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【 旅と温泉グルメ しゃぶれどもしゃぶれども(近畿編) 】
24: 大阪泉佐野を経て和歌山へ りんくうアウトレット・黒潮市場
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この空の下には、きっとどこかに、健康的で美味しくてとても安い食べ物がある筈。
それがアンの旅行する一つの目的。
お金さえ出せば、身近な場所(例えばアンの場合、新地とか)でも、美味しいものは幾らでも食べられるし、方や「おにぎりが食べたかった」と一言残して都会の真ん中で餓死する状況もあるけど、、。
旅は「見知らぬ場所に、見知らぬものがある」という感覚こそが大切な訳。
「知るとは己が変わること」ならば、人は己を変え続けるために生まれて来たんだよ、キット。
・・・とかなんとか理屈ぽいすべり出しになったけど、最近ようやくお休みがとれて、南紀方面に遊びに出かける事が出来ました。
(まだまだ、まとまった休暇はとれそうにないけど)
いつも一緒に旅行にいく相方も、押し迫った起業準備期間のストレスから逃れたいのか「近場で一泊ぐらいならつき合うよ」とか、恩着せがましくこの小旅行に同行する成り行きに(笑)。
しかも「りんくうアウトレットプレミアムでデュラレックスが安いって話聞いてるんだけど連れてってくれる?」とか結構ちゃっかりしてる。
アウトレットといっても、アンは余り衣服には興味がないんだけど、仕事柄アリバイ的にブランド揃えて数とボリュームもたせないといけないので、結構、りんくうで時間取っちゃうだろうなぁ、、。
アウトレット、重宝してます。
ホステスさんみたいな完全な接客業じゃないし、リアル最先端のファッションじゃなくても男のお客さんはその差が分かんないし。
ってわけで、宿泊地は海南IC周辺で済ませることに、それにリニューアルした黒潮市場がどんなになってるか見てみたいし。
「大阪の道具屋筋よりここのフランフランの方がデュラレックスガラスが安いんだよ、、どー思う。それにさフランフランのロゴの入ったプレート、値段も手頃でそこそこお洒落なんだけどメイドインチャイナなんだよなー、悩むよ。」
「中国だからなんでも劣悪って言えないと思うよ、大きな外資の下だと結構まともなものを作るんだって。スーパー拝金主義だからって生産技術がないとは限らないよ。第一、中国三千年の歴史なんだから」
そんなこんなをお喋りしながら「りんくう」を出たのがお昼過ぎ。
高速を紀ノ国に向けてゆったりした気持ちで走らせていると緑の濃さに変化が出てくるのが判る。
これって多分、アンの偏見なんだと思うけど、南紀の緑には黒が混じっていると思う。
夏場、信州とかにもよく行くけれど、中部方面の緑は明るい。
なんだか、この緑、紀州の作家、中上健次と感覚がリンクしてるのかなぁ(笑)。
まあそんな話はさておいて気になっていた黒潮市場なんだけど、リニューアルして確かに小綺麗になったけど、海鮮バーベキューの内容なんかは、かなりお粗末君になっててガッカリ。
ここがオープンしたての頃は、食材がかなり新鮮で、白浜の「とれとれ市場」には、価格も鮮度でも負けてはいるものの、大阪からの距離を差し引きしたら良い勝負だったのになぁ。
この程度のものを出しているようじゃ、和歌山市内のスーパーの品物に鮮度さえ負けちゃうよ~。
「生マグロ解体ショー」だって、そこら中でやってるし、、。
だのにこの値段設定、日本は完全に車社会なんだから「遠出をしたら、多少高くても雰囲気で食事を」なんて感覚もうないし、黒潮市場、もう「強い」リピーター掴めないだろうなぁ。
トラフィックの大きなポイントに流れ込んでくる一見客と、ポルトヨーロッパの流れ客だけじゃぁ・・・。
しかもポルトヨーロッパ自体、昔の勢いがないし。
あれ?だから黒潮市場ってリニューアルしたんじゃなかったけ(笑)。
ああそれと、この黒潮市場のお隣にある「天然紀州黒潮温泉」も、そんな感じかなぁ。
ロケーションや泉質含めて他と見劣りする施設じゃないのに、何故かビッグネームになり切れない要素があるような、ないような、、。
