【R18】超女尊男卑社会〜性欲逆転した未来で俺だけ前世の記憶を取り戻す〜

広東封建

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一章

5-奴隷ランク

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「さぁ~て、それでは待ちに待った精通式を始めまぁ~す! 奴隷の皆さんは渡された精通誘発剤を飲んでくださいねぇ~!」

「ワァーーーッ!」

 夏美の掛け声と共に精通式が開始された。
 俺を含め100人程いる奴隷の少年達がステージ上に並ばされ、調教員に錠剤と水を渡される。
 そして恐る恐る口に含むと、一人、また一人と怪しげな薬を飲み込んでいった。

 俺も意を決して薬を飲む。
 今のところ体に変化はないようだ。

「この精通誘発剤は即効性ですが、確実に精通を促す薬となっておりますので、オチンチンを刺激された奴隷君達はなす術なくミルクをピュッピュしちゃいまぁ~す!
 このお薬には催淫成分や勃起成分は入っておりませ~ん。
 で・す・がぁ、一度出してすぐに萎えちゃったり女性を満足させられないようなイケナイ子はぁ、別の強力なお薬を注射してセックス廃人の強制便所行きコースにされちゃいますからぁ、皆さん頑張って先生達を楽しませてくださいねぇ~!」

 夏美が右手に持った注射針から液体を『ピュッ』と出しながら、笑顔で発破をかける。

 今の世の中の男達は性欲がないため、強制的な刺激で射精させられても、性行為に喜びを覚えることはない。
 そのため、男が性交に快楽を感じるには薬物を使うしかない。
 だがその薬物は肉体への刺激を強制的に快楽へ変換するもので、ひとたびそれを味わえば永久にその快楽を求めるだけの廃人となる。
 また性への嫌悪感や拒否感は変わらないまま、強烈な電気信号によって無理矢理快楽を送り込まれるため、心と体の欲求が一致しない状態となり精神が完全に崩壊してしまう。

 そうなればもはや人ではなくなる。
 とはいってもこの世界で人間は女だけで、元から奴隷の俺達は人間としては扱われていないのだが……

 せめてわずかな尊厳を守るため、これから俺達奴隷による必死のご奉仕活動が繰り広げられる―――


「―――さぁそれではまず10人ずつ番号を呼びますので、呼ばれた子は前に出てきてくださぁい!
 1人の奴隷につき3人の調教員が付きますので、先生達を一所懸命気持ちよくさせてくださいねぇ~!
 では最初はF-23701君、F-23702君……」

 まず最初の10人が呼び出され、ステージ上に敷かれたマットの上に寝かされた。
 今からここで、調教員30人を含めた40人による公開同時乱交セックスが行われる。
 ここには他のクラスも含めて100人程の奴隷が集められているため、今から数百人規模の同時セックスがこの場で行われるのだ。

 この時代はかつてのようなスポーツやテーマパーク、映画、芸術といった様々な娯楽も健在であるが、それらは昔と比べて大きく様変わりしている。
 女性にとっては性への欲求が何よりも勝るため、セックスが一番の娯楽と言ってもいい。

 そして今日この日を境に世に奴隷として放たれる俺達は、女達にとってはさしずめ昔でいう新人アイドルのオーディション会、または新酒の解禁日といったところ。
 もちろん女の中にも初モノが好きな人や、熟練の腕を持つベテラン奴隷が好きな人等、性の趣向は様々であるが、日本中の女達が各地で行われるこの精通式に注目を寄せ、俺達奴隷の筆下ろしを餌に自身の性欲を発散している。

 そんな日本中の女達からの熱い視線を受けながら、最初の奴隷達による精通の儀が始まった―――


『パンッパンッパンッ!』

「ほらぁ~! 初搾りチンポ汁をオマンコにたっぷりぶちまけなさいっ!」

『クチュクチュクチュクチュッ!』

「っっああ~~~そうよっっ! もっとオマンコグチョグチョ掻き回してぇ~~!」

『ヌチュッ! グチュッ! グチュチュッ!』

「舐めろ! 舐めろ! ほら舐めろっ! おいマンコ舐めろって言ってんだろ!」

 式はほぼ女達による一方的な凌辱会場となっていた。
 奴隷達が味わう初めてのセックスと射精とあって、女達の興奮はピークに達し、その強引さと激しさは普段の調教の比ではない。しかも―――

