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19.疑惑と失意と欲望 side快斗
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―――――樹の態度がおかしい―――――
スマホを置きに行くと裏に戻ったが、戻りが少し遅いのと明らかに顔が赤い。
理由を聞いてもはぐらかされた。
今、裏には昴流さんと隼人さんだ。
あの二人は恋人同士だと、俺の直感がそう言ってる。
(・・・おそらく何かを見てしまったとか?)
休憩から戻ってきた昴流さんに、何か囁かれている。・・・樹顔に出すぎ・・・。
その直後、昴流さんと目が合うと小さく舌を出してウインクされた。
(・・・バレてるな。まぁ、お互い様だけど)
何事もなくバイト時間が終わり、ロッカールームに戻ると、また樹の顔が赤くなった。暑いとかバレバレの誤魔化しまで言うし、昴流さんに何かされたのか?!
・・・それは無いか。隼人さんを大事にしてそうだしな。
モヤモヤしたまま夕飯をすませたが、今日はもう部屋に戻るって言われた。
止めることも出来ないし、ましてや理由を追求する権利もない。
樹がいなくなった後は、何もする気がおきずベッドに横たわった。
(もしかして、何か見たのかな?・・・本と違って現実は無理とか?)
壁の向こうに樹がいるのに手が届かない。
「樹・・・」
すがるように体を壁に密着させ、諦めにも似た溜息を一つつく。
すると、トンと小さな衝撃が伝わってきた。
樹がすぐ隣にいるのだと思い、しばらくそのままでいると、小さなうめき声が聞こえてきた。
(・・・えっ?!)
思わず、耳を壁にくっ付けた。押し殺すように聞こえる、樹の甘い声。
その声に、俺のペニスは勃起を始めた。膝立ちのままペニスを取り出し、樹の声に集中する。
達しただろう声が聞こえた。その声にさらに反応して、痛いくらいに勃起しだした。
「あぁ、樹・・・」
溢れ出るカウパー液で俺のペニスはもうヌルヌルで、いつもの妄想の中の樹にその声を当て嵌める。
妄想じゃなく、現実に感じている樹の声。少し高くてカワイイ鳴き声。
「はぁ・・樹、カワイイ・・もっと聞かせて・・」
俺のペニスで鳴いている樹を想像する。ぐちょぐちょになった樹のアナルに出入りする俺のペニス。
かすかに樹の息づかいが荒くなるのが聞こえる。
「樹、イキそうなんだね。はぁ、あぁ、俺もイクよ・・出すよ、樹!」
かすかに聞えた樹の”イク”という言葉と同時に、俺のペニスから勢いよく精液が飛び出した。
「はぁ、はぁ・・・樹、俺を受け止めて・・」
樹の声が聞こえなくなったので、寝てしまったのだと思った。
聞いてしまった樹の甘い声に俺の興奮は冷めることはなかった。
「はぁ、はぁ、樹・・ごめん樹。・・・止まらないんだ・・・」
ペニスを扱く手が自分の意志と反して止まらない。カウパー液と精液でぐちゃぐちゃな俺のペニス。
行き場のない思い。いっそ壊した方が楽になれるのはわかってる。
でも、壊したくない。樹の代わりもいらない。樹だけが欲しい。
「はっ、あぁ、あぁ!樹・・・!!」
樹を抱く妄想で何とか自分を保っている。
いつまで保てるかわからないけど、保てなくなったら樹から離れないといけない。
それまでは、このままで―――――。
―――――翌日、俺は樹から衝撃の質問をされた・・・・・。
スマホを置きに行くと裏に戻ったが、戻りが少し遅いのと明らかに顔が赤い。
理由を聞いてもはぐらかされた。
今、裏には昴流さんと隼人さんだ。
あの二人は恋人同士だと、俺の直感がそう言ってる。
(・・・おそらく何かを見てしまったとか?)
休憩から戻ってきた昴流さんに、何か囁かれている。・・・樹顔に出すぎ・・・。
その直後、昴流さんと目が合うと小さく舌を出してウインクされた。
(・・・バレてるな。まぁ、お互い様だけど)
何事もなくバイト時間が終わり、ロッカールームに戻ると、また樹の顔が赤くなった。暑いとかバレバレの誤魔化しまで言うし、昴流さんに何かされたのか?!
・・・それは無いか。隼人さんを大事にしてそうだしな。
モヤモヤしたまま夕飯をすませたが、今日はもう部屋に戻るって言われた。
止めることも出来ないし、ましてや理由を追求する権利もない。
樹がいなくなった後は、何もする気がおきずベッドに横たわった。
(もしかして、何か見たのかな?・・・本と違って現実は無理とか?)
壁の向こうに樹がいるのに手が届かない。
「樹・・・」
すがるように体を壁に密着させ、諦めにも似た溜息を一つつく。
すると、トンと小さな衝撃が伝わってきた。
樹がすぐ隣にいるのだと思い、しばらくそのままでいると、小さなうめき声が聞こえてきた。
(・・・えっ?!)
思わず、耳を壁にくっ付けた。押し殺すように聞こえる、樹の甘い声。
その声に、俺のペニスは勃起を始めた。膝立ちのままペニスを取り出し、樹の声に集中する。
達しただろう声が聞こえた。その声にさらに反応して、痛いくらいに勃起しだした。
「あぁ、樹・・・」
溢れ出るカウパー液で俺のペニスはもうヌルヌルで、いつもの妄想の中の樹にその声を当て嵌める。
妄想じゃなく、現実に感じている樹の声。少し高くてカワイイ鳴き声。
「はぁ・・樹、カワイイ・・もっと聞かせて・・」
俺のペニスで鳴いている樹を想像する。ぐちょぐちょになった樹のアナルに出入りする俺のペニス。
かすかに樹の息づかいが荒くなるのが聞こえる。
「樹、イキそうなんだね。はぁ、あぁ、俺もイクよ・・出すよ、樹!」
かすかに聞えた樹の”イク”という言葉と同時に、俺のペニスから勢いよく精液が飛び出した。
「はぁ、はぁ・・・樹、俺を受け止めて・・」
樹の声が聞こえなくなったので、寝てしまったのだと思った。
聞いてしまった樹の甘い声に俺の興奮は冷めることはなかった。
「はぁ、はぁ、樹・・ごめん樹。・・・止まらないんだ・・・」
ペニスを扱く手が自分の意志と反して止まらない。カウパー液と精液でぐちゃぐちゃな俺のペニス。
行き場のない思い。いっそ壊した方が楽になれるのはわかってる。
でも、壊したくない。樹の代わりもいらない。樹だけが欲しい。
「はっ、あぁ、あぁ!樹・・・!!」
樹を抱く妄想で何とか自分を保っている。
いつまで保てるかわからないけど、保てなくなったら樹から離れないといけない。
それまでは、このままで―――――。
―――――翌日、俺は樹から衝撃の質問をされた・・・・・。
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