仮 弐

其の九 淫獄転生 其の弐 淫蕩遊戯 其の児獣破恥

　……一般的な調教では、子供達の脳の報酬系に特殊な寄生蟲を入れて、感じる性的快感を大きく増幅する増感術（エクスタシー）や、子供達の全身の全ての性感帯を、一気に開発する破快術（オーガズム）等が有名だったのです。
　……また、少年少女達の性的絶頂（オルガスムス）を固く封印して、絶頂出来無くする貞操術（セックスカバー）も有名で、性的に絶頂する直前の、最も性的快感が強い状態が、昼夜常に持続するのでした。

　……そして、此れ等の、増感術と破快術と貞操術は三つ同時に、人間族の全裸の愛玩童達に施術するのが一般的で、彩淫刻（スティグマ）とか三種の性起とか呼ばれ、三つの性改（トリニティー）の施術を終えた人間族の少年少女達は、丸了（マーク）の小さな刺青を、少年達は性器（セックス）の亀頭の粘膜に、少女達は陰核（クリトリス）の粘膜に、稚児針で彫られたのです。
　……額に、丸了の刺青の有る、人間族の全裸の少年少女達は、常に激しい性的快感を感じ続けており、昼夜、自慰（オナニー）を繰り返し続けたのでした。
　……そして、可愛（あい）らしく、幼い性的絶頂（オルガスムス）を繰り返し続けたのです。