9 / 42
ヴガッティ城の殺人
8
しおりを挟む「ふぅ……」
ため息をつき、おもむろに兜をとるロベルト。
彼は、ヴガッティ家の長男で、軍をひきいる大佐。髪の色は群青で、きれいな顔立ちをさらに魅力的にしてますね。
季節は春うらら。暑かったのでしょう。
鎧という装備をはずした裸の上半身には、うっすらと汗が流れていますが、それにしても……。
「い、いきなり脱ぐなんて……きゃぁぁぁ!」
私は、生まれて初めて若い男性の裸を見てびっくり。
あわてて両手で目を覆いますが、ちゃっかり指の隙間から、チラっとロベルトの裸を見ているのは言うまでもありません。
「い、いい身体をしていますね……」
とつぶやく私が、まるでダビデ像を鑑賞するように眺めていると、レオが車のほうに向かいながら、
「マイラさん、いきますよ」
と言うので、「……はい」と私は答えます。
横に立っているクライフが一言、また余計なことを。
「マイラさんって筋肉フェチですかな?」
「え? フェチって何ですか?」
「フェテシズム。つまり異性の体に欲情する部分があるということですな」
「……は?」
開いた口がふさがらない私は、クライフが何を言っているか意味不明。
たまに、ぶん殴りたくなりますね、この髭帽子は。
ははは、と笑うクライフは、偉そうに髭を触りながら言います。
「困りましたなぁ、マイラさん。ケビンは論外でしょうけど、ロベルトが後継者になったらレオくんのことをどうするんですか?」
「……ど、どうするも何も……レオが私のことを好きとは限りません」
「いいや、レオくんもマイラさんに夢中だと思いますぞ」
「ほ、ほんと?」
はい、と答えるクライフは軽く帽子を持ち上げます。ハゲが見えない程度に。
私は、なんだか可笑しくて、うふふと笑ってしまう。
そして、車に近づくとレオは後部座席の扉を開けてくれます。え……うしろ? と疑問に思う私に、レオは言います。
「ロベルト様も後に乗りますから……」
「そ、そうですか……」
私の本音は、レオの隣。つまり助手席に座りたい。
そう言いたかったのですが、スーツに着替えたロベルトがこちらに来て、
「さあ、乗りたまえ」
と言う。ここは、下手に反論するとめんどくさいことになりそうなので、私は黙って従うことにします。
「……」
車内の私は、まるでお人形さんのよう。
一方、たんたんとハンドルを握るレオ。
クライフとロベルトは、世界の情勢について話をしていますね。
どうやら、二人の考え方は違うみたい。
クライフは、西洋を連合国にして二度と戦争が起きないようにしたいと意見。それに対して、ロベルトは否定的な態度で、その思想は、第二次世界大戦が終わってもなお、いまだに帝国主義を貫いているようですね。
私は、窓の外を眺めながら、ぼんやりと聞き耳をたてます。
「やはりエングランド女王は、もう戦争をしたくないとみえる。とても弱腰だ。あの鉄血だった父上ですら、もう軍に興味を失っている始末。ああ、このままいけば世界は、アメリゴとソブエトが分けることになりそうだ」
「世間では、冷戦と呼んでいるそうですよ」
「冷たい戦争か……武力がないなんて、女々しいな」
「あのぉ、ロベルトさんはどうお考えに?」
「経済なんて興味はない。冷戦なんてものは、国に代わって企業が貧乏人を奴隷にするだけさ」
「は、はあ……」
「僕は、世界征服をしようと思っている」
「え? 本気ですか?」
「ああ、再びこの世界をエングランド帝国のものにするのだ! 他国はすべて僕の植民地!」
「……あ、あのぉ、どうやってするおつもりですか? 世界制服なんて……」
アトミックボムさ! と言うロベルトは、指を弾いて音を鳴らします。
私は、瞳を大きくしてロベルトを見つめ、
「核兵器!?」
と言います。
ロベルトは、ニヤリと笑うとジャケットの内側から小さな水筒スキットルを取り出すと、蓋を開けて、グイッと中身の液体を飲み、意気揚々。
すると車内にただよう酒の香り。これはブランデーですね。かなり高級なお酒。コニャックでしょうか?
