」
 自分の魔術をスティフィにお遊びと言われて、ミアは少し落ち込むが、確かにこれはそれくらいの差がある。
 この火力なら始祖虫にとて届くのでは、と思えるほどの差がある。
 ただ竜炎を始祖虫に当てることは現実的ではない。
 その攻撃が有効な距離、攻撃速度が違いすぎる。
「そんなことはいい、早く離れるぞ! この巣穴も今の一撃で崩れるぞ、急げ!!」
 ハベル教官の指摘通り、既に巣穴が崩れ始めている。
 今の一撃で騎士隊が補強していた箇所も完全に焼け落ちてしまっていし、何より巣穴の壁が焼き崩れてきている。
 それどころか巣を支えていた岩盤すら焼け落ち、この辺りの巣が本格的に維持できなくなってきている。
「教官、肩を貸します!」
 エリックがハベル教官に肩をかして急いで、その場から離れていく。
 始祖虫相手に意味はないかもしれないが、一応はこれで巣穴の入口方面へと繋がる道も閉ざされたことにはなる。少なくとも他の虫種もすぐには入り込んでは来れないだろう。
「すまんな」
 と、ハベル教官は巣穴の奥底を見ながらそう言った。

 ミア達が入口付近にまで移動して少し経った後、巣穴の奥の方から盛大に何かが崩れる音が聞こえてるく。
 ハベル教官の放った一撃の影響で巣穴の崩壊が始まった。
 まだこの入口付近は無事だがこの辺りもいつまで持つかわからない。
「間一髪でしたね、じゃあ、その魔法陣でリュウヤンマを……」
 マーカスがそう言いつつもその場にへたり込んでしまう。
 マーカスも精神の限界を迎えたようだ。
 魔法陣を取り戻したことで緊張の糸が切れたのかもしれない。
「エリック、マーカスを頼んだわよ。ちゃんと連れて逃げるんだからね」
「えぇ、男をかよ、まあ、スティフィちゃんのお願いだから聞くけどさぁ」
 エリックはそう言いつつも、マーカスを易々と担ぎ上げる。
「教官もミアも連続で魔術使ったんなら、私がやろうか? 射撃は得意な方よ」
 スティフィがハベル教官とミアを見てそう言った。
 騎士隊もほぼ壊滅状態のこの状況下では、他にその大役を任せられるような人員も居ない。
 ミアは先ほどの使徒魔術で頭痛をぶり返しているし、ハベル教官も拝借呪文を連続で二度使っている。
 竜の奇跡は非常に強力だが、その分燃費も悪い。一度に多くの魔力を借りなけばならない分、その負担も大きい。
「ああ、頼む。そもそも吾輩は射撃が下手だからな。今はもう他に適任者もおらん」
 悲痛な痛みをかみ殺すようにハベル教官はそう言った。多くの騎士隊や古くからの友人を失ったのだ。
 ハベル教官も心中は穏やかではない。
 けれど、スティフィの言う通り、まともな戦力がここには残っていない。
 ハベル教官もそのことをわかっているのか、大役をスティフィに託す事を選択する。
「スティフィ、頼みましたよ」
 と、ミアも頭痛に苦しみながらスティフィに声をかける。
「はいはい、私に任しておきなさいよ、ミア。私の活躍を見てなさいよ」
「はい!」
 スティフィの言葉にミアが頭痛の痛みに耐えながらも嬉しそうに返事をする。
 スティフィもここでミアに良いところを見せておきたい、そう思いやる気を出す。
「おい、おまえら!! 動けるものは護衛に着け、彼女が召喚陣を使っている間、虫共を寄せ付けるなよ」
 ハベル教官が、残っている騎士隊に号令をかける。
 今残っているのは、なんとか始祖虫から逃げれた者、それと怪我人と後方支援が主な騎士隊者達だ。戦力的に十分とは言い難いがやるしかない。
 これが最後の希望だ。これに失敗したら、リュウヤンマに襲われながらも散り散りなって逃げるしかない。
 そうなっては生き残れるものなどほとんどいないのだから。