「あぁああーーー!! あぐっ! あぐああぁぁあーーー!!」

『ドピュッ! ドピュルルッ!! ピュルルルッ!!』

 少年達は行為開始後すぐに精通させられ、その後何度射精しても止まることなく搾り取られる。
 皆絶え間ない責めに意識を保つだけで精一杯だった。

 すると一人、また一人と今まで真っ白だった首輪のランプが赤く点滅し、首輪全体の色が多くが青か緑、一人だけが黄色に変わっていた。

「はーい。ランクが決まった子達は行為を終えて色ごとに集まってくださ~い」

 夏美に促され、行為を終えた少年達がヨロヨロとステージ袖に集合していく。
 青の首輪をした者達はCと書かれた円に集められ、緑はB、そして唯一黄色の少年はAの場所にそれぞれ分かれた。
 どうやら首輪の色ごとに奴隷ランクが分かれているらしいが、やはりAランクになれる奴隷は少ないようだ。

 Cランクの集団は流石に落ち込んだ表情を隠せず、Aランクになれた少年はやや嬉しそうだ。

 とはいっても性奴隷として扱われる運命に大した違いはないのだが、奴隷という立場においても幾分かの格差が生じるのが社会というシステムの通例だ。

 ひとまずDランクにされた子達はいないようだ、と俺が安堵の溜め息をついていると―――

「あーもーこの子もう萎えちゃった! ぜんっぜん楽しめなかったんだけど~!
 仕方ないなぁ……アレ、打っちゃおうかなぁ~?」

「ヒッ……! やめ…やめてぇ……!」

 とある少年の上に跨っていた調教員の女が、先ほど夏美が見せた注射器を手に取った。
 そして他の二人が楽しそうにニヤつきながら、少年の腕を強引に押さえる。
 そして注射針が腕に刺され、中の液体が血管に注入されていく。すると―――

「―――あっ……ぁぁあああああああっ!」

 薬を打たれた少年は目を見開き、全身を震わせながら股間をビキビキと勃起させた。

「は~い便所行き決定~。ほら出来たてほやほやのガンギマリチンポをオマンコに入れてイキまくりなさ~い」

「はっはっ……オマンコ……オマンコ……!」

 先程まで苦しそうに犯されていた少年が、目をギラつかせながら女のアソコに硬くなった肉棒を入れる。

「ああーーーっ! あああーーーっ!! ぎもぢっ……ぎもぢいいぃいーーーっっ!!」

『パチュンッパチュンッパチュンッ!』

『ドピューーッピュルルルーッ!』

 少年は目を白くしながら絶頂し、射精しながらなおも腰を突き続けた。
 今までにない快楽にヨガる姿に女達も興奮し、行為に及んでいる調教員だけでなく観客席やスクリーンから大きな歓声が飛び交う。

「この子ももうダメね。薬こっちにも一つちょうだーい」

「こっちもお願~い。この子の愛撫単調過ぎてもう飽きちゃった」

 そして別のところでも、気絶してしまった少年や息も絶え絶えの少年を見限り、調教員達が次々に薬を打ち込んでいく。
 結局、後に残った少年全員が薬を打たれてDランク便所行きにされてしまった。

「ウヒヒヒッ! グヒッ! グヒヒッ!」

 薬を打たれた少年達は人外の表情を浮かべながらヨダレを垂らし、ただひたすらに女達の身体をむさぼっている。

「気持ちいい!? 気持ちいいでしょ!? 奴隷にとってはDランク便所行きだけが気持ちよくなれて一番幸せなんだから、悦んで精液を出しまくりなさい!」

『ドピューーーッ! ビュルルルッ! ビュクッ!」

 Dランクの少年達が女に言われるがまま、無惨に精液を放出し続ける。
 そして彼らの首輪はDランクの証である、漆黒の闇色に染まっていった。


 ―――果たしてこれが本当に幸せと呼べるのか?

 確かにDランクに堕とされた少年達は、皆極限の快楽によがり狂っている。
 だがそこにはもはや人格などなく、本人の意思や尊厳など何も残っていない。
 彼等はただひたすらに、涙を流しながら雄叫びをあげるだけの傀儡と化してしまったのだ。

 それがどうして幸せに思えるだろうか―――

 あまりにも悲惨なDランクの末路をまざまざと見せつけられた俺達は、皆恐怖に震え上がった―――
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