「君も飲むか? マイラ」
そう言ってロベルトは、スキットルを渡してきます。
しかし、私は手のひらを見せて、
「……やめておきます」
とお断り。なぜ? とロベルトは訊くので、私はなるべく笑顔を作って答えます。
「お酒は飲んだことがないので……」
「そうなのか。ちなみにマイラは何歳?」
「十八歳です」
「ふぅん、僕は二十歳だ」
「……もっと上かと思いました」
「おいおい、僕は老けて見えるかい?」
「いいえ、そうではなく。貫禄があります。大人の男性として」
「なるほど」
「はい」
つかぬことを訊くが、と前置きするロベルトが、またお酒を飲んでから言います。
「どのような経緯でヴガッティ家と婚約を?」
「……私もよくわかっていないのですが、どうやら私の父グラディオラとヴガッティ総督が決めたようです」
「ふぅん、父上がね……たしかに近ごろ付き合っている彼女はおらんのか? とよく質問されてたからなぁ。そういうことだったのか」
ひとりで納得するロベルト。
私は、流し目で彼を見つめて尋ねます。
「あの、ロベルトさんは世界を征服したあと、どうするおつもりですか?」
「え? そりゃぁ、世界の王として君臨するのみ。逆らう敵国は倒す!」
「それって、あなたが死んだら終わりなのでは?」
「いや、そうならないように女に僕の子どもを産ませ、後継者を育てなきゃいけない」
「……私は、そのための道具、とでも言いたげですね?」
「ん? 嫌なのか? 僕の道具となることが?」
嫌です、と私は、きっぱり断言。にっこり笑顔のおまけつきで。
「私にだって夢があるのです」
「ほう、なんだ?」
「困っている人を救う仕事をしたい」
「なんだい、それは?」
「探偵の仕事です」
わははは、と車内に、ロベルトの大きな笑い声が響きます。
「ますます気にいった!」
「!?」
「男に意見できるなんて素晴らしいではないか。僕は強い女が好きだぞ!」
な、なんなのこの人?
目を丸くして、黙ってしまう私。
どうやら私は、とんでもないところに嫁ごうとしているようです。
弟のケビンにしろ、兄のロベルトにしろ。ヴガッティ家の後継者は、ろくな男ではありません。最低で最悪な婚約者。
クセが強い!
だから私は一刻もはやく、婚約なんて破棄するべきだと思う。
しかし心のどこかで、レオのことが気になって、私の気持ちとしては……。
ああ、レオ、私を守って……。
と、不思議なことに希望が捨てきれないのです。
「……」
しばらくして車は、高台へと登り、美しいハーランドの自然と港町が眺められる場所で止まります。
例によって、レオが扉を開けてくれたので、私は下車。そして、目の前には門があり近衛兵がいて、その奥には、ドーンと建っているお城が見えますね。
「あ、あれがヴガッティ城……」
「綺麗でしょ?」とレオ。
「はい」
「ちょっと待っていてください。車を移動させなきゃ……」
「あっ」
さっさと行ってしまうレオ。
もう、私をひとりにしないって約束したのに、まったく。とはいえ、車を壁際に止め直すだけなので、このくらいの距離なら許してあげましょう。
気を取り直して私は、改めて城を眺めます。
「やば……美しい……」
ごくり、思わず息を飲みます。
素晴らしい! パーフェクト! 外観は、すっきりとした白亜の壁に、三角の屋根はさわやかな青。構造は、美しい左右対称の造りで、中央から伸びている塔は、天に登っていくみたいに荘厳としています。
周りには深い森と湖があって、まさに夢物語に登場するお城そのもの。
私は、壁を触って観察します。
「ふむふむ……やっぱり、港の露店にあった大理石と同じ材質。この城は海岸から石を運んで建造されている……」
「ほう、素晴らしい読みですな、マイラさん」
隣で、そう感心してるクライフは、壁を触れながら質問してきます。
「でも、どうやってこの高台まで運んだのでしょう?」
「車でしょうか?」と私は逆に質問。
「建造されたのは二十年も前の話、おそらく陸路の整備もできていないのに運べますかな? 高台に建てられおるのですぞ?」
「たしかに……他に石を運ぶルートがあるのかしら……」
「ううむ、ミステリーですな」
謎を追いかける探偵のように、クライフは髭を触ります。
一方、ロベルトは城を眺めながら、さりげなく私の腰に手を回してきますから、私は冷たい瞳で抗議。