結局、観光客を生み出す大都市である大阪からすると、南に向かって遠出をすれば白浜に手が届くわけで、その手前で白浜の代用品みたいな状況を作っちゃった事が、総てなのかなぁ、、。
それがアンの旅行する一つの目的。
お金さえ出せば、身近な場所(例えばアンの場合、新地とか)でも、美味しいものは幾らでも食べられるし、方や「おにぎりが食べたかった」と一言残して都会の真ん中で餓死する状況もあるけど、、。
旅は「見知らぬ場所に、見知らぬものがある」という感覚こそが大切な訳。
「知るとは己が変わること」ならば、人は己を変え続けるために生まれて来たんだよ、キット。
・・・とかなんとか理屈ぽいすべり出しになったけど、最近ようやくお休みがとれて、南紀方面に遊びに出かける事が出来ました。
(まだまだ、まとまった休暇はとれそうにないけど)
いつも一緒に旅行にいく相方も、押し迫った起業準備期間のストレスから逃れたいのか「近場で一泊ぐらいならつき合うよ」とか、恩着せがましくこの小旅行に同行する成り行きに(笑)。
しかも「りんくうアウトレットプレミアムでデュラレックスが安いって話聞いてるんだけど連れてってくれる?」とか結構ちゃっかりしてる。
アウトレットといっても、アンは余り衣服には興味がないんだけど、仕事柄アリバイ的にブランド揃えて数とボリュームもたせないといけないので、結構、りんくうで時間取っちゃうだろうなぁ、、。
アウトレット、重宝してます。
ホステスさんみたいな完全な接客業じゃないし、リアル最先端のファッションじゃなくても男のお客さんはその差が分かんないし。
ってわけで、宿泊地は海南IC周辺で済ませることに、それにリニューアルした黒潮市場がどんなになってるか見てみたいし。
「大阪の道具屋筋よりここのフランフランの方がデュラレックスガラスが安いんだよ、、どー思う。それにさフランフランのロゴの入ったプレート、値段も手頃でそこそこお洒落なんだけどメイドインチャイナなんだよなー、悩むよ。」
「中国だからなんでも劣悪って言えないと思うよ、大きな外資の下だと結構まともなものを作るんだって。スーパー拝金主義だからって生産技術がないとは限らないよ。第一、中国三千年の歴史なんだから」
そんなこんなをお喋りしながら「りんくう」を出たのがお昼過ぎ。
高速を紀ノ国に向けてゆったりした気持ちで走らせていると緑の濃さに変化が出てくるのが判る。
これって多分、アンの偏見なんだと思うけど、南紀の緑には黒が混じっていると思う。
夏場、信州とかにもよく行くけれど、中部方面の緑は明るい。
なんだか、この緑、紀州の作家、中上健次と感覚がリンクしてるのかなぁ(笑)。
まあそんな話はさておいて気になっていた黒潮市場なんだけど、リニューアルして確かに小綺麗になったけど、海鮮バーベキューの内容なんかは、かなりお粗末君になっててガッカリ。
ここがオープンしたての頃は、食材がかなり新鮮で、白浜の「とれとれ市場」には、価格も鮮度でも負けてはいるものの、大阪からの距離を差し引きしたら良い勝負だったのになぁ。
この程度のものを出しているようじゃ、和歌山市内のスーパーの品物に鮮度さえ負けちゃうよ~。
「生マグロ解体ショー」だって、そこら中でやってるし、、。
だのにこの値段設定、日本は完全に車社会なんだから「遠出をしたら、多少高くても雰囲気で食事を」なんて感覚もうないし、黒潮市場、もう「強い」リピーター掴めないだろうなぁ。
トラフィックの大きなポイントに流れ込んでくる一見客と、ポルトヨーロッパの流れ客だけじゃぁ・・・。
しかもポルトヨーロッパ自体、昔の勢いがないし。
あれ?だから黒潮市場ってリニューアルしたんじゃなかったけ(笑)。
ああそれと、この黒潮市場のお隣にある「天然紀州黒潮温泉」も、そんな感じかなぁ。
ロケーションや泉質含めて他と見劣りする施設じゃないのに、何故かビッグネームになり切れない要素があるような、ないような、、。
結局、観光客を生み出す大都市である大阪からすると、南に向かって遠出をすれば白浜に手が届くわけで、その手前で白浜の代用品みたいな状況を作っちゃった事が、総てなのかなぁ、、。
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