 今生き残っている者全員で生き残る最後の希望は、マジール教官が残してくれたこの魔法陣だけだ。
「了解いたしました!!」
 それに騎士隊は騎士隊だ。英雄のその言葉に力強い返事で残った全員が答える。

 スティフィは完成している簡易魔法陣を持って巣の入口の、防虫の陣の効果範囲ギリギリの場所に立ち、そこに簡易魔法陣を敷き広げる。
 そうしている間にも駐屯地に入り込んでいる大型の様々な虫種がスティフィ目掛けて押し寄せてくる。
 それを騎士隊がスティフィと防虫の陣を守るように前に出て、精霊魔術や巣穴内では使えなかった使徒魔術を使い応戦していく。
 騎士隊訓練生や魔術学院の生徒は巣穴の中から様子を見ることしかできない。
 こちらは負傷している者がほとんどで、虫側は数が段違いに多い。いつまでどころか、長く維持できるとも思えない。
 その状況を見て、騎士隊訓練生の数名が前線に立とうとするが、ハベル教官がそれを止める。
 現状では連携が大事だ。下手に訓練生が入り規律が乱れたほうが影響が大きい。
 しかし、つい最近、山狩りをし大型虫種の駆逐を終えたばかりとは思えない量の大型の虫種たちが押し寄せて来ている。
 どこにこれだけの虫種が潜んでいたというのか、その虫種の量を見る限り、残っている時間は余りない。
 スティフィは誰にも聞こえないほどの小声で拝借呪文を詠唱し、その身に魔力を宿す。
 その魔力を簡易魔法陣に流し込み、魔法陣に描かれている神与文字に沿って回転させ陣を本格的に起動させる。
 これは神と繋がるための召喚陣だ。
 起動さえしていれば特に新たに呪文もなにも必要ない。
 後は繋がった神に願いを伝えるだけだ。
「戦の神よ、その御力を示し、あの天を舞う愚かな虫に裁きを与えたまえ!」
 スティフィが完全に起動した魔法陣に、戦の神に呼びかける。
 そうすると、魔法陣に大きな弓のようなものが浮かび上がる。しかも、その弓は雷で形を形成している。まさに雷の弓だった。
 スティフィは恐る恐るその弓を手に取る。弓を形成している雷がスティフィを傷つけることはない。またしっかりとした重量感も感じられる。まるで雷ではなく本物の弓を持っているかのようだ。
 それだけに、弓となるとまた話が違ってくる。
「ゲッ、弓!? 弓がそのまんま出てくるの? 私じゃ引けないわよ」
 左手が使えないスティフィが予想外の事態に焦る。
 そう言っている間にも騎士隊は虫種に押され始めている。
「なら、俺が手伝ってやるよ!」
 そこにへばっているマーカスを投げ捨ててエリックが駆け寄ってくる。
「エリック、あぁ、もう、狙いは私がつけるから!」
 スティフィが雷の弓を右手でかまえる。
 スティフィに寄り添うように体を寄せてエリックが雷の弓を引くと、そこに矢が、やはり雷により生成される。
「ハイハイっと! スティフィちゃんもっと体を寄せないと! ほら、顔も!!」
 そう言って、エリックは必要以上に体をスティフィに密着させて来る。
 弓を引く役目よりも、そっちが目的だったかのようにエリックは振舞う。
「あんた覚えてないよ! ほら、こっち狙ってるわよ、来るわよ!!」
 雷の弓に気づいたか、リュウヤンマがスティフィめがけて急降下してくる。あの速度と加速度、旋回能力で狙われたら逃げることもかわすこともできない。
 が、防虫の陣に阻まれそれは失敗する。陣が敷かれている巣穴内にもその衝撃が激しく走る。
 けど、スティフィもそれは織り込み済みだ。ただこれ以上は流石に防虫の陣が持たない。
「あぃあぃっと、狙いは任せたぜ!」
 スティフィとエリックは顔を寄せ合い呼吸を合わせる。
