ゴックン、その口で食べるの? /Osaka発ドラァグドライブ、掛け違いの旅

Ann Noraaile

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【 旅と温泉グルメ しゃぶれどもしゃぶれども(番外編) 】

19: 神戸から小浜まで高速道路未使用の横U字ドライブコース①

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 相方と久しぶりに、アウトレットパークのマリンピア神戸へ出かけようと言う話になりました。
「でもさ、、あそこはもういいかなって思ってるんだけど。」
 実を言うと、さしたる物欲もなく買い物依存症でもなく、神戸方面ではめぼしい温泉も行き尽くしたアンは、この話にあまり乗り気じゃなかったのです。

「じゃ、マリンピア行ったあと、まだ行った事がない場所をセットにすれば?そうね、舞鶴は行った事ないでしょ?」
「えーっ、舞鶴?なぜに舞鶴?本州縦断じゃん、無茶言うよね。」
 確かに舞鶴自体は、訪れた事はない。
 それに、この縦断は交通網が完備されているから、本当は時間的には無茶じゃないんですよね。

 ただ時間と距離を稼ぐのに、景色の変化に乏しい高速道路を飛ばす事に、意味があるのかって事です。
 その時間を使って、西へ西へと足を伸ばせば、、、でもその方面は、あらかた訪れていて新鮮みが(笑)。
 で結局、協議の上、マリンピア神戸から明石付近まで、海岸沿いを走りR175を使って北上、道の駅の三木を経由して、北近畿豊岡自動車道・和田山八鹿道路・出石で休憩、京都府京丹後市方面に向かう事にしました。
 R175って普通の道なんですけど、知らない初めての道を走るのは、やっぱり楽しいですね。

 そうそうマリンピア神戸の事を少し書いておきます。
 アンとかにすれば、本当にごくありふれたアウトレットモールなんですが、一応、これ紀行文で、情報的な意味合いもあるので(笑)。
 いや情報的な意味でも、もう新鮮みはないかも。

 でもね、このマリンピア神戸だって初めの頃はピカピカでキラキラ輝いていたんですよ。
 そういう事を考えると、東京ディズニーランドとかは、いかに偉大か判りますよね。
 アンは、人気がいつまでたっても衰えない東京ディズニーランドの事を考える時、引退されたイチロー選手のことを思い出すんですよ。
 努力の天才、努力する事をずっと続けられる天才イチロー。
 そしてそのバックボーンにある哲学(TDLにも経営哲学がありますよね)。
 普通の天才は一瞬光り輝くけど、、、イチロー選手はずっと実績を残し続ける。
 東京ディズニーランドも、そんな感じですよね。

 おっと話がそれちゃいました。
 マリンピア神戸の好きなところは、モール街の背面がハーバーみたいになっていて、天気の良い日は、大阪湾というより、どこかの風光明媚なリゾート地みたいな光景に浸れる所かな。
 マリンピア神戸への進入路近くのごちゃごちゃした感じから隔絶された感じで不思議な感じ。
 中に入っている各ショップについては、他のアウトレットモールと変わりないと思うんですが、相方に言わせると関東のアウトレットと関西のアウトレットでは、値引率に差があるそうです。
 具体的にいうとナイキなんかは、マリンピア神戸が一番値引率が高いとか。
 ほんとかどうか、アンには判りませんけど(笑)。

 『道の駅 みき』は、とにかく建物のボリュームがありますね。
 その立地も、丘に登りながら敷地に入り込む感じなので、到着すると道の駅には珍しく、「キター!」って感じになります(笑)。
 ここは一見すると、何の建物か判らないという程、道の駅らしくなく(←らしいってどんなの?)大きな公共施設という感じ。
 実際、二階は三木市の地場産業である金物展示即売館があったりで、公共施設的な意味合いも強いんでしょうけど、まあ一見する価値はあります。
 一回で充分ですが(笑)。

 普通の高速を乗り継いでの旅程だと、この道の駅ぐらいが中間点になって、次は目的地付近ってことなんですが、今回は地道を走りますので、まだまだ先が長いのです。
 この日のアン達にとって『道の駅 みき』は、始発駅の次にある大きな駅って感じでしょうか。

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