「その手、ひっこめないと親指をへし折りますよ?」
「……おっと、スキンシップは嫌いか?」
「はい。初対面で、しかもまったく好きでもない人から触られるのは嫌いです」
「ほほう、では僕を好きになってもらおう」
は? と私が嫌な顔をすると、ロベルトは城を指さして、
「では城にまいろう、愛しのマイラよ。楽しもうではないか!」
「……?」
「城のベッドはクイーンサイズで広い! 少々、暴れても大丈夫だから安心したまえ」
「あの、何の話をしているのでしょうか?」
「ん? ああ、マイラはまだ男女の営みをしたことないのか? まぁ貴族のお嬢様なら仕方ない。だが案ずるな、僕が丁寧に教えてあげよう」
「言っている意味がわかりませんが、お断りします」
「え? ちょっと待てっ! マイラぁぁ」
私は、ロベルトのことを完全に無視して歩きます。
向かっている先は、とりあえずお城のなか。すると、その途中の壁に貼ってある大きなポスターに、目が止まります。
「美術展……」
そう私がつぶやくと、また隣から、ロベルトが話しかけてきます。
んもう、私につきまといすぎ!
「僕の母上は、狂信的なほどの芸術コレクターでね。城のなかには世界中の美術品が蒐集されているんだ」
「ふぅん……」
興味ないフリをしていますが、私は芸術が好きなので、ぜひ見たいと心のなかで思います。
一方、クライフはご自慢の髭を触りながら、ポツリとつぶやき。
「ルネサンス時代の絵画が展示されているようですな。ほほう、ミレランジェロ、レオナルドの作品……」
ふむ、なんて感心するクライフ。
彼は、さすが弁護士だけあって、いくらか教養があるようですね。
それにしても、ヴガッティ総督の妻レベッカ。もしかしたら私の姑になる女性は、美術品の蒐集をしているなんて、とても性格がキツそう。
ゆ、憂うつ。
お父様、恨みますよ……かってに婚約の話を進めるなんてっ!
私は、心のなかでムカついた炎を燃やします。
すると、ロベルトが近寄ってきて、ぎゅっと私の肩を抱きます。
「さあ、いくぞ」
「きゃぁぁぁ!」
つい私は叫びます。レオ、助けてっ!
急いで首を振ってレオを探すと、車の近くで、近衛兵と何やら話していますね。
ど、どうしましょう!?
ロベルトをぶん殴って、逃げようかな……。
そう思っていると、クライフが目の前に立ち塞がってくれます。おお、少しだけ頼もしいですよ、髭帽子。
「ロベルトさん、まだあなたが後継者と決まってません」
「ん? 何が言いたい弁護士」
「つまり、マイラさんから手を離しなさい」
「何だと?」
「後継者になってから、堂々とマイラさんを抱けばいい、そう言っているのですぞ」
「……む」
「もっとも、ロベルトさんが無理やり女の子を犯す非道な男なら、そのときは警察に通報しますぞ!」
「……わかった。僕はジェントルマンだ」
私から、パッと手を離すロベルト。
クライフは、さらに言います。
「ではロベルトさん、総督と話をしにいきましょう。遺産相続と後継者の」
「わかった……」
「総督はお城のどこに?」
「おそらく神に祈りをささげているのではないかな。父上はああ見えて敬虔な信者だから」
「信じるものは救われる……ですな」
うむ、とうなずくロベルトは、私のことを流し目で見つめながら、
「ではな、マイラ」
と言って、笑顔で手を振ります。
私は、彼と会いたくないので、
「……」
真顔でロベルトとクライフの背中を見つめることしかできません。
まったく、男というものは、エロいことしか考えていませんね。
それが、子どもを産むためとはいえ、許せません。
ぷんぷん、と怒っている私。すると、やっとレオが近づいてきて、
「どうしました、マイラさん?」
と尋ねてきます。
彼は男だけど、私にエロスを求めていないので好感がもてますね。安心できるから。
私は、レオに近づいて上目使い。本当は、抱きしめてほしい……。
「レオ! 私をひとりにしないって約束したのに……」
「え? で、でも、もうお城に着いていますし、ロベルト様だっていらっしゃるし……俺と近くにいては、あの、その……」
「レオ……」
「?」
「レオに、ずっと守ってもらいたい」
「……えっと、それは執事として? それとも……」
ドキドキドキ……。
心臓の鼓動がはやい。私、完全に恋していますね、これはヤバいかも。ちゃんと探偵の仕事できるかしら?