 防虫の陣に阻まれ体制を崩したリュウヤンマにスティフィはしっかりと狙いを定める。
「三、二、一、打て!!」
 スティフィが狙いを定め号令をかける。それにしっかりと合わせエリックが弓を引き絞り、そして放つ。
 それにより放たれた雷撃の矢は、正確にはその残像は、リュウヤンマを正確に捉え打ち抜いた。
 凄まじい轟音と共に、神の雷は天を引き裂き、その矢に打たれたリュウヤンマは地に落ちる。
 羽も焼かれた今では、例え今の雷に耐えていてももう空を飛ぶこともできない。
 ただその心配もないほど巨大なリュウヤンマは、もうピクリとも動きはしない。
「どうよ!」
 と、スティフィがミアの方を向き、その功績を自慢する。
 そうしている間にも、役目を終えたとばかりに雷の弓が流れる様に魔法陣に吸い込まれ消えていく。
 スティフィはその簡易魔法陣の書き足された、恐らく血で書き足された箇所を足で踏んで消す。
 戦の神の魔法陣が誤作動でもしたら、その災害は計り知れない。その時、完成された魔法陣だけはしっかりと記憶しておく。
「やったぜ、馬がまだ生きてるか確かめて来る、準備を……」
 エリックがそう言った次の瞬間、地面が文字通り爆発した。
 駐屯地そのものがはじけ飛んだ。
 大地のなにもかもが天へと巻き上がった。そこの流れていた川すら跡形もない。
 大量の土砂とそこにあった物すべてが天空へと巻き上がる。
 前に出ていた騎士隊がそれに巻き込まれ、エリックも土砂に紛れて飛んできた岩に打たれその場に昏倒する。
 スティフィだけが、なんとか難を逃れ巣穴に転がり込むように逃げかえることができた。並みの反射神経ではそれに反応すること自体が不可能だった。
 大地が揺れ地響きが轟音のように続く。
 しばらくして揺れが収まる。
 巻き上げられた土砂が今度は雨のように降り注ぐ。
「ちょっと何が起きてんのよ!」
 命からがら逃げ帰ってきたスティフィが訳も変わらずに非難の声を上げる。
「スティフィ! エリックさんは!?」
 ミアが頭を抱えながらスティフィに歩み寄る。
「巻き込まれた! 騎士隊の連中も安否も不明!」
 スティフィが短く報告をするが、さすがのハベル教官もその光景に唖然としている。
「そ、そんな!」
 ミアが巣穴の入口から外を見るが土煙だけで他に何も見えない。
「何が起きている」
 ハベル教官も驚きながら入口から外の様子を伺うが、何が起きているのかやはり分らない。
 降り注ぐ土砂が一段落したとき、そこに広がっているものは、駐屯地だった場所が巨大な縦穴へと変貌を遂げた光景だった。
 その穴から様々な虫種が湧き出て来る。
 そのほとんどは蛹だが、それが一斉に羽化して動き始めている。
 その穴の中心には虹色に輝く鱗のような外見を持つ大きな、超巨大なウジ虫のような虫が鎮座している。
「し、始祖虫……」
 スティフィが絶望したようにそう言った。
「く、朽木様は!?」
 始祖虫は朽木様が抑えていてくれているはずだと、ミアが声を上げるが、それ以上に絶望な答えが返ってくる。
「ち、違う、あれ、巣穴の中で見たやつより、一回りも二回りもでっかい…… 別の始祖虫だわ……」
 スティフィが絶望に満ちた顔でそう言った。
 その始祖虫には角が五本あった。
 その何重にも閉じられた口が開き折り重なるその様は、大輪の花が咲くかのようだ。
 完全に口が開き終わると、確かにそれは日の下では強大な薔薇の花にも見えなくもない。
 そして、その存在はミア達を無視するかのように空を見上げた。
 まるでこれから来る強敵を迎え撃つかのように。


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