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【 旅と温泉グルメ しゃぶれどもしゃぶれども(中国編) 】
15: 路面電車に乗って、gogo桃太郎!
しおりを挟む最近、岡山に出向く用事があって、宿泊先のホテルから岡山電気軌道に乗る機会がありました。
楽しかったですよー。
話は少しそれますが、岡山駅前の開けぷりって凄いですね、、大阪で言うと御堂筋や心斎橋筋?
アンなんかの場合、認識的には「岡山=倉敷」でしたから、ちょっと吃驚しました。
それとか他のイオンとはちょっと異質な「イオンモール岡山」。
アレ、近くにある高島屋デパートが煤けて見えますもんね。
そういう街並みを左右に見ながら走る岡山電気軌道。
岡山駅前までの短い区間でしたが、久しぶりの路面電車を堪能しました。
硬い地面(レール)の上をゴゴゴンって直接転がっていく振動のあの感じが良いんですよね。
この電気軌道に乗ってたら、なんだか急に、地元、大阪のチンチン電車こと阪堺電車の事を思い出しちゃいました。
若い頃は、難波や天王寺界隈が主な遊びのテリトリーだったので、阪堺電車にも結構お世話になったものです。
あっ、何故、チンチン電車かというと、とにかく電車の運行中に、よくチンチンというベルの音を鳴らすんです。
それがどんな場面だったか、ご無沙汰になってから長いので、良く思い出せないんですが。
とにかく何かのイベントごとに、チンチンと鳴らしていた記憶があります。
駅が近づいたと言えばチンチンと鳴らし、迂闊な路上の自動車が近寄って来ては鳴らし、、みたいな。
でも阪堺電車をツっかけ代わりに使ってる乗客には、チンチンも日常茶飯事の音で、ああ叉、鳴ってるわって感じだったと思います。
2016年1月30日、その阪堺電車の住吉公園駅が廃止されました。
当時、ちょっとしたニュースになりましたから、ご存じの方もおられるかも知れませんね。
その頃には、アンは恵美須町や天王寺を起点とする阪堺ルート方面には、殆ど出向くことがなくなっていたので、吃驚するやら寂しい気持ちになるやらでした。
特にガキンチョの頃は、結構、すみよしさん(住吉神社)中心に遊んでいたような記憶があって、あの辺りのいかにも大阪の下町ぽい風景は、路面電車の光景と共に未だに忘れられません。
すみよしさんの太鼓橋がジャングルジム代わりで、池にいる亀が動物園代わり。
天王寺の茶臼山周辺よりは、遊び場としてはまだちょっと上品で安全な感じ?
あの頃は、まだ表面上、アンも一見普通の子どもでした(笑)。
でも子どもがどうして一人で「放浪」してるんだと言われると、やっぱり変わってたんでしょうね。
どこのお店だったかもう忘れましたが、住吉界隈にくると必ず六方焼を買っていたような、で、すみよしさんに参ったら(実際は遊んでるだけ)その時は、大太鼓まんじゅう、笑。
(ホントはこの界隈の名物でもなんでもないんだろうけど、子どもの頃はそう思いこんでました)
でも、あの時でも、住吉大社駅と住吉公園駅との関係が良くわかんなかったかな(笑)。
だって歩いたってこの二駅、そんなに距離が開いてないんだもん、「なんで二つも駅が必要なの?」って思ってました。
それにアンの暮らしてた街からすると、圧倒的に住吉公園駅よりは住吉大社駅の方が利用率が高かったし。
微かな記憶だけど、一度、同じような駅なんだから、どっちで乗っても行き先はそう変わらないんだろうって子ども心に判断して、家に帰るのに、普段使わない住吉公園駅で乗車し、暫くして全然知らないトコを走っているのが判って偉く焦った記憶があります。
そうなんです、この地点にある二駅で、路線が切り替わるんです(笑)。
この駅、2016年まで廃止されなかったのは、アンの知らない部分での利用価値が、近隣の人々には、まだ辛うじて残ってたって事なんでしょうね。
でも話では、2014年のダイヤ改正で、午前7時台と午前8時台の朝のみの運行に縮小してたらしいです。
朝だけ動いてる電車!
で、時代の流れの中で2016年にとうとう廃駅。
寂しいけど時代の流れには誰にも逆らえないですよね。
思い入れや懐かしさだけで、「駅」は運用できないし。
片一方では遠く離れた岡山駅近くの道路には、未だに路面電車が走り、各駅も健在みたい。
なんだかしみじみ、人生色々、路面電車も色々(笑)、人生ってものを考えさせられますね。
あら?岡山の路面電車の感想を書くつもりが、随分長々とチンチン電車の事を書いてしまいました。
ご免なさい。
PS イオンモール岡山では「かばくろ」さんで、豚蒲焼を戴きました。
イマフウに言うと、インスタ萎え一直線の見栄えですが、B級グルメの王道をいく美味しさですね。
でもこれを地元の名物料理って言うのはどうかなー。
まかり間違うと、お家でも似たようなモノを作ってたりして(笑)。
それに豚蒲焼って、「都市型大規模モール」として、他のイオンモールとは一線を画しているイオンモール岡山に似合っているような似合っていないような(笑)。
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