うるんだ瞳でレオの言葉を待っていると、やだ。近衛兵が近づいてきます。年齢は三十代くらい、彫りの深い顔立ちから、真面目な印象をうけますけど、あっちに行って欲しい。
「レオ、ちょっと手伝ってくれ!」
「どうしました? ハリー少佐」
そうレオが尋ねると、近衛兵が肩をすくめます。
「また見学者たちが、メイドを撮影するんだよ……ったく邪魔でしょうがない」
「またですか!」
「ああ、最近きたメイドが可愛すぎる! しかもスカートが短すぎるんだよなぁ」
「城にいる近衛兵の人数は?」
「少ないぜ。俺、ポール、ヴィルの三人だけだ。総督が、せっかくバカンスに来てるのに城内にまで兵を見たくない、と言って嫌がるからな」
「やっぱり……」
「見学者のなかには脂汗のひどい巨漢もいる。レオ、急いでくれ!」
わかった! と答えるレオは、まるで風のように走り去っていきます。
ちょっと、ちょっと! 私をひとりにしないでってばぁ!
「私もいきまーす!」
そう叫んでレオを追いかけると、彼は振り返って、ニコリと笑います。
ああ、この恋がどうなるかわかりませんが、私は、やっぱり私は……。
レオのことが、好きなようです。
0
あなたにおすすめの小説
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
身代わりで呪いの公爵に嫁ぎましたが、聖女の力で浄化したら離縁どころか国一番の溺愛妻になりました〜実家が泣きついてももう遅い〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能は、死神の生贄にでもなっていろ」
魔力なしの無能と蔑まれ、家族に虐げられてきた伯爵令嬢レティシア。 彼女に命じられたのは、近づく者すべてを病ませるという『呪いの公爵』アレクシスへの身代わり結婚だった。
鉄格子の馬車で運ばれ、たどり着いたのは瘴気に満ちた死の城。 恐ろしい怪物のような男に殺される――。 そう覚悟していたレティシアだったが、目の前の光景に絶望よりも先に別の感情が湧き上がる。
(な、何これ……汚すぎるわ! 雑巾とブラシはどこ!?)
実は、彼女が「無能」と言われていたのは、その力が『洗浄』と『浄化』に特化した特殊な聖女の魔力だったから。
レティシアが掃除をすれば、呪いの瘴気は消え去り、枯れた大地には花が咲き、不気味だった公爵城はまたたく間にピカピカの聖域に塗り替えられていく。 さらには、呪いで苦しんでいたアレクシスの素顔は、見惚れるほどの美青年で――。
「レティシア、君は一体何者なんだ……? 体が、こんなに軽いのは初めてだ」
冷酷だったはずの公爵様から、まさかの執着と溺愛。 さらには、呪いが解けたことで領地は国一番の豊かさを取り戻していく。
一方で、レティシアを捨てた実家は、彼女の『浄化』を失ったことで災厄に見舞われ、今さら「戻ってきてくれ」と泣きついてくるが……。
「私は今、お城の掃除と旦那様のお世話で忙しいんです。お引き取りくださいませ」
これは、掃除を愛する薄幸令嬢が、その愛と魔力で死神公爵を救い、最高に幸せな居場所を手に入れるまでのお話。
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
さようなら、お別れしましょう
椿蛍
恋愛
「紹介しよう。新しい妻だ」――夫が『新しい妻』を連れてきた。
妻に新しいも古いもありますか?
愛人を通り越して、突然、夫が連れてきたのは『妻』!?
私に興味のない夫は、邪魔な私を遠ざけた。
――つまり、別居。
夫と父に命を握られた【契約】で縛られた政略結婚。
――あなたにお礼を言いますわ。
【契約】を無効にする方法を探し出し、夫と父から自由になってみせる!
※他サイトにも掲載しております。
※表紙はお借りしたものです。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる